「クロスビーが欲しいけど、ちょっと高いなぁ・・・。」
そう思っているあなた、クロスビーが値引きできるって知っていますか?
きちんとディーラーと交渉すれば、数十万円もお得に買えることだってあるんです。
それだけ値引きできれば、購入に反対ぎみな奥さんへの説得材料になりますよ。
今回はクロスビーの最新値引き情報と、交渉のポイントをまとめました。
値引きのコツをしっかり学んで、クロスビーを限界まで安くしちゃいましょう!
目次
クロスビーの目標値引き相場は?
まずは、「どれくらい値引きしてもらえるんだろう?」という疑問にお答えします。
最新の値引き目標額を確認してみましょう。
車両値引き目標額:18万円
オプション込み値引き目標額:23万円
値引き目標額は、「平均的にここまで値引きできるだろう」という額です。
ただ、ディーラーの事情や時期によって値引きできる額が変わってきます。
あくまで交渉するときの目安として考えてください。
値引き額の推移をチェック
出典:グーネット
上のグラフは、車両値引き額の変化を表したものです。
段々と値引き額が上がっていますね。
発売直後は値引きは難しかったですが、時間の経過と共に値引きしやすくなりました。
ちなみに、18万は相場としてどうでしょうか?
新車の値引き相場は「車両価格の10%~30%」と言われているので、及第点ではあります。
また、グラフを見ても分かるように、値引き額は段々と上がってきています。
今後も上がる可能性がありますので、少し待てばもっと安く買えるかもしれません。
さて、ここでは値引き目標額の紹介をしました。
ただし、しっかりと計画的に交渉しないと大幅な値引きは期待できません。
そこで、ここからは値引き交渉のポイントをお伝えしていきます。
値引き交渉のポイント① 決算月を狙って成約する。
ディーラーは、決算の時期になると値引きしやすくなる傾向にあります。
決算時期は3月の年度末決算と、9月の中間決算。
営業マンには販売ノルマがあるので、決算前に契約を取ろうと必死になります。
そのタイミングを狙いましょう!
また、ディーラーへは決算月より少し前に行くのがおすすめです。
すぐに成約するとは限りませんし、いくつかディーラーを回っていると時間もかかります。
成約のタイミングに合わせて予定を立てるといいでしょう。
値引き交渉のポイント② ディーラーへの印象付け。
もしあなたがディーラーなら、どんなお客さんに値引きしようと思うでしょうか?
担当者はできるだけ契約を取りたいものです。
そう思わせることができれば、値引きの交渉もしやすくなるでしょう。
では実際にどうすればいいのでしょうか?
それは「迷っている」「決めかねている」とアピールする事。
例えば
こういった話を出すと、ディーラーも「もう少し値引きするか」と思ってくれるでしょう。
反対に、「絶対クロスビーを買う!」と言えば値引きはされにくくなります。
相手から見たら「わざわざ値引きしなくても買ってくれる」と思うからです。
また、ディーラーと値引き交渉をする時は紳士的に話しましょう。
いきなり「値引きしてくれ!」では印象が悪いですよね。
相手も人間なので、印象を良くしたほうが頑張ってくれる可能性は高いです。
また、ディーラーとは車を買った後も車検などでお世話になります。
信頼関係を築くためにも、良い印象を与えておきたいですね。
交渉は2回目から。段階的に話を進めていこう。
交渉を上手く進めるためにも、段階的に話を進めていきましょう。
まず1回目の訪問では「SUVがちょっと気になる」程度で話を聞いておき、見積もりを貰っておきます。
具体的に交渉を進めるのは2回目以降。
クロスビーが気になっていることや、他の車や他店での購入を検討している事もほのめかします。
予算や希望の値引き額を話してみても良いでしょう。
そこでまだ値引き額が少なければ、もう少し検討させて欲しいと言って3回目、4回目に挑みましょう。
平均3回くらいで成約する方が多いようです。
また、実際に他のディーラー、あるいは他車と比べて検討することも大切。
これについては次で詳しく説明しますね。
値引き交渉のポイント③ ディーラー同士で値引きを競わせる
値引き額を高くするには、ディーラー同士で競合させると効果的です。
複数の店で見積もりを取り、交渉の材料にしましょう。
では実際にどう競合させればいいのか?
3つのパターンに分けて紹介していきます。
ライバル車を引き合いに出す。
出典:タンク公式サイト
クロスビーと比較されることの多い、ライバル車を引き合いに出します。
ライバル車とは車格や価格帯、コンセプトが近い車のこと。
クロスビーのライバル車は、以下の車種です。
- トヨタ:タンク、ルーミー
- ホンダ:ヴェゼル
- マツダ:CX-3
これらの車種から1つか2つ選び、ディーラーに行って見積もりをおねがいします。
その車を購入する予定が無くても、見積書はもらいましょう。
見積書は交渉時にあると効果的です。
なぜなら真剣に検討していることが伝わるからです。
また、他のディーラーでも値引き交渉をするのがポイントです。
値引きされたライバル車と価格を比較して、もう少し安くならないか、打診してみましょう。
クロスビー同士を競合させる。
こちらはスズキディーラー同士で競合させる方法です。
同じクロスビー同士を比較することで、単純に「どちらが安くできるか?」という勝負に持ち込めます。
注意点として、必ず経営資本の違う店同士を競合させましょう。
同じ経営の店では、顧客情報を共有しているので競合できません。
経営資本が違えばライバル関係にあるため、営業マンも契約を取られないよう頑張ってくれます。
では、経営資本が違うかは、どう見分ければいいのか?
一番分かりやすい方法は、店名を見ることです。
クロスビーは『スズキ自販』と『スズキアリーナ』で販売されていますが、これらは別会社です。
「スズキ○○」の○○が違えば、別資本ということですね。
ただ、スズキ自販でも「スズキ自販○○アリーナ△△」と看板に掲げているところもあります。
ややこしい時は店舗のHPで経営資本を確認しておきましょう。
また、県が違えば同じスズキ自販でも別会社となるため、競合させることが出来ます。
県境に住んでいれば、県をまたいで出向くのもひとつの手です。
最後のとりで?サブディーラーとは。
最後に紹介するのは、サブディーラーと正規ディーラーを競合させる方法です。
サブディーラーとは、車の修理、整備をメインとしながら新車の販売もしている会社です。
これらの会社は正規ディーラーから業販価格で安く車を買って、お客さんに販売しています。
ポイントは、正規ディーラーで値下げ交渉をした後、相談に行く形で交渉することです。
このような形で相談すると、頑張ってくれる可能性が高いです。
反対に、サブディーラーで見積もりを貰った後に正規ディーラーに行くと、上手く行かない可能性があります。
その理由は、サブディーラーがその正規ディーラーから車を買っている可能性があるから。
その場合、正規ディーラーはサブディーラーの顔を立てて、競合には乗ってきません。
サブディーラーへ行くのは最後です。
正規ディーラーで交渉しても、あまり値引きされなかった時の切り札と考えましょう。
下取り価格に注意!今の車を高く売るには?
もし今の車を下取りに出すのなら、注意が必要です。
ディーラーで下取りをお願いすると、価格が相場よりも安くなりやすいんです。
買取り店と比べると、20万円近く差が出た例もあります。
確かに、車がない期間ができてしまうと不便ですよね。
でも、ご安心ください。
実は、ディーラーの下取り価格を上げる方法があるんです。
それは事前に買取り業者で査定をしてもらい、交渉のときに査定額を伝えること。
下取り価格が低ければ「実は買取り査定をしてもらっていて・・・」と査定額を見せましょう。
ディーラーはこちらが買取り相場を知らないと踏んで、安めの価格を提示してきます。
しかし、買取り業者の査定額を提示することで、下取り価格を見直す可能性があります。
また、買取り査定はネットでもできるんです。
複数の業者から一括査定ができるので、一度試してみてください。
\下取りより50万円も高くなった方も!/
乗り出し価格を計算してみよう。
最後に、乗り出し価格を見てみましょう。
下の表はHYBRID MZ(4WD)の価格見積もりです。
グレード | HYBRID MZ (4WD) |
---|---|
車両価格 | 2,189,160 |
オプション価格 | 213,516 |
税金・諸費用 | 177,535 |
合計 | 2,580,211 |
この見積もりは、値引き無しの価格です。
仮にHYBRID MZ(4WD)を値引き交渉無し、下取り額50万円で買った場合
2,580,211円 - 500,000円 = 2,080,211円
となります。
では、交渉をがんばった場合はどうでしょうか?
値引き額23万円、下取り額70万円とした場合
2,580,211円 - 230,000円 -700,000円 = 1,650,211円
となり、交渉無しの場合と比べて43万円もお得になります。
これだけあれば、夫婦で海外旅行にもいけてしまいますね。
値引き交渉は手間もかかりますが、頑張る価値はありますよ!
まとめ
ポイント
・車両値引き目標額18万円、オプション込み値引き目標額23万円を目安にする。
・3月と9月の決算時期は値引きしやすい。
・ディーラーへは「迷っている」「決めかねている」姿勢で交渉する。
・ライバル車、他資本のディーラーと値引き額を競合させる。
・事前に買取り業者の査定を受けてから、下取りの交渉をする。
値引き交渉は少々手間がかかります。
しかし、それだけ大きなリターンがあります。
数十万円を無駄にしない為にも、まずは交渉する計画を立て、ディーラーに行ってみましょう。
根気よく丁寧に交渉すれば、きっと良い結果が待っていますよ。