都会派SUVとして人気のスバルXVには、どんなオプションが用意されているのでしょうか。
どうせなら、アウトドアにも日常的にも便利なオプションを選びたいですよね。
ちょっと余裕があるならエクステリアもオシャレに決めたいし。
そう、ネックになるのが予算・・・。
ということで、今回はメーカーオプションのおすすめと、ディーラーオプションのおすすめを紹介します。
予算内で賢くオプションを選びましょう。
どんなメーカーオプションがあるの?
スバルXVは、グレードによって初めから搭載されているオプションがあります。
グレードが上がるにつれて装備も充実するので、標準装備をしっかりチェックしてからオプションを選びましょう。
アイサイトセイフティプラス(運転支援)
危険を察知し、より安全な運転を支援するシステムです。
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
出典:スバルXV公式サイト
運転席から死角になる斜め後ろ方向の車を検知してくれます。
「並走車がある」ことだけではなく「高速で接近してくる」車も検知して知らせてくれるスグレモノです。
衝突の危険を察知すると、ドアミラー内側(画像の矢印で示した場所)の点滅と警告音で知らせてくれます。
ハイビームアシスト
前方に車両がいない場合
出典:スバルXV公式サイト
対向車や先行車がいる場合
出典:スバルXV公式サイト
走行状況に応じてハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるシステムです。
この機能は市街地よりも郊外で効果を発揮します。
街灯のない田舎道などではハイビームで走行しますよね。
対向車が来た時にうっかりローに戻すのを忘れて、パッシングされてしまった…なんて経験ありませんか?
相手側に迷惑をかけてしまう前に、機械にお任せしちゃいましょう。
アイサイトセイフティプラス(視界拡張)
視覚的な安全性を高める支援システムです。
サイドビューモニター
出典:スバルXV公式サイト
助手席側のドアミラーにカラメラが付いていて、マルチファンクションディスプレイに映像が表示されます。
出典:スバルXV公式サイト
狭い道でのすれ違いや幅寄せ駐車の時にあるとありがたいシステムです。
また、機械式立体駐車場やドライブスルー洗車機などでとても重宝しますよ!
普通の駐車場に止めた時にも、隣の車との距離が適切かどうかを確認するのにも使えます。
アイサイトセイフティプラスは運転支援、視界拡張ともにつけておいた方がいい機能です。
ですが、何でも機械に頼るのは運転技術の低下を招きかねません。
あくまでもあなたの運転をサポートしてくれるツールにすぎないのです。
モニター画面だけを見て運転などは絶対に厳禁ですよ!
ラダータイプルーフレール+シャークフィンアンテナ
出典:スバルXV公式サイト
シルバーを基調としたスタイリッシュなデザインのルーフレール。
カッコいいですよね。
ルーフレールがあるだけで、他の車と差別化できます。
ルーフキャリアを積んでキャンプやスポーツを楽しみたい人には必須の装備です。
自転車を積んだり、サーフボードやスキーセット…
これをきっかけにして趣味が広がる、なんて事もあるかもしれません。
わが家でも車を大きい物に買い替えたおかげで、キャンプに目覚めたという経緯があります。
ただ一つ要注意なのが、XVは全高が1,550mmあり、ルーフレールを装着するとさらに45mm高くなります。
機械式立体駐車場の平均的な高さ制限は1,550mmです。
ルーフレールを装着すると立体駐車場の利用は難しくなるでしょう。
日常的に利用している方はチェックが必要ですね。
なお、Advanceグレードはブラック塗装のローマウントタイプルーフレールになります。
クリアビューパック
出典:スバルXV公式サイト
以下の3つがセットになっています。
- 撥水加工フロントドアガラス
- 曇りや凍結を解決するためのヒーテッドドアミラー
- 凍結したワイパーブレードを熱線で溶かすフロントワイパーデアイサー
地域差が出る装備ですが、寒い地方や、標高が高い地域ではとても役立ちます。
ドアミラーって拭いてもまた曇ってしまうので、とても危険なんですよね。
LEDハイ&ロービームランプ+ヘッドランプウォッシャー
出典:スバルXV公式サイト
近頃は珍しくなくなってきたLEDヘッドランプ。
LEDライトは熱を発しないので、ヘッドライト部が凍り付いたり、雪が積もっても溶けないんです。
これは本当に危険!
いつの間にか凍ってしまい、だんだんヘッドライトが暗く…なんて、想像しただけで身震いします。
XVのLEDヘッドランプならウォッシャーもセットなので安心です。
さらに、ステアリング連動機構とのセット装着になるので、夜間のカーブでは進行方向の先を照らしてくれるんです。
街灯の少ない市街地や、動物が飛び出してくるような山道でも安全性が高まりますね。
ナビ関連はどうなってるの?
ナビをはじめとしたディーラーオプションは、基本的には販売店で取り付けるオプション品となります。
新車購入時にローンに組み込んで注文し、オプション品を装着した状態で納車される場合がほとんどです。
このオプションは社外品がいい!などのコダワリがある場合を除き、車にぴったりデザインされた純正品の購入をお勧めします。
ナビパック
出典:スバル公式サイト
XVにナビ搭載を考えているなら、断然ナビパックがおすすめ。
新車成約時にナビ・リヤビューカメラ・ETC2.0・ドライブレコーダー・専用スピーカーを組み合わせて購入できるお得なセットがあるんです。
ナビは純正品として4社から選ぶ事ができます。
メインのナビ+リヤカメラの2点セットをはじめ、ETC2.0を追加した3点セット。
さらに前後方録画ドライブレコーダーが追加された4点セット。
音にこだわりたいならそこにスピーカーまで追加することができます。
まずは各社のナビをご紹介します。
ビルトインタイプ 8インチ+6.3インチ
パナソニック Strada
出典:スバル公式サイト
- パナソニックの特許技術であるナノイー発生装置を搭載
- Apple CarPlay、Android Aut対応
- 無料地図データ更新
DIATONE SOUND
出典:スバル公式サイト
- ハイレゾ再生 44.1kHz/24bitダウンサンプリング再生
- Apple CarPlay対応
- プローブ渋滞情報対応
- 無料地図データ更新
7インチナビ
ビルトインタイプではないので、デザイン的な一体感はありません。
画面サイズが小さく、マルチファンクションディスプレイも無いので、ビルトインより値段が安く済むのがメリットです。
カロッツェリア 楽ナビ
出典:スバル公式サイト
- スマホ感覚で使えるのが人気の楽ナビ
- 専用スピーカーはハイレゾ対応
- プローブ渋滞情報対応
- 無料地図データ更新
ケンウッド 彩速ナビ
出典:スバル公式サイト
- 画質の美しさとスマートな動作を両立
- ハイレゾ音源対応
- 無料地図データ更新
ビルトインナビのいい所は、マルチファンクションディスプレイに様々な情報が表示されることです。
視線を落とすことなく進行方向やレーン情報などが確認できるのはとても便利です。
価格は張りますが、付けるだけの価値がある装備ですね。
そこまでは必要ないかな?という方には、純正の7インチナビをお勧めします。
スバル専用にチューンアップされた音響空間と、アイサイト適合の前後方録画ドライブレコーダーはとても魅力的です。
リヤビューカメラ
出典:スバルXV公式サイト
バック駐車をサポートしてくれる心強い味方です。
ですが、決してここだけを見てバックはダメですよ!
私のおじいちゃんがそうでした。
隣の車にぶつかりそうになってクラクションを鳴らされてしまいました。
あくまでもサポートです!
前後方録画ドライブレコーダー
出典:スバルXV公式サイト
ドライブレコーダーはアイサイトに適合したスバル純正の設計となっています。
逆光やトンネル、対向車ライトなど光量変化に強いHDR搭載。
駐車時も衝撃を検知すると自動で前方録画が開始するので安心です。
後方も撮れるため、最近問題になっているあおり運転に遭遇しても、しっかり録画しているので証拠が残ります。
しかも、Wi-Fi接続でスマートフォンから見れるのもすごくいい機能ですね。
なお、ケンウッド彩速ナビにはナビと連動できる専用ドライブレコーダーのセットもあります。
スピーカー
出典:スバルXV公式サイト
各社から専用にデザインされたスピーカーが販売されています。
こちらもセット価格が設定されているので、フロントのみかフロント&リヤかを選んで追加できます。
アクセサリーのオプションは?
ベースキットというアクセサリーのアイテムセットが販売されています。
6種類の基本アイテムセットに加えて3種類のアイテムを選ぶことができます。
単品で買うより8千円~最大2万9千円の割引になるので、組み合わせ方によってはかなりお買い得です。
ベースキット全着アイテム
ナンバープレートベース
出典:スバルXV公式サイト
実はこれ、とても重要なアイテムなんです。
以前私の友達がマイカーで旅行に行った際、ナンバープレートを折り曲げられるというイタズラにあってしまったんです!
それ以来、マイカーを購入するすべての知人友人にお勧めしてます!
ナンバープレートロック
出典:スバルXV公式サイト
これもあると安心なアイテムですね。
センターコンソールトレー
出典:スバルXV公式サイト
コンソールボックスにセットできる便利トレーですね。
こういった便利グッズの有無は、意外と普段使いに影響するんですよ!
フロアカーペット
出典:スバルXV公式サイト
やっぱり専用デザインでキッチリ収まる物がベストです。
安い市販品もたくさん出ていますが、装着した時のフィット感とさりげないXVのロゴはテンション上がること請け合いです。
ロゴの色はオレンジとブルーの2色があります。
ホイールロックセット
出典:スバルXV公式サイト
意外と多くて驚くのがホイール盗難。
車のホイールって中古でも高く売れるんです。
それがXVのような人気車ならなおさら…
ホイールロックがあれば安心度も上がります。
トノカバー
出典:スバルXV公式サイト
車内にバッグやスマホを置いたままでコンビニやスーパーに行ってしまったりしていませんか?
犯罪者は初めに車内を見ます。
バッグが置いてあれば「何か金目の物が入っているかもしれない」
スマホが置いてあれば「中古品として売り飛ばせる」
と思わせてしまう事をご存知ですか。
友人も車上荒らしにあって大変な思いをしました。
なんと、車内に置きっぱなしにしていたお財布を取られてしまったんです。
人目にさらしたくない物はカーゴルームに積み、トノカバーで人の視線から守りましょう。
しかもXVのトノカバーは巻取り式なので、外したい時にどこかへ保管する手間もかかりません。
防犯上、必須アイテムです!
ベースキット選択アイテム
LEDアクセサリーライナーシルバー
出典:スバルXV公式サイト
光輝シルバー加飾が、スタイリッシュさと高級感をプラス。
フォグランプ周りを縁取る、おしゃれアイテムです。
スプラッシュボード
出典:スバルXV公式サイト
泥はねや飛び石の予防。
アウトドアが趣味でバンバンオフロードを走るような方には必要ですね。
日常的な用途が街乗りメインならいりません。
ドアバイザー
出典:スバルXV公式サイト
これは装着をお勧めしたいですね。
雨の日、車内が曇るから窓を開けたいときってあると思います。
ドアバイザーがあれば雨の日も空気の入れ替えができるので便利です。
その他のディーラーオプション
これまでセットになっているオプションを紹介してきましたが、ここからは単品のオプションになります。
リモコンエンジンスターター
出典:スバルXV公式サイト
短距離タイプと長距離タイプの2種類があります。
これはいらない!という方も多いかもしれませんね。
ですが、寒冷地にお住まいの方や、ウィンタースポーツに行かれる方にはぜひ付けてほしいアイテムです。
今はエンジンもエンジンオイルも高性能。
昔ほど暖機運転の必要性がなくなりました。
しかし、-5℃を下回るような低温環境では、暖機運転なしでは動きがとっても固く感じます。
そのような状況下では、エンジンの持つ本来の性能が発揮できていないんです。
また、車内を暖めることでフロントガラスの凍結を溶かすという役割もあります。
北海道ではリモコンエンジンスターターをつける人が多いんですよ。
ドアミラーオートシステム
出典:スバルXV公式サイト
車から降りてドアロックをすると、自動的にドアミラーが格納されます。
地味だけど実用的な機能ですね。
ドアロック後に「あっ!折りたたむの忘れた!」ってよくやっちゃうんですよ。
人通りの多い駐車場で、車に戻ってみたらぶつけられて反対側に折れ曲がってた…という話も聞いた事があります。
事故防止の面でも利便性の面でも、余裕があればつけたい機能です。
ロックをしたかの確認にもなるので意外と便利です。
ドアエッジモール
出典:スバルXV公式サイト
小さいお子さんがいる方はつけた方が安心でしょう。
車の停止後、不意にドアを開けてしまって隣の車を傷つけてしまった…なんて、できれば経験したくないものです。
実際に以前私が乗っていた赤い車で、いつの間にかドアに白い塗料がついていたことがありました。
風に煽られて隣の車にぶつけてしまい、弁償した事もありました。
そんな不慮の事故もアイテム装着で未然に防げるなら安いものです。
ディスプレイコーナーセンサー
出典:スバルXV公式サイト
ディーラーオプションのナビ装着車専用の装備ですが、運転に自信のない方にはおススメです。
目視だけでは見えにくい物もとらえて知らせてくれます。
サイドシルプレート
出典:スバルXV公式サイト
実用的でおすすめアイテムの一つ…と言いたい所ですが、フロント用しかないのが残念。
サイドシルとは車のドアを開けた時、足をかけたくなるフチの部分です。
背の低い方やお子さんなど、実際に足をかけて乗る人もいます。
リア用もあれば絶対おすすめだったんですが...
サイドシル部を傷から守りたい方は、汎用のスカッフプレートやステップ保護シートなどでもいいかもしれませんね!
カーゴ用品
純正の用品は4種類あります。
それぞれ共着不可なので、どれか一つを選んでつける形になります。
カーゴボックス
出典:スバルXV公式サイト
これはとても便利そうですね!
アクティビティのみならず、普段使いにも役立ちますね。
買い物袋が倒れたり滑ったりしないので、卵とお米を同時に買っても安心!
カーゴマット
出典:スバルXV公式サイト
XV専用にデザインされたマットで、上質なカーペット地です。
専用の純正品ならではの装着感です。
カーペット地のいい所は荷物のガタつきを抑えてくれるので、騒音がしない事です。
カーゴトレーマット
出典:スバルXV公式サイト
水濡れや泥汚れからカーゴルームを守りたいならこれ!
樹脂製でトレー状になっているので、雪が融けて水になっても流れ出すのを防いでくれます。
普段そんなに汚れるような使い方しないなぁ~という方でも、ベビーカーをお使いならまず必須ですね。
そしてこのトレーマット、後部座席の後ろ側までガードしてくれるんです。
ですのでスノーボードやサーフボードなど、長尺物の水濡れ荷物もへっちゃらですよ!
嬉しい事に、トレーマットを装着したまま後部座席の分割リクライニングや、サブトランクを開ける事もできるんです。
さすが純正品!
オールウェザーカーゴカバー
出典:スバルXV公式サイト
こちらは撥水シートで、後部座席の後ろ側からリアバンパーまでガードしてくれるカバーです。
キャンプの荷物を出し入れしていたらバンパーに傷が!!なんていう事態も防げますね。
ポイント
以上4点紹介しましたが、カーゴトレーマットとオールウェザーカーゴカバーはちょっと注意してください。
オーナーさんの意見で荷物が滑りやすいというレビューも見かけたので、乗せる物によっては対策が必要かもしれません。
まとめ
ナビはデザイン性も実用性も優れたビルトインタイプをお勧めします。
保証期間の短い社外品は論外です。
また、うちは海にもあまり行かないし、ウィンタースポーツもしないから…
と思っていても、実は日常的にもつけておくと便利なオプションはたくさんあるんです。
SUVのオプションというと、どうしてもレジャー用途として考えがちですよね。
ぜひ、日常的に使えるか?という見方をしてみてください。
きっとつけておいてよかった!と思うオプションに出会えるはずですよ。