手軽に乗れるオフロード車として不動の人気を誇るスズキジムニー。
2018年には20年ぶりとなるフルモデルチェンジで新型が投入され、世界中のジムニーファンを沸かせましたよね!
そんな多くの人を魅了してきた名車ですが、内装はどんな雰囲気なのでしょうか?
車内は第2の自分の部屋と言っても過言ではない大事な空間。
せっかくだから自分らしい演出もしたい。
今回は基本的な内装と、演出を手助けしてくれるカスタムパーツをご紹介します。
目次
ジムニーの内装ってぶっちゃけどう?しょぼい?
出典先:ジムニー公式サイト
元々が機能性重視の車のため、余計な装飾を排除したデザインのジムニー。
例えば、インパネ周りはシンプルなプラスチック素材なので、見る人によっては「しょぼい」「寂しい」「つまらない」といった印象になるかもしれません。
しかし実際には、傷や汚れが目立ちにくい表面処理が施された、実用性に富んだパネルなんです。
だから、そのデザイン性だけで「しょぼい」と判断してしまうのは、もったいないです。
やっぱり車内は「第2のマイルーム」ですから、気に入ったインテリアで過ごしたいものですよね。
ジムニーのグレードごとの内装の違い
2018年に発売された新型ジムニーにはシンプル装備のXG、必要十分な快適装備のXL、さらに上の全部入りとも言えるXCという3つのグレードが用意されています。
グレードによる内装の装備やシートの違いをご説明します。
装備の違い
出典先:ジムニー公式サイト
まずはインパネ周りから、グレードを比較しながら見てみましょう。
乗り降りサポートのグリップ
助手席乗降グリップ
ドアグリップ
出典先:ジムニー公式サイト
乗り降りのしやすさをサポートする、機能的なデザインの助手席乗降グリップを装備。
握りやすい大型のドアグリップを採用。(公式サイトより引用)
なぜなら、最低地上高205mmと車高のあるジムニーの場合、子どもはもちろん背の低い方が乗る際に、何かつかまるものがないと危険だからです。
ドアグリップに加え、さらに助手席にもグリップを設けることで、体勢を崩した時などつかまることができます。
これでガタガタ揺れる悪路や、何かが飛び出してきて急ハンドルを切る時も安心です。
嬉しいことに、この2つのグリップは全グレードに装備されています。
センタースイッチ
出典先:ジムニー公式サイト
左右にパワーウインドースイッチ、センターにESP(R)OFFスイッチとヒルディセントコントロールスイッチを配置。
手袋をしたままでも操作しやすいよう、大型のスイッチを採用しています。(公式サイトより引用)
どこまでも徹底された実用的デザインに、スズキの一貫した哲学を感じます!
これも全グレード装備です。
サイドルーバー
出典先:ジムニー公式サイト
サイドルーバーは、XCのみブロンズメタリックの加飾となります。
カッコいいですね!
こういう細かい装飾のあるなしが、意外と全体の雰囲気に影響したりしますから…
ステアリングホイール
出典先:ジムニー公式サイト
XL、XGはウレタン素材で、XCが本革巻きのステアリングホイールです。
本革巻きはカッコいいだけでなく、実はすごく実用的なんです。
夏は熱くなりにくく冬は冷えにくい、手にもしっくりなじみます。
エアコン
フルオートエアコン
マニュアルエアコン
出典先:ジムニー公式サイト
XC、XLはフルオートエアコン、XGはマニュアルエアコンを装備しています。
便利さでいうとフルオートですが、「この武骨さがジムニーらしい」とマニュアルエアコンも実は人気なんですよ。
立方体メータークラスター
ドットディスプレイ
セグメントディスプレイ
出典先:ジムニー公式サイト
立方体のクラスターに必要計器をシンプルに収納。
ジムニーらしくシンプルな設計がいいですよね。
シンプルながら使い勝手がいい。常に照明ONになっているので見やすいです。
また、マルチインフォメーションディスプレイが真ん中にあって、燃費や気温などの情報を教えてくれます。
XCはドットディスプレイで、XL、XGはセグメントディスプレイです。
※スズキ セーフティ サポート装着車もドットディスプレイになります。
ここカッコいいですね!
なんというか、男心をくすぐるデザインではないでしょうか?
バニティミラー
XLには運転席のみ、XCには運転席と助手席にバニティミラーが装備されています。
これは絶対にあった方がいい装備ですね。
シートの色や素材
次はシートについてです。
XC・XLは、はっ水加工ありのファブリックシート
出典先:ジムニー公式サイト
『子供が飲み物をこぼしてしまった』
『コンビニで買ったおでんが倒れてしまった』
『雪山に出かけて雪まみれのまま乗ってしまった』
車のシートって意外と水分の汚に対する心配が多いんですよね。
ここまでの汚れ例はみんな私の体験談ですが…
以前乗っていた車のファブリックシートがベージュ系ではっ水加工もされていなかったので、それはもう見るも無残な姿になってしまいました。
はっ水加工がしてあれば、染み込む前に対処できるので汚れる前にキレイを保てそうです。
XGは加工なしのファブリックシート
出典先:ジムニー公式サイト
はっ水加工のあるなしで、汚れ方はだいぶ違います。
シートカバーをかけるなどの汚れ対策をオススメします。
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後部席は広いの?
出典先:ジムニー公式サイト
ジムニーは軽自動車ですし、快適な乗り心地を追及された車ではないので後部席は狭いです。
しかしXL、XCの後部座席は、左右独立した12段階のリクライニングができるシートで、長時間ドライブや3人乗りで荷物が多い時にも片方を倒せてとても便利です。
XGだとリクライニングもなく分割もできない一体型となっています。
とりあえず人が乗れる、という程度でしょうか…
ですが、なんとジムニーでもバッチリ車中泊ができちゃうんです!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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もっとおしゃれに!おすすめカスタムパーツ
インパネをまるごと外して取り替える…等の大胆で手の込んだ方法もあるんです。
でも下取りに出したい時、原状復帰の事を考えるとなかなか手が出にくいのも事実。
だからといっておしゃれをあきらめたくない!
という事で、ここではもっと簡単な、誰にでもできるカスタムを紹介しますね。
シートカバーは機能性もカスタム性も抜群!
冒頭でもお伝えした通り、車内は第2のマイルームです。
かわいい、カッコいい、スタイリッシュ、ナチュラル…
それぞれに好みがあると思います。
一番簡単に、なおかつイメージチェンジの効果が高いのはシートカバーです。
どうです?
シートカバーのカラーひとつで華やかになったりシックになったり。
汚れも防げるし、万が一カバーが汚れたら外して洗えるのでいいことづくめですね。
簡単に雰囲気作りができるシートカバーははっ水シートのモデルにもおすすめですよ。
ジムニーらしく
- ちょっとサファリっぽく
- 幾何学模様の柄でモード系
- オルテガ柄でネイティブアメリカン
など、自分らしさの演出に幅が広がりますよね。
フロアマットでワンランク上のおしゃれを演出
出典先:楽天
意外に目を引くのがフロアマットなんです。
普段の乗車時にはほとんど意識することはないんですが、乗り降りするタイミングで必ず足元って見ますよね。
そんな時にカッコいいフロアマットだと
「わっ!おしゃれだね!」
なんて言われてちょっと嬉しかったり。
実はけっこう見られている足もとは、おしゃれポイントが高いんですよ~。
これは本当におすすめです!
ステッカーで簡単イメチェン!
出典先:楽天
シンプルで武骨とも言えるインパネ周りには、ステッカータイプのドレスアップもおすすめ。
貼るだけなので、DIYがあまり得意じゃない人でも気軽に挑戦できますね。
こんな風にガンガン個性的に仕上げちゃう方も。
出典先:みんカラ
思い切ったカスタムも、ジムニーならではですよね。
まとめ
ジムニーの内装は他の車と比べてもだいぶシンプルです。
逆を言えば、シンプルだからこそカスタマイズが映えるとも言えます。
オリジナルカスタマイズの良さは、だんだんと自分色に染まっていく事。
初めは簡素と思えた内装も、カバーやマット、シートなど、コーディネートを考えるだけでもワクワクしませんか!?
せっかくのマイカーですから、自分だけの大好きな空間を作っちゃいましょう!
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