ヴェゼル

ヴェゼルの乗り心地って悪いの?「固い」を改善する方法あります

2019年2月19日

国産コンパクトSUV車として人気を集めているヴェゼル。

スタイリッシュで洗練されたボディが特徴的です。

当然、乗り心地も気になっちゃいますよね。

ヴェゼルの乗り心地はよく「固い」と言われますが、それは本当なのでしょうか。

今回はそんな疑問にお答えするために、ヴェゼルの乗り心地について詳しくご紹介します!

 

ヴェゼルの乗り心地は良い?悪い?

ヴェゼルの乗り心地については賛否両論です。

「良い」という人もいれば「悪い」という人もいます。

では、それぞれの意見を見ていきましょう。

「悪い」という声

まずは「乗り心地は良くない」という人たちの意見を見てみましょう。

不満なところ

  • 乗り心地が固い
  • ちょっとした凸凹でも突き上げられる感じがする
  • エンジン音がうるさい
  • 後席の乗り心地が悪い

特に乗り心地が「固い」と言う声はよく聞きます。

悪路での走行も気になっちゃいますね。

「良い」という声

では反対に、「乗り心地は良い」と答えている人たちの声を聞いてみましょう。

満足しているところ

  • 乗り心地は固いが自分に合っている
  • 前に乗っていた車よりは乗り心地が良い
  • 静粛性が良い
  • 長距離ドライブでも疲れない

こちらは逆に、「固い」というのが良い点として挙げられていますね。

一言に乗り心地と言っても、乗る人の身長や体形によっても変わってきます。

乗り心地を確かめるには、やはり実際に試乗して確かめるのが1番でしょう。

 

マイナーチェンジで乗り心地は改善された?

出典:ヴェゼル公式サイト

ヴェゼルは2018年2月にマイナーチェンジしました。

そしてそのマイナーチェンジで、乗り心地が大幅に改善されたという意見がとても多いのです。

まずは下記の表をご覧ください。

改善箇所 マイナーチェンジ前 マイナーチェンジ後
全体的な乗り心地 固さを感じる 固さが解消されている
発進 もたつく スムーズ
低速帯 ギクシャクする ギクシャク感が解消されている
悪路での走行 突き上げ感がすごい 足回りが見直され、突き上げ感が減っている
運転席のシート 大きい スッポリと包み込まれるような感じ

このように、乗り心地に関して多くの改良がなされています。

悪い点で挙げられることが多かった「固い」という乗り心地も改善されています。

しかし、それでもまだ少し固いようですね。

ですが、「マイナーチェンジ前と比べると、まるで別の車に乗っているよう」という人もいます。

だいぶ乗り心地が良くなったようです。

 

後部座席の乗り心地はどうなの?

運転席のシートは改良されたようですが、後部座席の方はどうなのでしょうか。

後部座席にお子様を乗せるお父さんも多いでしょうから、心配になっちゃいますよね。

実は、マイナーチェンジで改良されたシートは前席だけなのです。

しかし、ヴェゼルの特徴である広々とした後部座席はそのまま変わっていません。

「身長185cmの人でも、ゆったり座れる」ことを念頭に作られているため、子供はもちろん大人でも余裕を持ってくつろぐことができます。

出典:ヴェゼル公式サイト

見てください。

大人の男性が足を組んでも、こんなに余裕があるんです。

しかも、余裕があるのは頭上も同じ。

身長170cmの大人が乗っても、頭上はゲンコツ2つ半分収まるので、その広さはミドルSUVに匹敵します。

このように後部座席に関しては、もともとのゆったり広々空間をそのまま引き継いでいるので心配はいりません。

長時間ドライブでも疲れない乗り心地の良さは健在なのです。

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ヴェゼルのガソリン車とハイブリッド車は乗り心地が違う?

ヴェゼルにはガソリン車とハイブリッド車がありますが、乗り心地に違いがあるのでしょうか。

結論は、両車ともに乗り心地は固いのが現状です。

ですが、乗り心地の口コミにすこし違いがあります。

ガソリン車の乗り心地の口コミ

  • それなりには硬めの足ですけども、スポーツカーのようなハードなセッティングではないので不快ではないです。逆にソフト過ぎると怖いかもしれません。(X)
  • 思ったよりロードノイズが入ってくるのには驚きました。まぁ車格なりと言えばそれまでですが、ここは気になる人が多いポイントかもしれませんね。(X)
  • 良いく言えばしっかり,悪く言えばゴツゴツとした乗り心地だと思います。
    Xグレードなのでタイヤは60扁平なのですが,正直ノイズや突き上げ感はそれなりにあります。
    私はふわふわした足回りよりもヴェゼルのようなしっかり感のある乗り心地が好みなので,まったく不満は感じません。(X)
  • 乗り心地は、嫁さんから「少し硬いね」と評されましたが、ペースが上がると運転している身にはその硬さが安心感になっていると思いました。

引用:みんカラ価格.com

大半の人が乗り心地の固さを感じていました。

固さは感じるものの、許容範囲内のようですね。

ハイブリッド車の乗り心地の口コミ

  • 乗り心地、ノイズのバランスが良いです。
    アクセルペダルの踏みしろとエンジンの吹けもマフラーサウンドも良い!
    揺さぶりはフラットで横Gを身体で支える姿勢をとらずに軽快なコーナーリングします。
    コレって18インチだからかしらね。(ツーリング)
  • 足回りはやや硬めで、ガタガタ道では、衝撃が結構きます。
    ただ、これ(2016年マイナーチェンジ)以前のVEZELをレンタカーで乗ったことありましたが、それに比べると、柔らかくなってました。ただ、やはり硬め。(ハイブリッドX)
  • やはり足回りは堅いのでしょう、路面の凸凹はダイレクトに拾います、点検時に借りた軽自動車の方が乗り心地は良かったですね。ロードノイズもうるさいです、コンフォートタイヤにすれば少しは緩和されると思いますが。(ハイブリッドZ)
  • 最初は少し固めに感じておりましたが、1年点検を終えてすこぶる快適になってきました。自分の思ったように操れる感じです。狭い道や駐車時のハンドリングはプリウスαより意のままに動く感あり、気に入っています。(ハイブリッドRS)

引用:みんカラ価格.com

やはり「道路の凹凸での衝撃が大きい」という意見がとても多いです。

しかし、それ以上にコーナリングの安定感や軽快なハンドリングが好評です。

「思いのまま車を操れて楽しい」という、良い口コミも多いです。

ガソリン車とハイブリッド車は、どちらも乗り心地の固さは指摘されています。

しかし、なぜハイブリッド車は操作性能が高いという口コミが多いのか。

思い当たるのがタイヤのサイズ。

実は、グレード”ツーリング”と”ハイブリッドRS”のタイヤのサイズに特徴があるのです。

その特徴とは何か、ご説明しますね。

 

乗り心地の違いはタイヤのサイズが関係している

”ツーリング”と”ハイブリッドRS”のタイヤサイズの特徴とは何か。

それは、扁平率が低いということ。

扁平率とは、タイヤの断面幅(S)に対する断面の高さ(H)を比率で表した数値です。

タイヤの扁平率

引用:ダンロップ公式サイト

タイヤサイズにも表記されています。

タイヤサイズ 表記

扁平率の計算式はこちら。

扁平率(%)=断面の高さ(H)÷断面幅(S)×100

高扁平率だとタイヤの側面が厚くなり、低扁平率だと薄くなります。

扁平率

参考:ダンロップ公式サイト

そして扁平率は、乗り心地に以下のような影響を及ぼします。

  • 扁平率が低い:ハンドリングの操作性が高くコーナリングや高速走行が安定するが、路面の衝撃を受けやすい
  • 扁平率が高い:コーナリングでふらつくが、クッション性が高く路面の衝撃を受けづらい

 

では、ヴェゼルのタイヤ扁平率をグレードごとに見てみましょう。

ハイブリッド HYBRID HYBRID X HYBRID Z HYBRID RS
215/60R16 215/60R16 215/55R17 225/50R18
ガソリン G X RS TOURING
215/60R16 215/60R16 225 /50R18 225 /50R18

一般的に扁平率55%以下を低扁平率タイヤ(ロープロファイルタイヤ)と言います。

ヴェゼルのグレードの中で低扁平率タイヤなのは以下の4タイプ。

  • HYBRID Z(扁平率55%)
  • HYBRID RS(扁平率50%)
  • RS(扁平率50%)
  • TOURING(扁平率50%)

特にHYBRID RS、RS、TOURINGは扁平率50%と低めです。

上記でご説明したように、扁平率が低いと安定したコーナリングや高い操作性で走行性能は高くなります。

ただし、路面からの衝撃による突き上げ感は増すので要注意。

ハイブリッドの口コミで評価が高かったのも、乗り心地の固さを”走りの快適性”が上回ったからでしょう。

ガソリン車でもハイブリッド車でも乗り心地が固いなら、割り切って走りを楽しむのもアリ!

思いのまま操れるドライビングを満喫するのもいいですね。

 

乗り心地が固いと感じても改善方法がある!

マイナーチェンジで大幅に乗り心地が改善されたとはいえ、それでもまだ「固い」と感じている人はいます。

それに、マイナーチェンジ前のヴェゼルを安く購入したいという人もいるでしょう。

でも安心してください。

その「固さ」を解消する方法があります。

タイヤの空気圧を変える

タイヤの空気圧が通常よりも高いため、「固い」と感じるのかもしれません。

最近は低燃費を目指すため、タイヤの空気圧が高めに設定されることが多いのです。

今の空気圧を確認してみて、通常より高いのであれば少し下げてみましょう。

そうすれば衝撃がいくらか吸収されるので、固さも軽減されるはずです。

空気圧の調整はガソリンスタンドで簡単にできますよ。

サスペンションを変える

サスペンションは衝撃を吸収する役目があり、乗り心地を良くするのに欠かせない部品です。

もしタイヤの空気圧を変えても「固い」と感じるなら、サスペンションに付いているスプリングを交換しましょう。

スプリングレートの低いものに交換すると、固さが解消されて柔らかくなりますよ。

しかし、タイヤの空気圧のように自分で簡単に変えられるものではないため、自信のない人は専門店などに頼むと良いでしょう。

コンフォートタイヤにする

コンフォートタイヤ

参考:ミシュラン公式サイト

コンフォートタイヤとは、静粛性や衝撃吸収に優れた乗り心地に特化したタイヤです。

タイヤの溝を複雑にすることで路面からの音や振動を伝えにくくします。

口コミにもコンフォートタイヤをオススメするコメントがありましたね。

ただし、ハイクオリティタイヤとだけあって、価格が高いのが難点。

メーカーによっては安いものも出ていますが、安いものはそれなりです。

本気で乗り心地を良くしようと思うなら、節約は禁物。

 

まとめ

ちょっと前までは、ヴェゼルの乗り心地は決して良いとは言えませんでした。

しかし、2018年のマイナーチェンジ後は劇的に変わり、今は悪い評判がかなり減りました。

発進がスムーズになったり、運転席のシートが改良されたおかげで長距離ドライブも快適。

また、広々とした後部座席と車内の静粛性のおかげで、家族での旅行もきっと楽しいものになるでしょう。

ただ、独特の「固さ」も改善されましたが、まだ固いという意見が残ります。

その代わり、安定したコーナリングやキビキビした操作性能は高く評価されています。

自在に操れるドライビングを楽しみたいならヴェゼルですよ!

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