みなさんは、CX-5の後部座席について、どんなイメージをお持ちですか?
「新型CX-5にリクライニング機能が付いたって聞くけど、どれくらい倒れるのかな?」
と思う方もいれば
「特にイメージなんてないけど、広いのかな?乗り心地はどうなんだろう?」
と、思っている方もいるのではないでしょうか。
もしかしたら、旧型のイメージそのままに
「旧型のCX-5と同じで、大して乗り心地は改善されていないんでしょう?」
なんて方もいるかもしれません。
しかし、新型のCX-5は旧型に比べ、後部座席の居住性が格段に向上しているんです。
リクライニングはもちろん、広さも十分に確保され、快適に過ごすための機能がたくさんあります。
CX-5をファミリーカーとして検討している方にもおすすめですよ。
では、CX-5の後部座席について、詳しくみていきましょう。
目次
CX-5の後部座席の広さはどのくらい?
CX-5の後部座席は広く、快適に過ごすことができます。
その理由をみていきましょう。
足元の広さは?
車を選ぶうえで、後部座席の居心地は気になるところです。
特にファミリーカーとして検討するのであれば、家族には窮屈な思いをさせたくないですよね。
でも安心してください。CX-5の後部座席の足元は十分に広いんです。
出典:CX-5公式HP
写真で見ると、少し狭そうだなという印象を受けるかもしれません。
しかし、運転席と助手席の下に足を伸ばせる空間があり、座ってみると見た目より広く感じます。
ちなみに人が座った状態だと、こんな感じです。
出典:CX-5公式HP
足元は、十分に余裕がありますね。
ちょっと天井が低いように見えますが、ライバル車であるハリアーと比べると45mmも室内高は高いんです。
他のミドルSUVと比較しても、特に低いわけではないんですよ。
CX-5はいわゆるミドルクラスのSUVなので、ラージサイズSUVのようにゆったり広々とはいきません。
しかし、ミドルサイズにしては十分な広さは確保されています。
リクライニングはできる?
なんと、新型CX-5ではリクライニングができるようになりました!
そのため、CX-5の評価は格段にアップしたと言えるのではないでしょうか。
「リクライニングできるようになっただけで、そこまで言い切っちゃう?」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに大げさに聞こえるでしょう。
しかし、大げさではないんです!
言わずもがな、SUVはレジャーに適している車種です。
ということは、目的地まで長時間乗車する可能性も十分にあるということです。
リクライニングがないことで、移動疲れしてしまって楽しみが半減・・・なんて、残念すぎませんか?
移動中の疲れを軽減してくれるリクライニング機能は、SUVにこそ必要ではないでしょうか。
ただし、リクライニングがあるといっても、角度の調節は2段階しかありません。
新幹線や飛行機のように自由に角度を決められるわけではないので、注意が必要です。
エアコンはある?
大型コンソールボックスの後部に調節可能な吹き出し口があり、後部座席に対し直接送風できます。
出典:CX-5電子取扱説明書
説明書を見ると、後部座席へも十分な風が送れることがわかりますね。
後部座席への送風機能は一見地味な印象ですが、意外と重要だったりします。
特に、子供はすぐ「暑いー!」とか「寒いー!」と言い出すので、後部座席に直接送風できる機能はありがたいですよね。
ちなみに、CX-5にはシートヒーター機能がついていて、3段階の温度調整が可能です。
前方からは暖かい風が、座席にはシートヒーターがあり、寒さ対策は万全ですね!
シートアレンジでフラットにできる?
CX-5では後部座席を前方に倒すことで、ラゲッジスペースをフラットに近い状態にできます。
出典:CX-5公式HP
写真はアクセサリーのベッドクッションを敷いている状態ですが、若干の傾斜を確認できます。
傾斜に気づかず荷物を積んでしまうと、ずり落ちてくる可能性があるので、要注意です。
ただ、車中泊をする場合は、この若干の傾斜がリラックスできる体勢を生み出してくれるかもしれませんね(笑)
CX-5での車中泊については、下記の記事に書いてあります。
車中泊をしたいと考えている方は、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
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CX-5の後部座席の乗り心地はどう?
いくら快適に過ごすための機能が備わっていても、シートの座り心地が悪ければ何の意味もないですよね。
しかし、CX-5ならそんな心配はありません!
乗り心地の良さが快適なドライブを演出してくれるでしょう。
シートの座り心地
CX-5のシートは、人間工学の基づいて設計されてます。
人間工学とは、簡単に言えば「人の体の仕組みや動きを正しく理解すること」です。
マツダは人体の仕組みや動きを研究し、長距離ドライブも疲れにくい乗り心地の良いシート設計を実現しました。
人の下半身の形状に合わせた立体的形状のシートにすることで、包み込まれるような座り心地です。
当然個人差はありますが、口コミでも好意的な意見の方が多いようです。
体の仕組みから徹底的に研究したシートですから、乗り心地が悪いわけないですよね!
参考までに、マツダの人間工学に対する取り組みは公式ブログに紹介されています。
興味がある方は、ぜひのぞいてみてください。
マツダの乗り心地に対する熱い思いが伝わってくると思います。
難しいことが書いてあるので、「こんなことやってるんだ、すげーなマツダ!」くらいの感覚で、流し読みしてもいいかもしれません。
走行時の固さ。突き上げ感はどう?
走行時の突き上げ感はあまり感じません。
その理由は、高性能サスペンションにあります。
高性能サスペンションがオフロードなど段差が多い場所でも、衝撃を吸収してくれるのです。
衝撃が吸収されることで突き上げ感が軽減し、快適な乗り心地が実現します。
ただ、いくら高性能と言っても全くなくなるわけではありません。
どうしても突き上げ感が気になる人は、タイヤの空気圧を低くするのも選択肢の一つです。
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まとめ
やっぱり後部座席は家族や友人を乗せるスペースなので、広さや乗り心地にはこだわりたいですよね。
CX-5の後部座席は見た目よりも広く感じ、快適に過ごすことができます。
また、広さだけでなくリクライニング機能や送風機能など快適に過ごすための工夫がたくさんあります。
ただ、注意しなければならないのは、あくまでも乗り心地には個人差があるということです。
どれだけ調べても、試乗してみないことには本当の乗り心地はわかりません。
百聞は一見にしかず、というやつですね。
ぜひ、お近くのディーラーでCX-5の乗り心地を試してみてください。
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