2013年に発売され、2016年まで国内SUV市場の頂点に君臨していたヴェゼル。
ヴェゼルの多岐にわたる魅力が、購入者だけでなく、ライバル社も焚付け今のSUV市場が出来上がっています。
何がそんなに魅力的なのか?
いや!ちょっと待て!ヴェゼルってほんとに良いところしかないのか?!
良いところしかない物なんて、どこぞの悪徳商法を連想させて逆にイメージが怪しくなりますよね。
今回はオーナーさんの大満足コメントから超辛口コメントまで徹底解析して、ヴェゼルの闇を切るがテーマです!
目次
SUVとクーペを融合したエクステリア
ホンダがヴェゼルで売りにしているポイントは「SUVとクーペを融合したフォルム」という点です。
ヴェゼル公式サイトでもデカデカと謳ってます。
「そもそもクーペって何よ?」と思われた方のために簡単に説明しますと、「クーペとはドアが左右で2枚しかない車」以上。
写真を見てもらって分かる通り、ヴェゼルがドアが2枚しかないように見えます。
リアドアがどこにあるの?って思いませんか?
このデザインが実際に評価が高いのか?ネットの口コミをまとめてみました。
エクステリアの辛口評価
ここがGood
・ SUVなのにクーペのようなスポーティーなラインがカッコイイ
・リアドアのデザインに惚れた
・マイナーチェンジで正面からは精悍なイメージになった
ここがBad
・フロントデザインに対してリアデザインが大人しい。
・リアドアが高いので小さい子供には辛い。
・窓のスライドが弱々しい。
リアドアが高いとは?
引用元:Amazon
確かに小さい子どもには手が届きづらいかもしれませんね。
ただ小さい子どもに開けられない反面、子どもが隣の車にドアパンする可能性が低いかもしれません。
総評
エクステリアに関しては、ホンダの狙い通り多くの人がクーペのようなデザイン、マイナーチェンジしてデザイン変更になったフロント周りの輪郭に対し、気に入っているということがわかります。
パッと見た感じわからないかもしれませんが、ヘッドライトが切れ長になり、フロントグリルがヘッドライト上方へ伸びるようなデザインとなりました。
マイナーチェンジ前に比べてグッと引き締まった顔つきになっていますよね。
また、リアドアのデザインも他の車にはないドアノブですよね。クーペにこだわったデザインでしょう。
ただ、クーペに重点を置きすぎたせいか、リア周りが気になる人もいるようです。
こちらがヴェゼルのリアデザイン。言われてみればちょっと物足りない感じもしますね。
ただ、画像と実物だとかなり差があるので、実際にディーラーに足を運んで実物をしっかり見て確認しましょう。
改悪?マイナーチェンジ後の『乗り心地』は満足度75%
発売当初ヴェゼルの走行性能は、先進的なデザインの評価とは真逆で、最悪に近い評価が多数でていました。
なぜなら道路の凹凸で、ピョンピョン跳ねるヴェゼルの車内に参ってしまうオーナーさんが多かったからです。
2015年の一部改良で、リアの振幅感応型ダンパーを装備したのがいい証拠です。
では、2013年から一部改良を繰り返した乗り心地はどうなのか、確認していきましょう!
乗り心地の辛口評価
ここがGood
・専用ダンパーを装備しているとのことで、しっかりした足回り。
・非常に静粛性が高く、私にはちょうどよい大きさで運転しやすい。
・マイナーチェンジを重ねるごとに熟成が進んだようで、硬さはさほど気にならない。
・高速走行時の段差等の突き上げは結構ある。でもそのおかげでコーナーは楽に曲がれる。
ここがBad
・走行時、路面凹凸時のごとごと音は最悪。
・右斜め前方の視認性悪し。
・ACCが30kmからしか作動しないという欠点。
・大きな凸凹を通過すると、多少の突き上げは感じる。
ヴェゼルに搭載されているACCとは?
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、通常のクルーズコントロールとは違い、自動で速度を調整してくれるシステムです。
引用先:JAF
例えば高速道路で80㎞走行していた車が急に50㎞になったとします。すると、減速したことをミリ波レーダーが検知して、自動で速度を落としてくれると言ったらお判りでしょうか?
オーナーさんがおっしゃっているデメリットは、高速道路で渋滞して停車してしまった場合、30㎞まで速度が出ないとACCが作動しないので不便ってことですね。
なので超渋滞していてノロノロ運転の場合は、使えないということです。
総評
発売当初から酷評されていた乗り心地は、マイナーチェンジ毎に改善されています。
ただ、まだまだ不満に思っているオーナーさんも多数いるようです。
一度試乗して、一般道路以外の道、例えば砂利道や高速道路などを走行して乗り心地は一度確認することをおすすめします。
今のあたなの車とヴェゼルの乗り心地の違いを、しっかり確認しておくことは大切ですね。
-
ヴェゼルの乗り心地って悪いの?「固い」を改善する方法あります
国産コンパクトSUV車として人気を集めているヴェゼル。 スタイリッシュで洗練されたボディが特徴的です。 当然、乗り心地も気になっちゃいますよね。 ヴェゼルの乗り心地はよく「固い」と言われますが、それは ...
続きを見る
先鋭的なデザイン!オーナー大満足のインテリア
エクステリアと同じくインテリアを気に入っているヴェゼルオーナーさんは多数です。
グレードZに装着できるジャズブラウンの室内は、ほかの車にはない独特な色合いで目を引きます。
また先進的なデザインのセンタ-コンソール周りは、使い勝手がよく評価が高いポイントの一つです。
では、実際のオーナーさんの評価はどうかのか、見ていきましょう。
インテリアの辛口評価
ここがGood
・ジャズブラウンの内装色は、高級とまでは呼べないまでも、上質でおしゃれな感じ。
・パネルの近未来的なデザインは気に入っている。室内は十分広い。幅も、高さも余裕があります。
・スタイリッシュなデザインでありながら実用性が高いのが特徴。
・後席の足元周りはライバル車より余裕がありファミリーユースにも対応している。
ここがBad
・収納がかなり少ないので、ゴミ箱置く場所も悩む。
・後席がやや狭く感じた。
・RSは内装色が選べないのが残念。
・エアコンのタッチ操作は、やはり不便。
総評
未来的ですっきりしたデザインのセンタ-コンソールはオーナーさんも大満足ですね!
またグレードごとに選べるシートは、購入を検討しているあなたを悩ませることでしょう。
特にオーナーさんからZのジャズブラウンは人気があるようです。
ただ、コンパクトSUVというだけあって、室内が狭いと感じる人も多いようです。
ゴミ箱などを置く場所がなくて困っているオーナーさんが多数。
また先鋭的なデザインゆえ、タッチパネルなど慣れるまでが大変そうですね。
-
ヴェゼルユーザー84%が満足するインテリアの秘密を探る!グレードごとの違いがすごい。
新型ヴェゼルの「インテリアが好き」とその質感に満足しているユーザーさんが、84%もいるんです。 値段、燃費も大切ですが、やっぱり質感があってリラックスできる室内は憧れですよね。 ヴェゼルユーザーが満足 ...
続きを見る
カタログ以上の燃費がでるのか?!ヴェゼルの実燃費
デザイン以外にもヴェゼルの評価が高い燃費数値ですが、カタログ燃費との違いに納得がいかないユーザーさんもいるようです。
実際は、カタログ燃費以上なんて出ないのか?
オーナーさんの実燃費を確認してみましょう。
燃費の辛口評価
ここがGood
・慣らし運転ですが高速道路使用で、カタログ以上の22㎞/Lが出た
・通常使用は街乗りで12~13km/L
・旅行で市街地、高速、峠とあらゆるステージを走り15~16km/L
・降雪地域や平時から4WDの必要性を感じている人以外はFFモデルがオススメ
ここがBad
・エコモードだと燃費はかなり伸びますが、我慢を強いられる
・100㎞オーバーで燃費が伸びない
・AWDの場合、燃費はあまり良くない。高速で14km/L程度だった
・エンジンを吹かさない街乗りの方が燃費は良いかもしれない
総評
多くのオーナーさんが納得の燃費のようです。
ただ、やはりカタログ燃費との差がありすぎて、納得できないオーナーさんもいるようですね。
燃費を気にしながら走ると、やはり思いっきりアクセルを踏めないので、ストレスに感じるオーナーさんもいるようです。
カタログ燃費と実燃費がどの程度差があるかおさらいしておきます。
まとめ
2013年発売以降何度も一部改良を繰り返しただけあり、「乗り心地が最悪!」というオーナーさんの不満点は改善されてきているようです。
ただ、細かいところが気になるオーナーさんも多いのも確かなので、ヴェゼル購入の際は絶対試乗しましょう!
ただ、ヴェゼルの最も評価が高いのは、デザインが優れているところです。
インテリアでおしゃれ感を出すのであれば、Zグレードがおすすめ。
やはりジャズブラウンのおしゃれなシートは街中でも目を引くこと間違いなしです!
これから試乗に行く方は、値引き情報もしっかりと頭に入れておいてくださいね。
試乗のときから勝負は始まっていますよ!
-
ヴェゼルの値引き相場はいくら?【2019年】限界値引きを引き出す交渉術
ヴェゼルを購入!となった際にやはり気になるのは値引き額ですよね。 せっかく買うんだから少しでもお得にしていい買い物をしたいと思うのは当たり前です。 ヴェゼルを購入する前に今の値引き額を把握してたっぷり ...
続きを見る