マツダ車国内向け最上級!
新型CX-8の内装を徹底的に調べました。
2017年12月14日のお披露目以降、注目を集め続ける3列シート装備の新型SUV!
今回は、グレードごとで異なる内装について調査しました。
「2、3列目のリクライニングはどうなの?」といった疑問を、丁寧に説明していきます。
目次
CX-8のグレードごとに異なる内装
CX-8のグレードは、XD、XD PROACTIVE、XD L Packageの3種類。
それぞれの内装を紹介していきます。
シートの色と素材
シートはグレードによって違います。
XD、XD PROACTIVE:クロス・ブラック
引用:マツダCX-8公式サイト
XDとXD PROACTIVEのシートは、ブラック・クロス。
クロスと言えど、重厚感あるシックなデザインです。
引用:マツダCX-8公式サイト
肌触りが良くホールド感のあるクロスシートは、少し光沢がかかり上質な仕上がりになっています。
また、クロスは通気性が良いので、蒸れを防いでくるというメリットもあります。
暑い夏でも快適なドライブが楽しめますね。
XD L Package:ナッパレザー・ピュアホワイトorディープレッド
ディープレッド
ピュアホワイト
引用:マツダCX-8公式サイト
”XD L Package”のシートは、ディープレッドとピュアホワイトの2色から選べます。
素材はナッパレザーで、高級車によく使用されています。
ちなみに、「ナッパレザー」の由来は、アメリカのナパ地区で作られる牛革だからです。
他の革に比べると、しなやかで柔らかく、とても馴染みやすい特徴があります。
いわゆる「ええ革はええ味だします」ってやつです(笑)
しかし、しなやかで馴染みやすい反面、耐久性は少し劣ります。
その理由として、「ええ味」を出すために、薄く塗膜が施されているからです。
「耐久性が低いなら選択するのも踏みとどまってしまうなぁ」
と考える方もいるでしょう。
しかし、それでもおすすめできるポイントがあります。
まず、正しく手入れすれば長持ちするので、およそ5年以上の耐久年数が見込めます。
5年、10年と長く乗れば乗るほど愛着も沸くので、正しく手入れすることで、自分好みのシートを手に入れられます。
高級車に使用されることの多い、このナッパレザー。
なかでもメルセデス・ベンツには一級品が使われているんだとか。
シートタイプ
セカンドシートは3つのタイプがあります。
7人乗り 6:4分割可動式ベンチシート
引用:マツダCX-8公式サイト
全グレードで選択可能な、6:4分割可動式ベンチシート。
ベンチシートのメリットは、2列目と3列目のシートを倒せばフルフラットになること。
車中泊を考えている方には、外せないポイントでしょう。
ちなみに、7人乗車可能な国産SUVは 、全部でたった6台しかないって知ってました?
プラド、エクストレイル、アウトランダー、パジェロ、エクシーガ、そしてCX-8。
家族で出かける週末のレジャーや親子3世代の小旅行には、7人乗りは頼もしい存在ですよね。
6人乗り キャプテンシート&角度調整機構付アームレスト (センターウォークスルー)
引用:マツダCX-8公式サイト
”XD”と”XD PROACTIVE”で選択可能なシートタイプ。
キャプテンシートのウォークスルー仕様です。
やはり、最大の特徴は2列目の間から3列目へ行けちゃうこと。
小さな子供って好奇心が抑えきれずに、ちょっとした停車時間でも車中を移動したがりますよね?
そんな好奇心旺盛な子供も長時間ドライブが楽しくなるのが、このウォークスルー。
ママのイライラも減るかも!?
また、お子さんの手がお菓子でベトベトになっても、ママがサッと後ろの席へ行って拭いてあげられます。
いちいち車から降りなくても後ろの席に行けるのは楽ですよね。
6人乗り キャプテンシート&セカンドシートアームレスト付 (コンソールボックス)
引用:マツダCX-8公式サイト
最上級クラス”XD L Package”で選択可能なシートタイプ。
コンソールボックス仕様のアームレスト付きで、上質な大人の空間を演出してくれます。
特徴は、ひとつずつの座席をゆったりと広く作り上げた、この贅沢な空間。
引用:マツダCX-8公式サイト
キャプテンシートの間には2つのカップホルダーも完備され、至れり尽くせりです。
お子さんや奥さんが、ゆっくりとくつろげます。
さらには、シートごとに調整が可能なシートヒーターが設置されています。
2列目のクオリティーは、もしや1列目よりも快適なんじゃないか?というほどの仕上がりです。
ただし、コンソールボックスは固定されています。
3列目への乗り込みはベンチシートと同様、2列目シートを前にスライドする方法です。
2列目、3列目って広い?
同じSUVの中で最大級のサイズを誇る、ランドクルーザーと室内サイズを比較してみました。
室内長 | 室内幅 | 室内高 | |
---|---|---|---|
ランドクルーザー | 2520 | 1565 | 1240 |
CX-8 | 2690 | 1540 | 1250 |
単位:mm
なんと、CX-8の室内はランドクルーザーより広いのです!
車幅では劣っていますが、それはCX-8が日本の道路に合わせて設計されているからです。
室内を広く保ちつつ、ハンドリングが効くサイズ感をキープしているんです。
さすがにアルファードなどのミニバンと比べれば、天井は低くなりますけどね。
室内はかなり広く作られているので、2列目、3列目に座ったとしても窮屈に感じることはありません。
実際に3列目シートに座った動画がありますので、参考にしてみてください。
175cmの男性が座れていますね。
3列目に大人の男性が座れるのは、かなりの広さがあるということです。
3列目の乗り心地や安全性などは、以下の記事に詳しく書いてあります。
-
CX-8の3列目ってどんな感じ?安全性や広さは?さっそく調べてみた
最近何かと話題のマツダのCX-8。 テレビCMでもよく見かけますよね。 「コンパクトカーに乗っているけど家族が増えたし、3列目シートまである車が欲しい。」 「週末はゴルフも行くし、収納スペースがある車 ...
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リクライニングの角度はどのくらい?
次に、気になるリクライニング機能について見ていきましょう。
シートによって角度が異なります。
シートタイプ | リクライニング角度 |
---|---|
7人乗りベンチシート | 30℃ |
6人乗りキャプテンシート | 42℃ |
キャプテンシートはベンチシートに比べてリクライニングの角度がある分、乗り心地は数段上がります。
ただし、3列目シートにはリクライニング機能はありません。
また、ベンチシートは6:4分割のため、真ん中に座っている人は隣の人と1つのシートを共有します。
「もう少しスライドしたいけど隣の人に申し訳ない」と気になっちゃいますね。
その点、キャプテンシートは左右別々のスライドが可能。
遠慮せずに、各々が自分のポジションを確保できるのです。
キャプテンシートは、リクライニング角度や独立スライドなど、ゆったりとくつろげる作りになっています。
座り心地を重視するのであれば、キャプテンシートがオススメです。
シートアレンジを紹介
乗車人数によって、いろいろなパターンができます。
引用:マツダCX-8公式サイト
このように、用途に合わせた幅広いアレンジが可能です。
そして、ラゲッジスペースの奥行きはこちら。
通常時 | 500 |
---|---|
3列目格納 | 1225 |
2列目格納 | 2200 |
単位:mm
幅は1015mmなので、2列目まで格納すれば2200mmx1015mmの広さがあります。
日本人男性の平均身長は170.7㎝ですが、車中泊ができるほどのスペースは十分にあります。
もっとおしゃれに!おすすめのカスタムを紹介
カスタム方法はいろいろありますが、あれもこれもとやっていてはお金が追い付かない!
ここだけは押さえておきたい、おしゃれカスタムを紹介します。
アルミペダルセット ¥21,919(税込)
引用:マツダCX-8公式サイト
運転席はシルバーのアクセント、「アルミペダル」!
この武骨感、たまりませんね。
モチベーションもグーッと上がります。
フットランプ&イルミネーション(ブルー:1列目+2列目+3列目)¥41,904(税込)
引用:マツダCX-8公式サイト
足もとを照らすブルーのイルミネーション。
なんともムーディーな雰囲気ですね。
光の色はホワイトもありますが、個人的にはブルーがおすすめ。
ちょっとお値段は張りますが、こんな贅沢なカスタムも憧れます。
1列目のみ、1列目+2列目のみも可能ですよ。
コンソールボックストレイ ¥1,790円~
「収納が少ない。」
「ボックスティッシュや小銭を置いておく場所がない。」
内装では、収納面での不満の口コミが多数ありました。
そんな収納面で活躍するのが、コンソールボックス内の整理棚!
コンソールボックス内の構造も1列目と2列目は同じで、USB端子、カップホルダーがあります。
「かなり底が深く、使いづらい」と感じる人もいるので、トレイを入れることで抜群の使いやすさになります。
ネットで安く売っているので、ぜひ検討してみましょう。
整理棚を使用することによって車内の収納スペースができ、より快適なドライブを楽しむことができます。
純正品でも、こんな収納アイテムがありますよ。
シートバックポケット ¥10,296円(税込)
引用:マツダCX-8公式サイト
オシャレなカスタムも良いですが、快適性をアップさせるための実用的なカスタムもオススメです。
運転中も楽しく「Be a driver!!」
車を買うのは一大イベントです。
自分好みにカスタムし、唯一無二のCX-8を完成させましょう。
まとめ
引用:マツダCX-8公式サイト
ポイント
- XD L Packageのシートはピュアホワイトとディープレッドが選択可能。
- XD、XD PROACTAVEのシートはブラックのみ。
- XD L Packageのシート素材は、ナッパレザー(本革)。
- XDとXD PROACTAVEシート素材は、クロス生地。
- リクライニングはベンチシートが30℃、キャプテンシートが42℃、3列目はなし。
- 室内はランドクルーザーよりも広い。
- フルフラットになるベンチシートなら車中泊が可能。
ゆったりとした室内空間を確保したCX-8は、SUVの中でもかなり広めの設計です。
3列目の乗車もスムーズにでき、ファミリー使用にもオススメの一台。
自分流にカスタムして、唯一無二の一台を目指しましょう!
購入検討中の方は、ぜひ一度試乗してみてください。