ミドルサイズSUVとして人気のCX-5。
発売当初から好評ですが、毎年のように改良を繰り返し「人馬一体の走り」へ、より近づきました。
思わず見とれてしまう高級感あふれる車体からして、きっと乗り心地抜群なんだろうな・・・
実際、乗り心地「最高!」という評価もみかけます。
今回は、その最高と言わしめるポイントを具体的に紹介していきますね。
目次
CX-5 の乗り心地は良い?悪い?
引用元:CX-5公式
実際に購入されている方は、ほぼ「乗り心地がよい」と感じています。
早速、口コミを見てみましょう。
購入者の意見は?
レンタカーで乗ったCX-3の段差での突き上げ感に閉口したという経験もあり、乗り心地に関してはネットでも賛否両論あり、納車まで一番心配していた部分でした。
しかし、CX-3とはレベルが違いました。
確かに硬いといえば硬いし、段差では振動を拾いますが、振動をうまくいなしてくれますし、シートでもうまく振動を吸収しているようです。
但し運転席でしか見ていないので、後部座席ではどうなのか気になるところです。
車高が高いのでロールも多少ありますが、ドライブレコーダーの録画を見るとロールはしていますが、乗っている分には全く気になりません。むしろそれを楽しめるようなセッティングがされているようです。個人的には心配は杞憂に終わりました。
むしろ乗り心地は上質感を感じますし、満足です。
引用元:みんカラ
なるほど、いい感じですね!
とてもしなやかなサスペンションだと思います。必要な路面のインフォメーションを完全に無くすことなく乗り心地を良くしているのだと思います。
同乗者からもとても乗り心地が良くて寝てしまいそうだと好評です。
後部座席にも座ってみましたが、足元が広くてシートもリッチなので快適でした。
ロングストロークサスは酔いやすいという人も多い中、CX-5はソフトすぎないのでセダンから乗り換えてもさほど違和感はありませんでした。
引用元:みんカラ
探してみても、悪いと書き込みしている人はみつかりませんでした。
みんなのお気に入りポイント
CX-5の乗り心地で、特に高ポイントだったのが「静粛性」と「安定感」の2点です。
静粛性
ガソリン車はもちろん、特にディーゼル車で高評価でした。
「子どもがすぐ眠ってくれる」という口コミもあるほど。
子どもが寝付くまでに時間がかかってストレス!という方の強い味方ですよ。
安定感
マイナーチェンジ時に「SUVにもセダンの走り」を追求し、G-ベクタリングコントロールを搭載。
「ん?何それ?」と、はじめて聞く方もいるかもしれません。
簡単に言うと、ハンドルやタイヤの駆動力で安定させる機能のことです。
車高の高い車は運転しやすい反面、コーナリングにおいては遠心力のせいでふらつくことがあります。
その「ふらつき」自体を抑えてくれる、実に頼もしい機能なんです。
このおかげで車体が安定し、「車酔いも減った」という意見もあります。
乗り物酔いを経験した方なら分かると思いますが、ほんと辛いもんです。
車酔いすら改善してくれる最新技術って・・・すごい!
マイナーチェンジではどこが改善された?
引用元:CX-5公式
エンジン部分をメインに改善した最近のマイナーチェンジ。
標準装備として以下2点が改良されており、さらに使い勝手がアップしました。
- 車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付き)
- フロントドア・リアドアのパワーウインドーに自動反転機構とワンタッチ&タイマー付き
「なくてもいいや」という方もいるかもしれませんが、これが結構便利なんですよ。
例えば、走行中にドアが開いてしまう危険がなくなるため、小さな子どもを乗せる場合も安心です。
もっと操作性をアップさせたい!という方には、以下のオプション装備をおすすめします。
- 360°ビュー・モニター
- パワーリフトゲート
360°ビュー・モニターは真上から俯瞰した映像が見られるので、狭い駐車場でも安心です。
初心者はもちろん、「正直、運転が苦手」という方にぴったりのオプションです。
そして、ボタンひとつでトランクを開閉できるパワーリフトゲート。
傘をさしながらバックドアを開けるのって、けっこう大変ですよね。
これさえあれば傘をさしながら荷物を持っていても、ボタンを押すだけなのでとっても便利。
せっかくの休日に限って、雨に降られてブルーになることってありますよね?
天候に関わらず、ルンルン気分で買い物に出かけられるなんてステキです。
CX-5の硬い乗り心地はシートにより改善
CX-5のシートはやや硬めです。
実は、シートが柔らかすぎるのって問題なんです。
なぜなら、逆に凸凹を吸収しやすく、車酔いにつながってしまうからです。
そんな長時間のドライブは苦痛でしかありません。
CX-5は、マイナーチェンジによりシートの座り心地を徹底改良したのです。
「人間工学に基づいたシート設計」が硬い乗り心地をカバー
CX-5の乗り心地はやや硬めですが、「人間工学に基づいたシート設計」により改善されました。
全座席に高振動吸収ウレタンを使用することで振動を伝わりにくくしています。
路面からの振動をいなす感じで上手にバランスを取り、乗り心地のよさにつなげているのです。
つまり、シートを硬めにすることで、不快な突き上げ感を改善しています。
他にも、以下のような乗り心地へのこだわりがあります。
- 背もたれの耐圧を分散し体幹を体幹をしっかり支える前席
- 前席のセンターアームレストとドアアームレストの高さを同じにすることで、左右のバランスを整える
- 下半身の形に沿った立体的なシート形状することで、長時間のドライブも疲れにくい
人間がいかに快適に座れるか、そして長時間ドライブを快適に楽しめるかを追求したシートなのです。
それでも硬いのは苦手!という方に、いくつか解決法を紹介しますね。
タイヤをサイズダウンすれば乗り心地が良くなる!
ベースグレードを除き、PROACTIVE やL packageではタイヤサイズが19インチです。
突き上げが気になる方は、17インチにグレードダウンするだけでかなり改善されます。
正確にはインチダウンすることで扁平率を高くするということです。
扁平率が高いとタイヤが路面からの衝撃を吸収してくれるので、振動が伝わりにくくなります。
人によっては、16インチにまでサイズダウンさせています。
でも、大きなタイヤのほうが見た目がかっこいいのも事実。
ん~、これは悩みどころ!
なので、ディーラーで試乗して、実際の乗り心地を確認すると良いでしょう。
後部座席の乗り心地は?
せっかくSUVを手に入れても、同乗車の乗り心地が悪ければドライブの楽しみも半減します。
「SUVって、どうせ後部座席が狭くて乗り心地が悪いんでしょ・・・」という先入観を持っていませんか?
安心してください。
CX-5は、後部座席も乗り心地がいいんです。
ゆったりシートで座り心地抜群
見てください!この堂々たる内装。
引用元:CX-5公式
大人5人だと狭いかも知れませんが、4人で乗るなら十分ゆったりしています。
後部座席にもエアコンがあるので、温度調節もばっちりです。
快適な温度には個人差があるので、別々に調節できるのは嬉しいポイントですね。
リクライニングできる!
後部座席をリクライニングできない車種が多いSUV。
しかし、CX-5は違います。
飛行機や新幹線でも長距離の場合って、誰でも背もたれを倒しますよね?
車だって同じです。これで長距離ドライブでもゆったりくつろげます。
ドライバーだけでなく同乗者のことも考えたCX-5は、年配の方や小さな子どもにも優しい設計なんです。
疲れているんじゃないかな?という心配や、頻繁な休憩からも解放されますよ。
その分目的地にはやく着けるから、楽しさ倍増ですね。
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ドライバーの乗り心地もGOOD!
引用元:CX-5公式
マイナーチェンジごとに安全性能もグレードアップし、運転しやすくなっています。
例えば、SKYACTIVが標準装備になりました。
長距離ドライブの際も運転者をしっかりサポートしてくれるので、疲労も軽減します。
どんなものがあるのでしょうか?
具体的に確認しましょう。
ほぼ自動運転を実現してくれるMRCC
MRCCをテーマにした少し長い動画ですが、とても参考になります。
早送りしながらでも、わかりやすいですよ。
びっくりですね。ほとんど自動運転。
夏に海に遊びに行ったり、家族旅行で疲れたときに活躍すること間違いなし。
ドライバーなら誰もが経験する復路のストレス。
「疲れ果ててみんな寝てるのに、なんで自分だけ運転しなきゃだめなんだ!」という理不尽を軽減してくれます。
当然、運転が趣味で思い通りに車を操りたい人にとっては、ありがた迷惑な装備かもしれませんが・・・
まぁ、不要ならスイッチを切ればOKなので、一度くらい試してみてくださいね。
夜間でもよく見えるAHL
ヘッドライトの切り替えってストレスに感じませんか?
私もよく切り替えし忘れてしまうのですが、対向車のハイビームには文句を言いたくなります。
そんなモヤモヤを解決してくれる機能がこちら。
これまた使える機能ですね。
夜間の運転に慣れていない人にとって、難易度の高いハイビーム・ロービームの切り替えにもってこいです。
対向車にパッシングされる危険もなくなります。
ヘッドライト操作から解放されると、落ち着いて運転できるのが嬉しいですね。
天体観測やロマンチックな夜景など、夜のイベントも満喫できます。
さらに乗り心地をアップさせるなら・・・グレードアップ
ベースグレードでも乗り心地は快適ですが、さらに良くするためにはグレードアップしましょう。
CX-5はガソリン車とディーゼル車、それぞれに以下2種類のグレードがあります。
「PROACTIVE]と「L package」(別途、特別仕様車もありますが、今回は省略)。
乗り心地はどう違うのか?気になります。
グレードごとの比較
まずは、ベースグレードとPROACTIVEから。
引用元:CX-5公式
内装はこんな感じです。
これだけでも十分に高級感があり、決して乗り心地も悪くありません。
とても300万円前後で手に入るようには見えないですよね?
さらには、嬉しい装備が付きます。
運転席に電動10wayパワーシート、運転席と助手席にシートヒーターが付いているんです。
ドライバーはベスポジに座れるし、冬は暖房がなくても快適ですよ。
そして、次にL packageです。
引用元:CX-5公式
見てください!レザーシートのおかげで、高級感が大幅にアップしています。
このクールでスタイリッシュなホワイトレザーは、L packagオンリーで展開する特別カラーです。
これだけでも欲しくなりますよね。
子供が小さくてシートを汚してしまうのが嫌!という方には、もちろん定番色ブラックもあります。
さらに、まだまだ至れり尽くせりの装備がついています。
助手席にも10wayパワーシート、さらに後部座席にもシートヒーターを完備。
加えて、パワーリフトゲートを標準装備しているので、インテリアに非の打ち所なし!ですね。
あっぱれ。さすが、最高グレードです。
これだけ安全装備バッチリで、おまけに高級車に引けを取らないインテリア。
これで360万円という価格・・・そりゃ売れますよね!
CX-5の乗り心地はCX-3やCX-8、ライバル車ハリアーと比べてどう?
CX-5の乗り心地をCX-3やCX-8、またはライバル車のハリアーと比べている口コミを集めました。
- CX-3はふわふわしていて安っぽい感じがしましたが、CX-5のサイズになると違うジャンルのクルマに乗っているような感じがしました。やはりSUVは、適度な大きさが必要なんだなと思わせるものがあります。
- SUVなので走行性能はそれなりです。
走行性能・CX-5>ハリアー
乗り心地・ハリアー>CX-5
静粛性は新車装着のTOYOプロクセスが煩いタイヤなので交換すればハリアー並の静粛性になります。
直進安定性は当然ホイールベースが長いCX-8の方が高いです。- 乗り心地はCX5が明らかにいいです。
言ってしまえば私的にはハリアーはプリウスより乗り心地悪いです。
一応プリウスは17インチにしていてタイヤはルマン5です。ハリアー試乗した時に突き上げ感があり正直不快でした。距離も走るのでここで正直買う気が失せてました。- CX-8の方が乗り心地が良い。 CX-5はCX-8より操縦安定性が良い。
口コミをまとめると、乗り心地の良さはCX-8>CX-5、ハリアー>CX-3といった感じでしょうか。
CX-8は、ホイールベースが長いことで直進走行の安定性が高く、路面からの振動が少ないのです。
他車との乗り比べを考えているなら、CX-8との比較をオススメします。
まとめ
引用元:CX-5公式
内装、装備ともに文句なしの乗り心地を誇るCX-5。
しかも、マツダは努力を怠ることなく一部改良やマイナーチェンジを繰り返しています。
「CX-5って、そんなに乗り心地いいのか!」と感じた方、ぜひ試乗してみてください。
きっと、満足するはずです。
予算に余裕があるなら、CX-8と乗り比べてもいいですね。
ただし、この価格でこの乗り心地は、正直他では見つからないでしょう。
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