最近何かと話題のマツダのCX-8。
テレビCMでもよく見かけますよね。
「コンパクトカーに乗っているけど家族が増えたし、3列目シートまである車が欲しい。」
「週末はゴルフも行くし、収納スペースがある車が必須。」
今回は、そんなあなたのためにCX-8の3列目シートの使い勝手や安全性を詳しく調べてみました。
目次
3列目の広さはどれくらい?
出典:公式サイト
まず、3列目シートの広さですが、もちろん大人も座れます。
足先を座席の下に入れられるようになっているので、ゆったりとした空間になっています。
子供や女性なら余裕で座れます。
ただ、男性にはちょっと窮屈かもしれません。
もっと詳しい全体的なサイズの情報が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
3列目にチャイルドシートを置いても大丈夫?
チャイルドシートですが、3列目に置きたいという方も多いのではないでしょうか。
ですが、その考えは危険ですよ。
チャイルドシートは2列目にセットしよう
CX-8はしっかりとした追突実験もやっていて、80km/lの追突実験でも原型をとどめるまで耐えていました。
しかし、追突実験はあくまで1400kgの小型車で行われています。
高速道路で大型トラックが後ろから突っ込んできたら……。
想像するとゾッとしませんか。
追突事故を考えると、2列目にチャイルドシートを装着するのが安全と言えます。
ですので、3列目にチャイルドシートを置くのはやめましょう。
また、3列目は広いとはいえ、2列目に比べると狭くなります。
おむつの交換など、子供のお世話をするには窮屈で大変です。
チャイルドシート固定ロアアンカレッジ&トップデザーアンカレッジ
出典:公式サイト
2列目には子供用の安全装置がついています。
衝突時にトップデザーという部品がチャイルドシートを固定してくれているので、頭を打つことを回避してくれます。
isofix対応チャイルドシートに取り付けが可能です。
https://twitter.com/gsyApua/status/1046202135895916545
3列目の安全性は大丈夫なの?
3列目は追突されたときのことを考えると、運転席や2列目にくらべると安全とは言えません。
できれば子供を乗せたくないですよね・・・。
ですが、2つの安全機能もついています。
後ろから大型車に追突されてしまったら一巻の終わりですが、多少の事故ではこの安全機能が役立つでしょう。
荷物侵入抑制機構リアシート
2列目・3列目のシートに装備された機能です。
重い荷物を後ろに積んでる時、不安になる事はありませんか?
私は、急ブレーキの勢いで荷物が座席にぶつかり、ドンッという衝撃に驚いたことがあります。
例えば、大型家具や自転車を積んでいるとき。
急ブレーキを要することがあるかもしれません。
「大丈夫かな……」
不安になりますよね。
ですが荷物侵入抑制リアシートは、強固な部品と独特な構造になっています。
荷台の荷物がリアシートにぶつかっても、頑丈な作りのシートが衝撃を軽減してくれるのです。
もちろん、事故のときも役立ってくれること間違いなし。
衝突時後席乗員滑り込み防止機構
衝突時にシートから滑り落ちるのを防いでくれる機能です。
衝突事故に合ったとき、後ろに乗っている人がフロントガラスを破っては前に飛んで行ってしまうことがあります。
シートベルトをしていてもかなりの衝撃ですので、前に行く力は相当なものです。
そんな時、下半身がシートからずり落ちないように、リアシートが滑り込み防止構造になっています。
衝突の勢いでシートから滑り落ちるのを防いでくれるのです。
ニュースやテレビ番組などをみていても、後ろに乗っていた人が行方不明になることがあります。
怖いですよね、ですがそれだけではありません。
例えば急ブレーキなどで、前の座席に頭をぶつけるようなことってありませんか。
それを軽減するのが、この「衝突時後席乗員滑り込み防止機構」です。
3列目だからって決めつけないで!実際の乗り心地は?
3列目の乗り心地は、けして悪くないです。
シートのクッション性がとてもいいので、振動も揺れも少ないんです。
遮音性も高く、エンジン音や外の風切り音がほとんど聞こえません。
家族での会話を楽しむことができます。
しかし、地面からの「ゴー」というロードノイズは少なからずあります。
試乗のときに確かめてみてくださいね。
また、2列目を一番うしろにスライドしてしまうと3列目が狭くなってしまいます。
うまく調節すれば、大人が座っても快適な乗り心地ですよ。
3列目はリクライニングできるの?
2列目シートにはリクライニング機能が付いています。
しかし、残念ながら3列目にはリクライニング機能がついていません。
背もたれでの調節ができないので、あまり大柄の男性ですと3列目はキビシイでしょう。
乗り降りはどんなかんじなの?
3列目へは、2列目のシートをスライドさせて乗り降りするという仕組みになっています。
こういうのって、どうしても乗り口が狭くなってしまいますよね。
子供なら難なく乗り降りできるでしょう。
しかし大人の場合、女性でもかがむようにして潜り込む感じでの乗り降りになります。
これは仕方ないとしても、1つ問題が。
つかまるところが無いんです。
乗り降りを補助する持ち手がないため、シートやドア開口部に手をかけて乗り降りすることになります。
ドア開口部に手をかけていると、風などでドアが勝手に閉まり指を挟むなんて事故に繋がる危険性があります。
CX-8の3列目の乗り降りに関しては、この掴まる場所がないのを不便に感じている方が多いです。
実際にCX-8の3列目に乗り降りしている動画がありますので、参考にしてみてください。
充実してる収納スペース
次は収納スペースについて紹介していきます。
・3列目をたたんだ場合の奥行き 1100mm
・2列目をたたんだ場合の奥行き 1890mm
・荷室幅 1000mm
・最大荷室幅 1480mm
かなりの大荷物を積めますね。
大型犬でも余裕で動き回れます。
また、パッケージやオプションによってずいぶん変わってきます。
コンソールボックスにUSBがついていたり、3列目の周りにもボトルホルダーや小物入れがついていたり。
ラゲッジスペースには、パンクキットなどの修理道具が収納してあるので安心。
ただし、サウンドシステムを装着した場合は、床下収納が半分ほどの広さになります。
まとめ
結論から言うと、CX-8はミニバンから乗り換えても十分に活用できます。
3列目シートも十分な広さを確保しています。
リクライニング機能がないですが、相当な大柄男性でなければ大人も余裕で座れます。
ただ、チャイルドシート固定機能は2列目シートにしか付いていないので、3列目には取り付けないください。
CX-8にのって海岸線をドライブしてそのままバーベキューをしにいったり、犬も連れて大きい公園へ出かけたり。
最後にきれいな夜景を見て帰る。
そんな生活をしてみたいとは思いませんか。
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