新型エクストレイル の燃費ってどうなの?
結果から言うと、
カタログ燃費16.4km/L、実燃費12.3km/L。
※2WD ガソリンの場合
でも、これって妥当?
4WDは? ハイブリッドは? 旧型は? 他の車は・・・?
そんなモヤモヤ、多いですよね。
この記事では、日産エクストレイルの実燃費を徹底的に比較しました。
わかりやすくお伝えします。
SUVに乗ってみたいあなたの、お金の疑問をマルッと解決してみましょう。
※この記事の実燃費はe燃費を参考にまとめています。
目次
人気SUVで1番お得なエクストレイル
人気SUVミドルサイズの新車価格を比較しました。
【ガソリン車】
人気SUV ガソリン | 新車価格 |
---|---|
エクストレイル | 219~325万円 |
CX5 | 246~352万円 |
ハリアー | 279~389万円 |
【ハイブリッド車 】
人気SUV ハイブリッド | 新車価格 |
---|---|
エクストレイル | 267~328万円 |
CX5 (Diesel) | 257〜388万円 |
ハリアー | 371~459万円 |
※CX5はハイブリッドがないのでディーゼルで比較
日産エクストレイルは、ライバル車との販売価格よりグッと安く設定されています。
CX5とは27~60万円の差があり、ハリアーに関しては60~131万円の差があります。
すごい差額ですね。
131万円もあれば、同じ日産のマーチが買えてしまいます・・
お手頃な価格設定なのもあり、売れに売れています。
【2018年SUV4WD販売台数】
1位 日産エクストレイル 50,234台
2位 トヨタハリアー 44,960台
3位 マツダCX-5 38,265台
なんと、SUV 4WD 販売台数 No.1!
引用:公式HP
エクストレイル 事前情報
- 人気SUVの中でもお得に買える
- 2018年SUV 4WD販売台数No.1
他のSUV車と比べて格段に安く、なおかつNO.1の売上実績があるというのは魅力的ですよね。
そこで、気になるのは燃費。
車両価格が安くても、燃費が悪ければ維持費が高く付きますからね。
では、駆動式やエンジンによってどのくらい実燃費が変わるかを見てみましょう。
実燃費比較〈2WD vs 4WD〉
2WDと4WDの実燃費を比較しました。
【新型エクストレイル実燃費】
駆動式 ガソリン | 実燃費 | カタログ燃費 |
---|---|---|
2WD | 12.3km/L | 16.4km/L(達成率75%) |
4WD | 11.0km/L | 16.0km/L(達成率69%) |
見た目は同じですが、軽量な2WDの方が少しエコ。
口コミによると、街乗り・高速に関わらず、実燃費1〜2km/Lの差が出ます。
【年間ガソリン代】
駆動式 ガソリンT32 | 年間ガソリン代 |
---|---|
2WD | 110,824円 |
4WD | 123,484円 |
ガソリン代の差額 | 12,660円 |
※年間1万km走行で計算
ガソリン代でいうと、年間約1万3千円の差です。
2WDの新車価格は20万円ほど安いです。
さらに年間のガゾリン代が、1万3千円ほど安くなります。
安さを求めるなら、断然2WDでしょう。
「SUVの魅力は4WDにあり」といっても過言ではありません。
4WDだけにある運転席と助手席間の、切り替えダイヤル。
ひとたび替えれば、4つのタイヤで力強く走り、雨の日の安全性や安定感が違います。
パワフルで安定した走りを求めるなら、迷わず4WDです。
「4WDが気になるけれど価格で2WD」という方は、中古車を探すのも手ですよ。
ただし、中古価格をしっかり比較してくださいね。
新型エクストレイル2WDは、海外需要が高く価格が下がりにくいのです。
「2WDと4WDの中古の価格差が思ったほどない」という事も珍しくないんですよ。
ポイント
- 新車の価格差 20万円(中古は価格差がない事もあり)
- 燃費の差 1〜2km/L (ガソリン代で年間1万3千円)
- SUVならではのパワーは4WD
実燃費比較〈ガソリン vs ハイブリッド〉
ガソリンとハイブリッドの実燃費の違いはコチラ。
【2WD(ガソリンvsハイブリッド)】
エンジン | 実燃費 | カタログ燃費 |
---|---|---|
ガソリン | 12.3km/L | 16.4km/L(達成率75%) |
ハイブリッド | 13.6km/L | 20.6km/L(達成率66%) |
【4WD(ガソリンvsハイブリッド)】
エンジン | 実燃費 | カタログ燃費 |
---|---|---|
ガソリン | 11.0km/L | 16.0km/L(達成率69%) |
ハイブリッド | 12.5km/L | 20.0km/L(達成率63%) |
意外にもハイブリッドとの燃費差は、たった 1〜2km/L (ガソリン代で1万3千円)。
しかも、新車価格はハイブリッド車の方が40万円高いんです。
ハイブリッドの浮いたガソリン代で40万円分の元を取るには、20年以上かかります。
「あれ、あんまりお得じゃない?」
そうなんです。
だから新車販売台数は、ガソリン車が8割を占めています。
ハイブリッド = 経済的だとは限らないのです。
ハイブリッド真のコンセプトは走りの良さ。
通常エンジン147馬力に対し、ハイブリッド合計出力は182馬力とパワフル。
そもそもエクストレイルが根強く売れ続ける秘密は、こびない本格的な走りにあります。
街乗りや日常向けになっていく、最近のSUV市場。
そんな中、エクストレイルはSUVらしい走りを堪能できる走行性能が支持されているのです。
その頂点といえるのが、このハイブリッド。
8割ガソリン車なら「8割知らない、走りがある」という事。
力強い加速・走行時の静かさ・安定感のある走りはハイブリッドだからこそ。
エンジンとモーターを効率よく使い分け、日常離れした一時を楽しめるでしょう。
また、エクストレイルのハイブリッドは「値引きできる」傾向もあります。
通常エコカーは、値引きが効きにくいですが「8割ガソリン車」の恩恵かもしれません。
オプション込の新車値引きで25〜35万円の実績が出ています。(2018.11〜2019.4)
ポイント
- 新車の価格差 40万円(値引き25〜35万円できる可能性あり)
- 燃費の差 1〜2km/L (ガソリン代で1万3千円)
- 頂点の走りはハイブリッド
実燃費比較〈旧型 vs 新型〉
旧型と新型の実燃費の差はコチラ。
型式 2WDガソリン | 実燃費 | カタログ燃費 |
---|---|---|
旧型T31 | 8.2km/L | 14.0km/L(達成率58%) |
新型T32 | 12.3km/L | 16.4km/L(達成率75%) |
新型は、旧型に比べて4km/Lも燃費が良くなっています。
引用:グーネット
エンジンは同じMR20DD型で、旧型の走りも素晴らしいんですよね。
アウトドアを象徴するような見た目から、あえて旧型を選ぶ方もいます。
旧型は、新車で50万円以上安く販売されていましたが、中古価格はさらに魅力的!
初期の20年式は100万円から、25年式の高いもので240万円程です。
引用:グーネット
新型の魅力は、なんと言っても洗練されたスポーティーな外観。
もちろん、本格的な走行性能を兼ね備えています。
さらに最新技術や、安全装置が充実。
〈オススメ最新技術・安全装置〉
- 安心の、踏み間違い衝突防止アシスト。
- 快適な乗り心地を実現する、世界初・振動抑制システム。
- 運転中の接近物に反応する、精密なブザー。(音量は調整してくださいね)
- 上空から見下ろすような映像がナビに映る、パーキングアシスト。
引用:公式HP(画像:パーキングアシスト)
〈サイズ比較 (単位mm)〉
- 旧型T31 (全長4635/幅1790/高さ1700/室内幅1450)
- 新型T32 (全長4640/幅1820/高さ1715/室内幅1535)
「旧型の方が運転しやすい」という声もあるように、新型のサイズは大きくなりました。
「日本の道路では幅1800mmまでの車が扱いやすい」と言われています。
しかし、新型T32は2cm超えただけの大きさです。
どっしりとした重厚感をもちつつ、融通が効く使い勝手の良さも持ち合わせています。
SUVミドルサイズで、かゆいところに手が届く極めて運転しやすい車です。
ポイント
- 新車の価格差 50万円(旧型中古は100万円から探せる)
- 燃費の差 4km/L (新型は燃費が良くなった)
- 都会的な外観や、最新技術を搭載した新型
エクストレイルを選ぶ基準〈燃費でなければナニ?〉
2WDと4WD、ガソリンとハイブリッド、いずれも実燃費の差は2km/Lほど。
駆動式やエンジンの違いでは、あまり燃費に差が出ない事が分かりました。
自分に合うエクストレイルを、選ぶ基準はコチラです。
選ぶ基準のまとめ
- 徹底的に安く→2WD+ガソリン
- 街乗りでエコ重視→2WD+ハイブリッド
- SUVのパワーを経済的に→4WD+ガソリン
- エクストレイル頂点の走り→4WD+ハイブリッド
ここで、ちょっと補足です。
エクストレイルの実燃費は、季節で5km/Lほど変化します。
冷えたエンジンの温めやエアコンの使用で、寒い冬は燃費が落ちやすいのです。
また、市街地の渋滞など、ストップ&ゴーは燃費を悪くするので要注意。
燃費は運転状況に左右されるため、口コミ評価にもバラツキが見られます。
ですが、購入した方の70%以上が燃費に満足しているんです!
季節の良い時期に高速で遠出し、カタログ燃費の16km/Lを出す方もいます。
以下のことに気をつけてみると、さらに燃費が良くなりますよ。
〈燃費向上ポイント〉
- 優しくアクセルを踏む
- エンジンオイルは綺麗に保つ
- タイヤの空気圧を、定期的にメンテナンス
エクストレイルは通常は5人乗りです。
ただし、”グレード20S”のみ7人乗りがあります。
大勢で乗ることが多い場合は7人乗りが人気ですが、燃費を考えると5人乗りがいいでしょう。
7人乗りのほうが車両重量が重いうえ、乗車人数が増えればさらに総重量が重くなります。
重くなればなるほど燃費は悪くなるので、燃費の良さを優先するなら5人乗りがオススメです。
CX-5 vs ハリアー vs エクストレイル〈他のSUVも気になる〉
最後に、エクストレイルと、他の人気SUV車を比較してみましょう。
人気SUV 2WDガソリン | 実燃費 | カタログ燃費 | 新車価格(最小) |
---|---|---|---|
エクストレイルT32 | 12.3km/L | 16.4km/L(達成率75%) | 219万円 |
CX5 | 11.0km/L | 16.0km/L(達成率69%) | 246万円 |
ハリアー | 11.4km/L | 16.0km/L(達成率71%) | 279万円 |
人気のSUVミドルサイズの実燃費は、ほぼ横並びと言えるでしょう。
現在の調査では、エクストレイルが一番良い実燃費を出しました。
販売価格・実燃費ともに、エクストレイルが良心的であることが分かりました。
まとめ
世界的に人気が高まるSUVシリーズ。
その中でも熱いのが、重厚感あるミドルサイズ。
そして、SUV 4WD販売台数No.1を誇るのが、エクストレイルなのです。
人気の理由はさまざま。
「カッコいい」
「本格走行」
「お手頃」
「最先端」
「安全安心」
「運転しやすい」
引用:公式HP
実際に私も乗ってみました。
運転席からの広い視野が、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。
ルックスだけでなく内面も素敵な印象でしたよ。
日常を少し格上げできる車かもしれませんね。
ぜひあなたも、試乗に行ってみてください!