時間や場所の自由が効いて、費用もおさえられる車中泊。
いいですよね～。
私も車中泊推奨派です。
ただ、ハスラーは軽自動車ということもあり、「車中泊なんてできるの？」と疑問を持つ方も多いでしょう。
安心して下さい。
ハスラーは軽自動車といえどもSUV車。
アウトドア向きですから、車中泊もお手のもの！
ですが、２人までなら車中泊を快適に堪能できる車というのが正直なところ。
そうなんです。
カップルで車中泊するにはもってこいの車なんです。
それでは、ハスラーの車中泊がどんなものか、ご紹介します。
目次
ハスラーは快適に車中泊できる？フルフラットになるのか検証してみた
ハスラーは軽自動車ですが、1～2人での車中泊なら快適に過ごせます。
なぜなら、フルフラットでの荷室サイズがこんなに広いからです。
なんと、室内長が190ｃｍ！
日本の男性の平均身長は170ｃｍ前後ですから、十分な広さです。
口コミを見てみると、180ｃｍの男性でも余裕で横になれるとのこと。
たしかに、シングルのベッドは幅97cm×長さ195cmなので、それより幅広です。
シングルとセミダブルの間といったところですね。
ハスラーは、軽自動車の規格サイズギリギリなので、室内もとても広いんです。
ハスラーのサイズについては、こちらのページにまとめてあります。
ライバル車とも比較しているので、ぜひ読んでみて下さい。
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ハスラーのフルフラットのシートアレンジは2種類あります。
片側フラットで1人車中泊
画像引用：http://www.suzuki-w.co.jp/search/index.php
助手席を前倒しにする方法です。
両側フルフラットでの2人車中泊
画像引用：https://minkara.carview.co.jp/
こちらのシートアレンジは、ハスラー公式サイトでは紹介されていません。
前席を後ろに倒して目一杯前にずらし、後席を前倒しにした状態です。
大人2人が寝るには十分な広さがあります。
大人1人と子供2人くらいまでなら、いけそうです。
たまにはパパと子供水入らずで、冒険に出かけるのもいいですね。
子供には、最高の秘密基地になりますよ。
ハスラーで車中泊がしたいならグレードに注意！
ハスラーの車中泊を考えているなら、つぎの4点に気を付けてください。
- 1人ならグレードAでも可能！
- 2人以上ならグレードG以上のCVT車
- 助手席前倒しはリアシートとの間に隙間ができる
- 前席に高低差が出る
順番に詳しく見ていきましょう。
1人で車中泊ならグレードAでも可能！
ハスラーにはグレードがA・G・Ｊとあります。
1番シンプルなグレードであるAは、リヤシートのスライド機能と運転席シートリフターが装備されていません。
そのため、運転席のフラット化が出来ないのです。
助手席は前倒しが可能なので、助手席側のみフラットに出来ます。
1人での車中泊なら可能です。
2人以上での車中泊ならグレードG以上のCVT車
運転席側をフラットにする場合、シートリフターで1番高い状態にして倒さなくてはいけません。
そうしないと、倒した時にリヤシートに干渉してフラットになりません。
運転席シートリフターが装備されているのは、グレードG以上のCVT車です。
2人以上での車中泊を考えている方は、グレードに注意して下さい。
ハスラーのグレードによる装備などの違いは、こちらの記事をご覧ください。
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助手席前倒しはリヤシートとの間に隙間ができる
助手席を前倒しにした場合、助手席とリヤシートの間に隙間が出来てしまいます。
画像引用：スズキ公式サイト
この黄色の丸の部分です。
ほぼフラットと書いてあるように、きれいなフラットにはなりません。
ですので、この隙間に荷物やクッションなどをいれるなど、対策が必要です。
また、後方（ラゲッジスペースの方）に向かってやや下がり目なので、頭を前方に向けて寝たほうが良さそうです。
前席に高低差が出る
前席を後ろに倒しフラットな状態にした場合、座面と背もたれに高低差が出来ます。
画像引用：スズキ公式サイト
「この位なら平気じゃない？」と思いそうですが、一晩寝るとなるとけっこう気になるものです。
この後ご紹介しますが、マットなどで対策をとると快適に過ごせますよ。
ハスラーで段差や傾斜を解消する、おすすめのマットを3つ紹介
先程お話したように、ハスラーは完全なフラットにはなりません。
快適な車中泊を過ごすためにも、マットは必需品です。
ニーズ別のおすすめマットをご紹介します。
- 「快適さ第一！」純正品ベッドクッション
- 「快適さも大事だけど低価格が良い！」市販のマットレスなら純正品の半額以下
- 「安さ重視」ニトリのマットレス
「快適さ第一！」純正品ベッドクッション
画像引用：ハスラー アクセサリーカタログ
ぐっすり眠れるよう快適さを求めるなら、純正品のベッドクッションです。
ハスラー専用の純正品のなので、サイズもピッタリ！
高低差もしっかりカバーされているので、完全なフラット状態になります。
ただし、ネックなのは価格・・・
1セット約4万円とは、かなり高価です。
2人で車中泊する場合は、写真のように2枚必要なので約8万円と腰を抜かすレベルの金額です。
ただ、車中泊を定期的に行う方には、初期費用が多少高くとも快適な睡眠には変えられないでしょう。
車中泊をすることを前提に購入を考えている方は、値引き交渉の時にこのベッドクッションを値引き対象にしてもらうのも手ですよ！
ハスラーの値引きについては、こちらの記事にまとめてあります。
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「快適さも大事だけど低価格が良い！」市販のマットレスなら純正品の半額以下
「快適な眠りは譲れないけど、純正品は高すぎて無理！」
そんな方は、市販のマットレスがおすすめです。
SUV人気とともに車中泊も定番となってきた今、車中泊専門店も出るほどなんです。
そこで、おすすめなのがこちら。
車中泊専門店のオンリースタイルのベッドマットレスです。
画像引用：オンリースタイル公式サイト
厚さ10ｃｍの高密度ウレタンが適度な固さを保ち、シートにできる凹凸をしっかりカバーしてくれます。
サイズは、レギュラーサイズとワイドサイズの2種類あります。
| 本体サイズ | 収納サイズ | 価格 | |
|---|---|---|---|
| レギュラーサイズ | 約198×66×10 | 約73×Φ20 | 16,000円 |
| ワイドサイズ | 約198×100×10 | 約107×Φ20 | 23,000円 |
※サイズの単位はｃｍ
1人車中泊ならレギュラーサイズ、2人車中泊ならワイドサイズがピッタリです。
使い方は、空気バルブを開けば5分程度で自然に空気が入る仕組みなので簡単！
片付けは、空気バルブを開いて三つ折りにしたマットの上に乗り、空気を抜けば完了。
前席の高低差が大きいため、そのまま使用すると若干傾斜します。
クッションなどを置くことで、完全なフラット状態にできます。
実際使ってみた方のレビューがありますので、参考にどうぞ。
「安さ重視」ニトリの6つ折りマットレス
画像引用：ニトリ公式サイト
「いやいや、安さが1番！」という方におすすめなのが、ニトリのマットレス。
サイズは幅97cm×奥行197cm×高さ3cmと、これもまたピッタリ。
しかも、2,990円（税込）という抜群のコスパの良さ！
浮いたお金で、他のアウトドア用品を充実させることができますね。
厚さは3cmですが硬質タイプでしっかりしているので、十分な働きをしてくれます。
前席の高低差にはクッションなどを置くことで完全フラットになります。
ただ、6つ折りでコンパクトに収納できますが、エアーマットに比べると収納場所をとるのがデメリットです。
実際にハスラーで車中泊をしているブログなどを紹介
いろいろと書いてきましたが、実際に車中泊をしているところをみたいですよね。
では、ハスラーで車中泊を体験した方のブログなどをご紹介します。
まずは、こちら。
夫婦でハスラー車中泊を堪能しています。
車中泊を充実させるためのオプションを使用して、思いっきり満喫しておられます。
見ていると、節約の為の車中泊ではなく、楽しむために車中泊をしたくなりますよ。
次に、フルフラットシートの作り方の動画です。
シートの作り方がよく分かりますね。
先程ご紹介したオンリースタイルの車中泊専用マット（ワイドサイズ）を使用しています。
ピッタリサイズで素晴らしい。
そして、思った以上に広々空間で驚きです。
ハスラーで車中泊をするときに欠かせないおすすめグッズを紹介！
ハスラーには、車中泊に便利な収納が沢山あります。
画像：スズキ公式サイト
さらに充実した車中泊を過ごせるように、おすすめグッズを4つご紹介します。
日差しやプライバシーを守るためにカーテンは必須！
車中泊に無くてはならないのが、カーテン。
そのままの状態では、朝日がまぶしくてゆっくり寝られないですからね。
しかも外から丸見えで、プライバシーも何もあったものじゃありません。
ぐっすり眠られるよう、遮光性のあるものを選びましょう。
ライトがないと真っ暗！
画像：Amazon
「さあ、ゆっくり夕食でも食べよう」と思っても、エンジンを切れば真っ暗です。
夜の時間を楽しく過ごすためにも、ライトは必要。
電池式のライトを準備しましょう。
夏は充電式扇風機が大活躍！
画像：Amazon
アウトドア本番の夏に活躍するのは、扇風機です。
クリップで留められるものだと、車の中でも置き場に困らず便利ですよ。
充電式や電池式のものを選びましょう。
食事スペースや着替えの目隠しになるカーテン＆タープキット
画像：ハスラー公式サイト
「もっと広々と過ごしたい」という方には、純正オプションのカーテン＆タープキットがおすすめです。
テーブルを出して食事を楽しんだり、カーテンを下ろして着替えをしたりと使い方は色々。
車の中での着替えって、大人にはちょっと狭いですよね。
私もよく頭をゴンッとぶつけたりします。
でも、このカーテン＆タープキットがあればゆっくり着替えができて便利ですよ。
ハスラーで車中泊したらこんなに便利
ハスラーはアウトドア専用の軽自動車ということもあり、車中泊にもってこいです。
快適な車中泊が可能になったらこんなにもいいことがあるんですよ。
・ペットを連れて旅行ができる
・事前に宿泊の予約を取らなくていいので、自由に旅行を楽しめる
・金曜日の夜に出発して、土曜の朝一のまっさらなゲレンデで滑ることができる
・宿泊代をケチれるから、観光を思いっきり楽しめる
あなたは、ハスラーで車中泊をしてどんな楽しみ方をしますか？
ただ、最近は宿泊NGの道の駅も増えてきているので事前に調査してからでかけましょう。
まとめ
アウトドア向きに作られただけあって、広さも装備も充実していますね。
しかし、アウトドアは凝り始めたら止まらない！
そんな方のために、もっとアウトドアが楽しくなるオプションが沢山あります。
少しずつ足していくのも楽しいですね。
ハスラーは軽自動車ということを忘れてしまうくらい、空間を広くとってあります。
しかし、軽自動車だからこその小回りの効きの良さもあります。
「運転が苦手だけど、アウトドアを楽しみたい」
そんな方でも大丈夫！
軽自動車のメリットを活かしたSUV車ですので、気軽に楽しく車中泊が出来ちゃいます。
車中泊がメインの旅も楽しいですよ。
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