アウトドア派に大人気のエクストレイル。
その最大の魅力は「内装」にあると言っても過言ではありません。
そこで、今回はエクストレイルの内装について詳しく見ていきます。
これからレジャーやキャンプを考えている方は必見です!
目次
エクストレイルの内装と質感をチェック!
標準車と特別仕様車の内装の違いを見ていきましょう。
標準車の内装&質感
まずは標準車から。シートカラーはブラック1色だけです。
引用:nissan
ご覧ください!この溜息が出るような高級感。
汚れが目立ちにくく掃除しやすい定番色といえば、やっぱりブラック。
実用的なこのシートは「セルクロス」という合皮製。
なんと、水分を通さず湿気のみを逃がしてくれる頼もしい素材なんですよ。
通気性ばっちりだから、汗かっきの子どもも安心して乗せられます。
しかも、飲み物をこぼしてしまってもサッと拭くだけでOK!
引用:nissan
ただし、実際の感想はさまざま。
湿気が「気にならない」という一方で、「かなり蒸れる」とう声も・・・
防水シートはなんか複雑ですね。夏は蒸れてペトペト張り付くし、冬はシートヒーターが付いていないのでかなり冷たく、クッションは必需品だと思います。ホントこれからの時期寒い。
引用:https://minkara.carview.o.jp/
エアコン入れれば平気です。
暑いのを我慢しながら乗るなら蒸れるかもしれませんが、それは普通のシートでも同じですよね?
引用:https://minkara.carview.co.jp/
もとから備えるエクストレイルの特性を活かしつつ、季節に応じてクッションなどで工夫するのがポイント。
新しく買った車の快適性を上げるために、自分好みにアレンジするのも楽しい時間ですよね。
また、ガソリン車のみ、シート同様ラゲッジスペースも防水仕様となっています。
これなら、雨の日の買い物だってへっちゃらですね。
夏のウエットスーツはじめ、冬には雪がついたスノーボード、キャンプで泥だらけになってしまったシューズ・・・
アウトドアを楽しむ方にとっては、季節を問わず車内の汚れや防水対策が重要になります。
濡れたり汚れてしまったものを、そのまま積んでも大丈夫なのは心強い。
だって、終始後片付けのことを考えながら、本気で遊ぶことなんてできませんよね?
エクストレイルなら、今まで後片付け担当だったパパやママのストレスも激減すること間違いなし!
特別仕様車の内装&質感
次に、特別仕様車であるエクストレイルAUTECHの内装をチェックしてみましょう。
エクストレイルでは、唯一AUTECHだけが本革シートを採用しています。
専用カスピアンブルーの刺繍が施されるなど、随所にこだわりが感じられるデザイン。
特別感あふれる空間に、思わずニンマリしてしまいそうですね。
本革ならではの滑らかな感触は座り心地抜群、他の素材とは一線を画します。
また、革特有の経年変化にも愛着がわき、運転するのがさらに楽しくなる予感。
え?全グレードで防水シートじゃないの?
安心してください!エクストレイルは完全防水シートが標準装備されています。
季節を問わず、レジャーシーンでの水濡れや汚れを心配することなく車内へ乗り込むことが可能。
当然、雨や雪の日など悪天候にも強い味方になってくれます。
また、標準の防水仕様の他に、肌触りの良いクロスシートをオプション選択することもできます。
防水性のニーズが少なく、車内により快適性を求めたいという方にぴったりのオプションですね。
それとは対照的に「いや、求めるの高級感オンリー」という方には特別仕様車AUTECHがおすすめ。
高級素材である本革は味わいがあるものの、決して水に強い素材とは言えません。
小さい子どもがいる家庭では、メンテナンスが面倒なので不向きであると言わざるを得ません。
カスタマイズで自分仕様に
ここでは、細部にまでこだわって自分好みのエクストレイルに!というユーザー向けプログラムを紹介。
その名も「プレミアム パーソナライゼーション プログラム」。
エクストレイルAUTECHでは、シートを「ストーンホワイトレザー」か「タンレザー」の2色から選択可能。
おお!シートの色が変わるだけで、こんなにも印象が違って見えるんですね。
その場がぐんと華やかになり、清潔感いっぱいの空間を演出してくれるホワイト。
一方、控えめでありながら洗練されたブラウンから漂うラグジュアリー感も捨てがたい・・・
自分好みに仕立てていくプロセス、あれこれ考え迷う時間も車選びの醍醐味です。
いろいろ考えて、いっぱい悩んで、後悔しないインテリアを選びましょう!
収納は十分なの?
前座席中央部に、便利な保冷保温ドリンクホルダーがあります。
引用:nissan
取り外し可能な間仕切りは、スマホなど小物収納にも使えて便利。
引用:nissan
また、センターのドリンクホルダー後部にも収納スペースがあります。
アームレストも兼ねていて、ティッシュなどよく使う物を入れておくのに最適。
なんと、10インチタブレットが入るサイズなので、9.7インチiPadだってラクラク。
長距離ドライブに飽きた子どもに、動画を見せることも多い中、これは便利ですね。
さらには、フロントとリアのドアポケットに地図帳などが入るスペースがあります。
ペットボトルが1本入るドリンクホルダーも装備。
適度な水分補給が不可欠なドライブ、ユーザーの立場になって考えられた収納設計がありがたいですね。
引用:nissan
後部座席は広いの?
後部座席の背もたれから前座席の背もたれまでの距離は・・・66cm。
身長170cmくらいの人が座った場合で考えると・・・
この画像からも分かるとおり、膝から前座席シートまで約こぶし2個分です。
加えて、20X、20Xiでは後部座席がリクライニングできるんです。
当然、リクライニングすることで前座席の下へ足を伸ばしやすくなります。
これは思った以上の広さですね。
きっと、ゆったりした乗り心地を実感できるでしょう。
シートアレンジで荷物もラクラク
エクストレイルは、後部座席とラゲッジシートが柔軟にカスタマイズできるような仕組みになっています。
これなら、荷物や買い物したものの形、同乗者の数に応じて自由自在にアレンジできます。
20X、20Xiの場合は、下の写真のように後部座席とアームレストが別々に動く4:2:4モデルを選択可能。
このようにアームレストを倒すことで、十分な広さを確保できます。
後部座席に子どもを二人乗せていても、長さのある組み立て式家具などをラクラク収められます。
エクストレイルでの車中泊については、こちらの記事をご覧ください↓
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ライバル車との比較
ライバル車であるトヨタ「ハリアー」とマツダ「CX-5」の内装を比較してみましょう。
トヨタ「ハリアー」との比較
エクストレイルと比べると、シートの高級感や座り心地はハリアーに軍配があがります。
快適快温シートを搭載しているので、夏冬問わずシートの蒸れや冷え対策にもぬかりなし。
特に、夏は背もたれと座面から風が出るベンチレーション機能により、快適なドライブが楽しめます。
しかし、ハリアーが劣っている点もあります。
例えば、後部座席が6:4タイプだから、真ん中のアームレストだけを倒す事ができません。
そのため、長いものを積むときには後部座席のどちらかを倒さなければならないんですね。
ボードなど長さのあるスポーツアイテムを頻繁に運ぶ方は、断然エクストレイルがおすすめ。
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マツダ「CX-5」との比較
先のハリアー同様、エクストレイルよりもCX-5の方がシートの高級感や座り心地では勝っている印象です。
また、暑い季節でも快適に運転できるように、運転席と助手席にベンチレーション機能を搭載。
背もたれと背中の接する面に、いくつかの吸い出し口を設けることで熱気を逃がす仕組みになっています。
ステアリングやシフトノブの革の質感は、写真で比較する限り大きな差は見られませんね。
エクストレイル同様、後部座席のアームレストを倒せる4:2:4タイプなので、シートアレンジも可能。
まとめ
エクストレイルの特徴・・・それはなんと言っても「防水」。
レジャーシーンで、汚れや水濡れを気にせず使用できるのは非常に心強いです。
後片付けが憂鬱で、思いっきりエンジョイできなかったママも一緒になって遊べます!
最低限拭き取るだけでOKだから、世話のかかる子どもやペットともストレスなく過ごせます。
つまり、季節を問わずアウトドアで使い倒したい方には、もってこいの車ってことですね。
また、後部座席の座り心地やラゲッジスペースの広さなども魅力的。
家族揃ってのちょっとした旅行や、週末のまとめ買いにピッタリです。
ぜひ、試乗する際は運転席だけではなく、後部座席やラゲッジスペースにも注目してみてくださいね。