いざジムニーを買うと決めたら、気になるのは費用ですよね。
「ジムニーは値引きできますか?」
「ちょっとでも安くしてもらえますか?」
「いくらぐらい勉強してもらえますか?」
営業マンの答えを待ってるだけじゃ、上手な値引きはできませんよ。
そこで、ぜひ知ってもらいたいジムニーの値引きの限界と交渉のコツをお伝えします!
目次
値引きの相場を知ろう!
販売店にて、いきなり突拍子もない金額を言っても相手にされません。
営業マンとの商談前に、交渉の準備が必要なんです。
まずは、値引きの相場をおさえておきましょう。
値引率ってどのくらい?
一般的な値引率の相場は以下の通りです。
値引率の相場
【車両本体価格】10%
【軽自動車】5%
【オプション】20~30%
ディーラーが軽自動車で得る利益は、5~10%前後と言われています。
つまり、5%以上の値引きは赤字の可能性があるので、ディーラーもそれは避けたいところ。
では、例えばジムニーで一番安い車両価格145万円だとどうでしょう?
値引額は車両本体が7万円、20万円のオプションだと4~6万円が相場になりますね。
合計13万円の値引きができたら、上出来と言えるでしょう。
値引きなしは当たり前?ジムニーの納期が影響!?
残念ながら、期待通りの値引きが全く無いかもしれません。
なぜなら、ジムニーって生産が追いつかないほど人気だからです。
車に関わらず、売れ行きが好調であれば、頑張って値引きする必要性はないですよね。
では、実際にどれくらい人気なのか?
気になる納車状況も確認してみましょう。
【新型ジムニー】7か月以上
【ジムニーシエラ】10か月以上
納車まで、こんなにかかるんです。
やみくもに値引きを訴えても、「買い手なら他にもいるし・・・」と相手にされないのが現実。
人気車ジムニーの値引きで頑張るほど、ディーラーは焦っていないのです。
では、ジムニーの値引きは諦めた方がいいのでしょうか?
実際の購入者の口コミをのぞいてみましょう!
口コミから相場をみてみよう。値引き目標額はいくら?
上記のデータが示すように、実際には値引きがなかった方もいますね。
次に、Twitterの情報も参考にしてみましょう。
https://twitter.com/wonwonwo/status/1086516355216494592
はじめまして。
僕も2月10日にジムニー注文したばかりです。
40000円値引きなかなか頑張ってくれてますね。僕はディーラーですが、担当の手違いもあり、謝罪込みで58000円値引きまで行けました。先はまだ長いですが、共に頑張りましょう。— 焼き鳥パワー (@sX2fe2NJLzdFMsu) March 8, 2019
口コミからみた限界値引きは、車両価格にオプション込みで0~20万円です。
うーむ、値引きなしもあるんですね。
「やっぱり、ジムニーの値引きは無理なんだ・・・」
ちょっと待った!そんなことありません。早とちりは禁物です。
これから、値引き交渉の重要ポイントを伝授するので、安心してくださいね。
下取り価格で差をつけよう!
さて、次の準備に取りかかりましょう。
それは、下取り車の査定をしてもらうことです。
「たとえ車両本体の値引きが低くても、下取り車があるから大丈夫!」なんて、考えていませんか?
確かに、購入価格を下げるために、下取り車があるのは大きなチャンスです。
しかし、ここで注意!
ディーラーに査定を依頼すると、安く見積もられるかもしれません。
ましてや車両本体とオプションを一緒に見積もり依頼すると、金額提示が大きくなります。
見せられた金額に安心して、かなり得をしたような錯覚に陥ってしまいがち。
しかし、すでに安く買い叩かれている可能性があります。
下取り車を高く買い取ってもらうには、ネットの一括査定を利用するのが一番。
そして、ネットで一番高く提示された金額で、ディーラーと交渉するのです。
「その金額は難しい・・・」って言われたとしても、心配いりません。
ネットで高く見積もってくれた会社に、買い取りしてもらえばいいんですから。
つまり、車両本体とオプションとは別に交渉するのが、下取り車を高く引き取ってもらうコツなんです。
値引交渉のノウハウとは?
初心者であっても、最大限値引きを引き出すためのコツがあります。
それは、交渉する相手と、それに適した時期を選ぶことです。
交渉相手を決めよう!
とはいえ、初心者にとっては値引きの駆け引に苦手意識がありますよね。
加えて、ジムニーにはこれといった強いライバル車がありません。
実際、他社との競合だけで値引きを引き出すのは、ちょっと難しそうです。
もちろん、購入を検討している他の車がある場合は、やってみる価値はあります。
でも、実はもうひとつ他の方法があるんです!
それは、正規ディーラーと副代理店で値引き交渉することです。
まずは、こちらの表をみてください。
正規 ディーラー |
サブ ディーラー 副代理店 業販店 |
|
---|---|---|
会社名 | 株式会社 スズキ自販・ アリーナ店 |
○○モータース ○○自動車など |
仕入れ先 | スズキメーカー | 正規ディーラー |
情報共有 | あり | なし |
値引き上限 | あり | なし |
経営元 | ローカル 企業・代理店 |
個人 |
重視 | 実績重視 | 利益重視 |
スズキの経営資本が異なる店同士で、ジムニーを競合させるのです。
ディーラーと副代理店で競合したら、ディーラーは副代理店にお客様を譲ります。
なぜなら、車を卸している正規ディーラーは、副代理店に売り上げをあげてもらいたいからです。
したがって、先に副代理店で交渉してからディーラーに行っても、値引いてはくれません。
つまり、交渉には順番があるのです。
まず、経営資本の異なるディーラー同士で、めいっぱいまで交渉した金額を副代理店に持ち込みます。
それから、また別の副代理店で競合するのです。
正規ディーラーで交渉した方の、こんなつぶやきを見つけました。
シエラ納期ヤヴァかったのでジムニーに決めて直営自販の方が早いだろと絞り込んだ結果、値引き0納期もロクでもない選択間違えた自分だった。
— ¥カイザー¥ (@Wakamo6) February 22, 2019
値引き交渉しやすい時期を狙おう!
車の購入には、値引きしてもらいやすい時期があります。
値引きUPが期待できる時期
・3月【決算期】
・9月【中間決算期】
・6~7月【夏のボーナス商戦】
・11~12月【冬のボーナス商戦&年末大売り出し】
大売り出しや決算期は、値引き額がアップする可能性大です。
ただし、車の登録時期に注意!
たとえば、決算期の3月なら、3月に納車が完了し新車登録されなければ意味がありません。
したがって、3月から交渉を始めていたら、納車状況によって登録時期は4~5月になるでしょう。
そうすると、残念ながらディーラーが決算期に売り上げたことにはなりません。
つまり、決算期の値引きの恩恵を受けるためには、納車の時期を見越して1~2ヶ月前から交渉を始める必要があります。
では、納車が1年以上も先のジムニーの場合は、一体どうなるのでしょうか?
決算期に登録した方のTwitterです。
新型ジムニー納車に関してDからの提案。
今年度中(つまり3月29日まで)に登録したいので希望なしの黄色いナンバーでいちど登録し、その後でオリンピック希望ナンバーを改めて申請させてくれませんか?その代わり来年度の軽自動車税分を値引きします。とDから提案されたので承諾しました。
— Yoshitoshi583 (@yoshitoshi583) March 28, 2019
ジムニーの決算値引をしている副代理店もありましたよ。
決算!【限定3台】SUZUKI ジムニー XG 4WD(4AT)が月々9,600円で乗れる!
限定車特別価格 約21.3万円値引き!!https://t.co/cSrpyr30ft#ジムニー #スズキ #4WD pic.twitter.com/YfzbEralbh— 小川オート販売・相互フォロー100% (@ogawa_auto) February 8, 2019
こんにちは!
9/8〜9/9の2日間#スズキ
決算大商談会#ダイハツ
秋の県下一斉展示会
合同で開催中です!#トコット #ジムニー 展示中です!
ご成約の方へ#佐賀牛 などをプレゼント!
また、ご来場プレゼントもご用意
しておりますので、ぜひぜひ
ご来店下さい(^-^)#佐賀県#ひぜん pic.twitter.com/rfMIC6S4NI— 有限会社ひぜん (@TAS_hizen) September 8, 2018
納期はあとでも、決算期に交渉すれば値引きを引き出せる可能性があります。
ぜひ、決算や大売り出しのタイミングを狙って値引きアップを目指しましょう。
もちろん、セール情報もお見逃しなく!
ジムニーの値引きは難易度高め。交渉できたら上級者!
値引き交渉のポイントは3つあります。
-
- 客としての印象を大切にする
- 総額値引きから、さらに値引きを引き出す
- 最後に条件をつける
ポイント
印象を大切にする
値引きを引きだすコツは、営業マンに「あなたに車を売りたい!」と、本気で思わせることです。
そのためには、まずあなたが不快に思われてはいけません。
購入が決まれば、営業マンとの長い付き合いがはじまります。
困ったときには、いつでも味方になってもらえるような信頼関係を築きたいものですね。
ライバル車がなく、ディーラー同士で競合していることを正直に伝えて交渉した方の動画がありました。
他車ですが、参考になりますよ。
総額値引きから値引きを引き出そう!
売れ行き好調のジムニーの車両本体からの値引きは、かなり厳しいでしょう。
なので、オプションと合わせて値引きを引き出すことをおすすめします。
ポイントは、車両本体と付けたいオプション全ての総額値引きから、さらに値引きしてもらうことです。
オプションをあとから追加する値引きでは、営業マンは低めに値引くため、限界まで引き出せません。
総額の値引き額から、いらないオプションを減らしていく方法です。
営業マンも、一旦口にした値引き額を取り下げることはできません。
提示された金額から、さらに値引きしてもらったところが限界値引きとなるのです。
限界まで値引きしてもらう方法を説明した動画がありましたので、参考にしてみてください。
最後に条件をつける!
契約のはんこを押す前に・・・もうひと押ししてみましょう。
「オプションサービスしてくれたら決めます!」
「購入するので、端数分を値引いてくれませんか?」
など、契約寸前で「買うからおまけして欲しい」ことを、一か八か伝えてみるのです。
つまり、営業マンに「よし、買ってくれるんならおまけしよう!」と、思わせる心理作戦です。
あなたとの関係性が良好であれば、結果は吉と出るはずです。
まとめ
実際の購入者の口コミでは、0~20万円が値引き額の限界でした。
人気車ゆえに、ジムニーは値引きなしということも、あり得ます。
そこで、値引きしてもらうために、事前に準備することは以下の3つ。
- 下取り査定をする
- 交渉する相手を決める
- 値引きが期待できる時期を選ぶ
次に、値引きを引き出すための交渉ポイントは、
- 印象を良くする
- 総額の値引額から、さらに値引きしてもらう
- 条件をつける
の3つでしたね。
値引きにこだわりすぎて、ディーラーとの関係を壊すことがないように気をつけましょう。
お互いに気持ちのよい商談ができるといいですね。