車を購入するにかかる費用は車体価格だけではありません。
ガソリン代、税金、保険代…挙げたらきりがありませんが、車を維持していくのに気になるところですね!
どの程度かかるの?安くすませられる方法は?人気SUVのホンダヴェゼルの維持費をご紹介していきます。
目次
年間にかかる税金はいくら?
車を持つにあたり、必ずかかってくるのが自動車税。
5月くらいに納付書が届いて、げんなりされる方も多いのではないでしょうか?
金額もそれなりに大きいので、いくらかかるか気になる方も多いでしょう。
ヴェゼルのハイブリッド車とガソリン車にかかる税金をまずは見ていきます。
自動車税 (1,500cc以下) |
共通 | 34,500円 |
---|---|---|
自賠責 | 共通 | 1年目 13,040円 2年目 14,000円 |
重量税 | ハイブリッド | 1~3年 免税 4年目 7,500円 |
重量税 | ガソリン | 1~3年目 5,600円 4年目 7,500円 |
ただし、例えばハイブリッド車(FF)は翌年75%免税されるので、2年目の自動車税は9,000円になります。
ヴェゼルもハイブリッド車、ガソリン車によって減税率が違うのでご注意ください。
ホンダの公式サイトでわかりやすく説明されていたので、もっと詳しく知りたい方は参考にしてください。
さすがエコカー・・・。ここだけ見るとうらやましいですね。
総排気量のちがいによる自動車税とエコカー減税
自動車税は排気量によって変わってきます。また、車の重さによって重量税が変わってきます。
それらの税金が31年3月31日までエコカー減税で免税または減税になります。
エコカー減税位について軽く説明しておきますね。
自動車税の税額
総排気量 | 税額 |
---|---|
1.0L以下 | 29,500円 |
1.0L超~1.5L以下 | 34,500円 |
1.5L超~2.0L以下 | 39,500円 |
2.0L超~2.5L以下 | 45,000円 |
2.5L超~3.0L以下 | 51,000円 |
3.0L超~3.5L以下 | 58,000円 |
エコカー減税
平成17年排ガス規制75%低減または平成30年排ガス規制50%低減を達成したもので、平成31年3月31日までに登録した新車に対応する減税になります。
平成32年度燃費基準プラス10%達成 | 概ね50%減税 |
平成32年度燃費基準プラス30%達成 | 概ね75%減税 |
次世代自動車 | 概ね75%減税 |
ポイント
エコカー減税の優遇措置は翌年度分から対象になるので注意!
年間のガソリン代は?
先ほど年間にかかる税金を紹介いたしましたが、こればっかりは節約しようがありません!
ただガソリン代は別です。まずは実燃費からの年間のガソリン代を見ていきましょう。
実燃費 | 年間ガソリン代 | 月々ガソリン代 | |
---|---|---|---|
ハイブリッド | 18.04㎞/L | 84,035円 | 7,003円 |
ガソリン | 14.51㎞/L | 104,480円 | 8,707円 |
※ガソリン価格は全国平均151.6円(2018/11/23時点)で算出、ヴェゼルのガソリンタンクは40L
ハイブリッドとガソリン車で月々のガソリン代が1,700円ほど違います。
一見この数字だけを見るとハイブリッドいいじゃん!と思われるかもしれませんが、車体価格が違いますので注意してくださいね。
ヴェゼルはG・Honda SENSING〈FF〉とHYBRID RS・Honda SENSINGで本体価格がおおよそ73万円違います。
エコカー減税があるといっても、73万円がガソリン代だけで埋まらないかなと思います。
ガソリン車の燃費も優秀なので、比較的お安くすんでいます。
ヴェゼルの燃費を別のページで紹介していますので是非ご参考ください。
誰でも簡単にできる節約方法 ポイント還元を狙え!
ではここでどうしたらガソリン代を少しでもお得にできるか??
ポイント還元率のいいカードを使うのが一番!
最近は様々なカードでポイント還元がされ多すぎて、どれを使ったらいいかわからない!という人も多いはず。
中でも1つおススメさせていただくのがTカード。
ENEOSで200円で1ポイントの還元になります。
意外と普通じゃない?と思われると思いますが、店舗によってはTカードのポイント2倍・3倍デーを開催しています。
なので2倍なら200円で2ポイント、3倍なら3ポイントとお得!
これまた、店舗によってはT価格というガソリン価格を設定しているところもあります。
3倍の日だけ狙っていくというのもありです。
年会費もかからないので持っていて損ではないですね。
自動車保険はどのくらい?
自動車保険に加入するにあたり、ディーラーで加入をすすめられる保険に入るか、ネット保険に入るかどちらにするか悩みますよね。
入る保険・運転手の条件にもよりますが、ディーラーで加入する保険で対人無制限、対物無制限、弁護士特約など一番いい条件で加入すると10万円前後はしてくるのではないでしょうか。
今やネットで何でも簡単に調べられてしまうので、ヴェゼルの保険料を出してみました。
ソニー損保で見積もった場合
●6等級 / 21歳以上 / 免許ブルー / 11,000㎞以下の条件
・・・175,000円
この条件の方はなかなかいないかもしれないですね。ネット保険料でもかなりお高めです。一番高くなるよう設定しました。
●12等級 / 30歳以上 / 免許ゴールド / 11,000㎞以下の条件
・・・48,510円
ヴェゼルオーナーはこのあたりが多いのではないでしょうか?
やはりネット保険は安いですね!
※インターネット(10,000円)、証券ペーパレス(500円)割引有、車両保険(一般型)で見積もり、ヴェゼル[RU2]で試算
※見積もりサイト・・・ソニー損保
ネットだと安いですね!おおまかな試算になりますが、簡単に出せますので参考程度に一度調べてみてください。
安いネット保険は大丈夫なのか?
金額だけでみれば圧倒的にネット保険がおすすめです。
ただ事故処理に慣れていない方はディーラーで保険加入がおすすめだと思います。
私は一度事故を起こした時にディーラーと入った保険会社が違ったので、あちこち連絡することになり苦労しました。
それでなくても愛車が事故って泣きそうなのに、同じ事故状況を何度も説明しないといけない・・・つらいです。
確かにディーラーが提案している保険は高いですが、事故したときに担当の営業マンに丸投げできるので、買ったディーラーで修理すると決めている方は、一概にディーラーで加入が悪いわけではありません。
人それぞれだと思いますが走行距離が短い方やほとんど乗らない方は、ネット保険でも全然ありです。
一度一括見積もりサイトで、比較してみるといいですよ。
\5万円以上安くなった人も/
ヴェゼルの年間の維持費
ざっくりですがヴェゼルにかかる費用について、ご覧いただきました。
次に4年以降でかかる年間費用について簡単にまとめます。
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
ガソリン代 | 84,035円 | 104,480円 |
任意保険 | 48,510円 | 48,510円 |
自動車税 | 34,500円 | 34,500円 |
重量税 | 7,500円 | 7,500円 |
自賠責保険料 | 14,000円 | 14,000円 |
車検代(年割計算) | 50,000円 | 50,000円 |
合計 | 年間238,545円 月々19,878円 |
年間258,990円 月々 21,582円 |
大まかな試算ですが、これだけの金額がかかります。
その他にも、
- 駐車場代
- スタッドレスタイヤ代
- オイル交換代
- 諸経費(高速代など)
お住いの地域によると思いますが余分な経費がかかりますね…。
維持費を節約する方法
維持費を少しでも減らすためには、
・車検代はディーラーだけでなく何社か見積もりを出してみる。
・任意保険代はネット保険も視野に入れてみる。
・ガソリン代はポイントカードやクレジットカードを駆使してみる。
などなど
小さな金額ではありますが、年間トータルすると大きな金額になりますので是非工夫してみてください。
維持費が安いので、20代にも人気がある!
SUVとなるとなんとなく、家族連れや年配層をイメージしてしまいそうですが、意外と20代にも注目されている車なんです。
なぜなら昨今の若者は、スポーツカーよりも女子もつるんでワイワイできる車の方がモテるからです。
それなりにオシャレで、販売金額が安く、維持費もやさしいと3ポイントを押さえた車がヴェゼルなわけです。
どう言ったポイントが若者に人気があるのでしょうか。
ポイント
・長時間運転しても疲れないところ
・走行中の音がうるさくないので、会話の邪魔にならない
・SUVの中でも低価格で購入しやすい
・車内が広いので長時間乗っても疲れない
ヴェゼルはデザインもオシャレも兼ね備えた車なので、お金に困っているがカッコいいSUVに乗りたいという人はぜひヴェゼルの購入を検討してみてください!
ミドルクラスのCX-5と維持費の違い
引用先:マツダ
同じSUVでもクラスの違うCX-5の維持費とどの程度差があるのでしょうか。
コンパクトSUVとミドルクラスSUVとどの程度違いがあるのか調べてみました。
CX-5(2000ccガソリン) | CX-5(2500ccディーゼル) | |
---|---|---|
自動車税 | 39,500円 | 45,000円 |
重量税 | 24,600円 | 免除 |
自賠責保険 | 25,830円 | 25,830円 |
税金だけでもヴェゼルと比較すると33,930円も高いことがわかります。
排気量と車のサイズが変わっただけでこれだけの維持費が変わってしまいます。
まとめ
軽自動車から乗り換えを検討されている方からすると高い!と思われたかもしれません。
ただヴェゼルは燃費が優秀なので比較的維持しやすい車だと言えます。
あくまで一例ですが、税金以外は安く抑えることはできます。
・保険は見積もりを取って安くて条件のいい保険を探す
・タイヤなどの部品はディーラーではなく、専門店で購入する
などいくらでも維持費を抑える工夫ができますね。
車もグレードが上がれば維持も大変ですが、乗っていて楽しいと思いますのでよく考えて購入したいところです。