CR-Vの維持費は高いのか？税金やガソリン代などを計算

車の購入を考えている時、その車に乗っている自分の姿を想像してワクワクしますよね。

ただ、気になるのは維持費。

CR-Vのような見栄えの良いSUVは、維持費が高いイメージがあります。

格好よくCR-Vを乗り回す姿を現実にするには、しっかり維持費についても把握しおく必要があります。

では、CR-Vの維持費はどうなのかを見ていきましょう。

CR-Vの維持費の内容

CR-Vにかかる、年間と月間の維持費を概算してみました。

CR-Vには、ハイブリッド車とガソリン車があり、費用が異なります。

ザッとこんな感じです。

それぞれ説明していきますね。

ガソリン代

ガソリン代は、価格や使用する頻度によって大きく異なります。

1年間の走行距離は、10,000km前後になることが多いと言われています。

どのくらいの使用頻度かというと、「通勤＋週末ドライブ」といった感じです。

燃費から10,000km走行したときのガソリン代を計算してみましょう。

CR-Vのガソリンモデル EX 4WDのカタログ燃費は、15.0km/Lです。

カタログ燃費というのは自動車メーカーで公表している燃費であり、実燃費は異なります。

CR-Vのガソリンモデル EX 4WDの実燃費は10.9km/Lです。

燃費は運転状況によって異なりますが、実燃費はカタログ燃費の7割程度と言われています。

では、計算してみましょう。

走行距離を燃費で割ると、その距離を走行するのに必要なガソリンの量を計算でき ます。

ガソリン単価は2018年10月現在の平均値である148円/Lを用いて計算すると以下の通りで す。

10,000km ÷ 10.9km/L ×148円/L = 約13.6万円

月平均は、11,300円程度になります。

駐車場代

月極駐車場は、地域によって値段がさまざまです。

全国平均は約8千円ですが、上記の表では少し多めに1万円で計算しました。

都心になればなるほど高くなり、地方だと安くなる傾向にあります。

東京の平均価格は3万円、大阪は2万6千円とのこと。かなり高いですね。

地方でも差はありますが、4～6千円台が多いです。

自動車任意保険

自動車保険は保険会社やプランによって差があります。

また、年齢や等級、免許証の色による差も大きいです。

安い場合だと年間で3万円台くらいで済みますが、高いと10万円以上になる場合もあります。

たとえば、”そんぽ24”で見積もりしてみると、以下のようになります。

• ハイブリッド車・・・102,970円/年
• ガソリン車・・・78,220円/年

※「免許証の色：ブルー・13等級・車両保険あり・26歳以上」で見積もりした場合

自動車税

自動車税は、車の排気量を基準にして税額が決まる仕組みです。

CR-Vはガソリン車とハイブリッド車で、自動車税の税額も違ってきます。

• ガソリン車・・・年額34,500円
• ハイブリッド車・・・年額39,500円

自動車重量税

自動車重量税とは、自動車の重さで決まる税金です。

新車～13年未満は、「0.5トンごとに4,100円/1年」を新規登録時と車検時にまとめて支払います。

CR-Vの重量税は32,800円です。

自賠責保険料

自賠責保険料は、普通車と軽自動車で金額が変わります。

普通自動車は、2年間で25,830円。

こちらも、新規登録時と車検時にまとめて支払います。

車検代

検査費用は車検を行う業者によって異なりますが、特に異常や不具合がなければ50,000円前後が相場です。

修理や消耗品の交換が必要になると、その分だけ多くかかります。

オイル交換

エンジンオイルは、車の使用頻度によって劣化具合が変わります。

車の使用頻度が高いほど、エンジンオイルの劣化は早くなります。

エンジンオイルが劣化すると、本来のエンジン性能を発揮できず燃費が悪くなります。

最悪の場合、エンジンの破損に繋がる可能性があるので、定期的にオイル交換をしましょう。

オイル交換の時期は以下のようになります。

• ガソリン車・・・5,000kmまたは6ヶ月ごと
• ハイブリッド車・・・15,000kmまたは12ヶ月ごと

CR-Vのガソリン車はターボ付きになりますので、交換時期が早くなります。

CR-Vの維持費を節約するための工夫

CR-Vに乗る上で、維持費が高いと感じたら、維持費節約のための工夫が必要です。

税金や自賠責保険料は自動的に金額が決まるものですが、​ガソリン代や自動車保険は節約の余地があります。

ガソリン代の節約

ガソリンの消耗を抑える方法と、給油時に節約する方法があります。

運転のしかたに気をつける

ガソリンの消耗を抑えるには、普段の運転の仕方が大事です。

同じ車で同じくらいの距離を走行しても、ガソリンを多く消耗する人とそうでない人がいます。

ガソリンの消費が多い人によく見られる特徴はこちら。

• アイドリングをよくする
• 急発進、急加速をする

もし、あなたが普段そのような運転の仕方をしているのであれば、もう少し穏やかな運転を心がけることをオススメします。

ガソリンの消耗が緩やかになり、乗り心地も良くなるはずですよ。

こまめなメンテナンスを心がける

また、普段からメンテナンスを小まめに行っておくことが大事です。

特に、エンジンオイルが劣化していたり、タイヤの空気圧が適性に保たれていないと、無駄にガソリンを消耗します。

上記でご説明した、オイル交換時期を目安に交換しましょう。

タイヤの空気圧は通常ガソリンスタンドで見てもらえるので、半年に1回程度はチェックすることをオススメします。

ガソリンの安い店、安くなる方法を調べる

自宅や勤務先の近くで安いガソリンスタンドを探しておきましょう。

ガソリンが減ってきたら、早めに給油しておくと慌てて高いところで給油しなくて済みます。

また、現金や特定のクレジットカードなど支払方法により価格が安くなるガソリンスタンドも多いです。

会員になると、ガソリン代が安くなる所もありますよね。

安いお店とお得な支払方法を把握しておきましょう。

自動車保険の節約

自動車保険は、通常1年ごとに更新する仕組みになっていますが、更新時に見直しをしてみると、節約できる場合があります。

また、「年齢を問わず補償」や「21歳以上補償」など、低年齢の人も対象になっている場合には、保険料が高くなりがちです。

普段あなたしか運転しないのであれば、あなたの年齢に合わせていれば問題ありません。

たまに家族に貸すかもしれない場合には、その日だけ1日だけ加入できる自動車保険を利用 した方が安く済むケースも多いです。

そして、自動車保険をネットで申し込める「ダイレクト型保険」にすると、保険代が安くなります。

だたし、自分で申し込みをしないといけないので、保険の知識は必要になります。

＼5万円以上安くなった人も／

CR-Vを買うなら年収はどのくらい？

自動車を買う際の値段の目安は、年収額の半分くらい​が良いとされています。

CR-Vの新車価格は323万円～436万円。

単純に計算して、年収646万円～872万円が妥当ということになりますね。

しかし、年収額がクリアしていても、支出が多ければダメです。

多くの人が、ローンで車を購入すると思います。

毎月の支出を計算し、「このくらいなら払える」という金額を出してみましょう。

突発的な出費も出てくると思うので、余裕を持った金額にしてくださいね。

あとは、いかに購入金額を抑えるかということ。

購入の際、値引き交渉を忘れずに！

CR-Vの値引き交渉術については、こちらのページにまとめてあります。

少しでも安く購入できるよう、参考にしてください。