2018年度SUV販売台数No.1を誇っているトヨタのC-HR。
快適な走行性能だけでなく、スタイリッシュなデザインも魅力的。
そのステキな外観を見て、私も思わず欲しくなってしまうほどです。(笑)
そんな人気を博しているC-HRですが、後部座席の辛口評価があちらこちらで見かけます。
今からC-HRの購入を考えているあなたにとっては、気になるところ、、、ですよね!
そんなに後部座席は狭いのか?
乗り心地はいい?リクライニングは?
あれよあれよと、気になる事があふれてきますね。
と、いう訳で。
C-HRの後部座席の広さや乗り心地などを調べましたので、ご紹介いたします!
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C-HRの後部席の広さはどのくらい?
公式サイトはじめ、その他のサイトを調べてみても、数値としてわかるのは室内全体の長さ・幅・高さのみ!
後部座席の具体的な広さに関しては、数値としてハッキリと分かりません。
ただ、下記のような意見がありました。
- 後部席の窓は、前席に比べて半分ほどのサイズだから、あまり光が入らず暗く感じる。
- 後方へ行くにつれて天井が低くなっているため、多少の圧迫感がある。
こういった心理的な影響が起因して、実際よりも「狭く感じる」という評価が多いのかもしれません。
その証拠に、「思ったよりも狭くない」という評価も見かけます。
つまり広さの感じ方は、乗る人間の体格や身長、座高、シートの状態などと深く関係するため、一概にはなんとも言えないのです。
例えば、前席を後ろへ下げ切ってしまった場合、その分後部席は圧迫されます。
更に天井の低さが加わることによって、乗った瞬間から窮屈で仕方ない!!と感じる方もいるでしょう。
とは言え、身長170cmほどの男性が座れるだけの空間は確実にあるので、女性やお子さんであれば、大して狭くないかな?という印象です。
しかし、やっぱり窓は小さめなので、少し薄暗く感じてしまうかもしれませんね。
足元の広さは?
では、気になる足元の広さを見ていきましょう。
もちろん乗る人にもよりますが、この動画のように、男性ならば膝から前席の空間は握りこぶし1つとちょっとほど。
他の動画を見ていても、灯油のポリタンクひとつがピッタリはまってしまう程のスペースしかありません。
前席シートを後ろに下げきってしまえば、握りこぶし大の空間もほぼ確実になくなってしまうでしょう。。。
反対にシートを下げすぎなければ、足を組むことはできなくてもリラックスして座れるスペースは十分あると考えられますね!
しかも、前席シートの下には足を入れられるほどの空間があります。
ここに足を入れることで、だいぶ足もとに余裕がうまれるというナイスな作りになっているのです。
リクライニングはできる?
長時間のドライブを考えると、リクライニング機能は装備されていてほしい所です。
しかし、残念ながらC-HRの後部座席にリクライニング機能はありません。
背もたれの角度を変えることはできませんが、座りやすさを考えて少し斜めに設計されています。
おかげで「めちゃくちゃ座りにくい!」ということはありません。
それでも長時間同じ姿勢というのはツラいですよね。
そこは足元や脇にクッションを置くなどして姿勢を変える工夫をすれば、快適に過ごすことができるのではないでしょうか。(^^)
エアコンはある?
引用:トヨタC-HR公式サイト
夏と冬にはエアコンは必要不可欠。
C-HRは左右独立温度コントロールフルオートエアコンという、左右個別で温度調整ができるとてもありがたいエアコンを備えています。
しかし、後席にはエアコンの「エ」の字も見当たりません。
車内がそれほど広くないので、後ろにエアコンがなくても十分に空気が循環してくれるという事でしょう。
ただし、極寒地域に住む方のために「寒冷地仕様」のオプション装備があります。
寒冷地装備のオプションを装備することで、ヒーターリヤダクト機能がはたらき、後席シートの足元へ温風が届きます。
暖かい空気は上に行ってしまうので、後部席の足元も温かいというのはとても嬉しいですよね。
寒冷地に住んでいなくても、冷え症・寒がりさんにはありがたいメーカーオプションです!
ヒーターリアダクト以外にも、リヤフォグランプやワイパーの凍結予防など、寒い地域にはありがたい装備が満載です。
ただし、このオプションは新車発注時にしか装備できないのでご注意ください。
アームレストはない!つけたいならこれ
さて、先程からないないづくしのC-HRですが。
後部座席のアームレストも、装備されていません。
ですが、この写真の方のように後付けすることはできます。
C-HR試乗車にリアシートアームレスト取り付けテスト。フロントアームレストは別途黒バージョンを用意します、変やしw pic.twitter.com/bENe4ICxEN
— なーさん@関西DIR好き (@373769) January 20, 2017
楽天やAmazonで検索すれば簡単に見つけることができます。
ですが、内装・外装、共にスタイリッシュなC-HR。
せっかく後付けするのであればスタイリッシュに決めたいですよね。
そこで紹介したいのがC-HR用セカンドコンソール『LXSシリーズType-C』!
C-HR用というだけあって、内装の雰囲気にもピッタリです。
アームレストタイプのコンソールBOXなので、収納場所も増えて後部座席の機能性もアップ!
センターのシートベルトに引っかけるだけなので設置も簡単ですよ。
斜めのシートベルトが少~し気になりますが。。。
ドリンクホルダーもついているので一石二鳥なアイテムですね(^^)
C-HRの後部席の乗り心地はどう?
引用:トヨタC-HR公式サイト
C-HRの後部座席の乗り心地は、薄暗さや狭さなど閉塞感の問題からあまり良いとは言えません。
もともと2人乗りを想定して造られた車なので仕方ないのかもしれませんが。。。
窓が小さいので、長距離の移動時には景色を眺めながらのんびり…とはいきません。
足元も広々!という訳ではないので途中で体を動かす工夫が必要になってきます。
したがって「反対に外の景色なんて関係ないさ!」という方や、狭くても気にしない方は案外落ち着いて過ごしやすい空間になるでしょう。
日に当たる量が減るので、特に女性などは紫外線対策にいいかもしれませんね。(^^;
しかし狭さゆえにあまり体を動かせないので腰が痛くなってしまう方もいらっしゃるようです。
長時間のドライブは、いっそ寝てしまうのがいいかもしれません。
それほどまで乗り心地が悪いのか?
と思われるかもしれませんが、実はシートの座り心地は好評なのです。
なぜって?それはこれからお話しますね。
シートの座り心地
引用:トヨタC-HR公式サイト
C-HRのシートは、3タイプあります。
対応グレード | シート表皮 |
---|---|
G,G-T | 上級ファブリック(ブラック)+本革(ブラウン) |
G,G-T | 本革(ブラック) |
S,S-T | ファブリック (ブラック) |
前席はもちろん、後部座席についても良い評価をたくさん見かけます。
ファブリックシートは、どうしても上級ファブリックの高級感と比べると見劣りしてしまいますよね。
しかし、”こだわりのシート厚”や”背もたれや座面が体にフィットする立体的な造り”により、十分に満足できる座り心地になっているんです!
体にフィットするホールド感は、心地よくてクセになっちゃいますよ。(笑)
頭上の低さや足元の狭さは気になるものの、しっかりとした造りと座り心地はぜひ体感してもらいたいものです。
これでリクライニング機能がついていれば文句なし!なんですけどね・・・。
走行時の固さ。突き上げ感はどう?
引用:トヨタC-HR公式サイト
普段平坦な道を走るときはもちろん、デコボコとした道を走る時に車内までその衝撃が伝わってしまうと落ち着いて乗っていられませんよね。
C-HRはGグレードとSグレードでタイヤのサイズが異なり、また3つのドライブモードを備えています。
路面の凹凸による揺れを抑制してくれる機能も備えていますが
- ターボ車ではフワフワ感があった
- ハイブリッド車は足回りは固め
- でも突き上げがあって揺すられる
など、ハイブリッド車かガソリン車によっても、乗り心地は変わります。
他にもタイヤの空気圧やドライブモードによっても大きく変化するので、注意しておきましょう。
後部座席は運転席に比べると振動がよく伝わり、凹凸の激しい道だと体が大きく揺すられてしまいます。
車酔いする方には地獄ですね。
サポトヨで体を両サイドから支えて横揺れを軽減してくれるサイドサポートパッドも販売されています。
引用:トヨタ公式サイト
「車酔いが心配」という方は、こういったサポートアイテムを利用してみるといいかもしれませんね。
まとめ
辛口評価があるとはいえ、後部座席はそれほど狭くはなく、シートの座り心地も良い事がわかりました。
しかし、C-HRは2人乗りをメインに考えられた車です。
ですので、後部座席の閉塞感や快適性・利便性の低さは否めません。
「それほど狭くない」とは言っても、誰しも当てはまるわけではありません。
もしあなたが普段から後部座席をよく利用したり、誰かを乗せたりするのであれば快適に過ごすための工夫が必要です。
今回の記事で紹介したオプションを付けるだけでも、だいぶ快適性はアップするでしょう。
そして近くに試乗できる店舗があれば、一度足を運んでみることをオススメします。
実際に乗ってみるのが一番ですからね!