「プジョー3008って結構カッコいいし気になるんだけど、燃費はどうなんだろう?」
「今乗ってるヨーロッパのセダンと比べて、燃費はどうなの?」
「カタログ燃費って、あてにならないんだよなぁ。」
プジョー3008のようなSUV車は、車格が大きく見えますので、燃費が悪そうですよね。
プジョー3008はヨーロッパ車ですからハイオク仕様です。
しかし、燃費は悪くないですし、維持費の安いディーゼルエンジンという選択肢もあるので安心してください。
クリーンディーゼルという概念が浸透した今、ディーゼルエンジン車が売上好調なのです。
ここでは、あなたの気になるプジョー3008の実際の燃費と、大まかな燃料代を計算してみました。
さらにプジョー3008のPHV(プラグインハイブリッド)車や、待望の4WD車の登場についてもリサーチしています。
目次
プジョー3008のグレードごとの燃費は?
プジョー3008の、グレードごとのカタログ燃費と実燃費を一覧表にしました。
グレード | エンジン | JC08モード | 実燃費 |
---|---|---|---|
アリュール アリュールLEDPackage GT Line クロスシティー |
1.6Lガソリンターボ | 14.5km/L | 10.8km/L |
GT BlueHDi | 2.0Lディーゼルターボ | 17.8km/L | 14.5km/L |
プジョー3008のグレードの違いは、オプションセットくらいで燃費は変わりません。
ガソリ車とディーゼル車での違いは表のとおりです。ディーゼル車のほうが実燃費で3.7km/lほど燃費がいいですね。
実燃費は、みんカラのプジョー3008の平均燃費を参考にさせていただきました。
カタログ燃費がJC08モードの場合、実燃費はその70%くらいだと言われています。
上記の表から計算しますと、1.6Lガソリンターボの場合74%, 2.0Lディーゼルターボでは実に81%となっています。
それよりもガソリンターボで、平均2桁の燃費というのはプジョー3008の車格を考えれば、納得できる範囲ではないでしょうか。
あなたの今乗っている車と比べて、どうですか?
たとえ少しくらい燃費が悪くなったとしても、気に入った車に乗りたいと思いますよね?
むしろプジョー3008の燃費は、積極的に心のブレーキを緩める数値に仕上がっています。
プジョー3008の燃料はハイオク?軽油?
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンを比較した場合、ディーゼルエンジンの方が重くて、車両価格も高いです。
その代わりにディーゼルエンジンは頑丈で長持ちしますし、ランニングコストも安くなります。
なにしろハイオクに比べて、軽油は1Lあたり40円くらい安いですからね。
以下はプジョー3008のガソリンエンジンとディーゼルエンジンの、本体価格と車両重量を比較した表です。
この中で、ディーゼルエンジンは一番下の GT BlueHDi のみです。
グレード | 本体価格 | 車両重量 |
---|---|---|
アリュール | 357万円 | 1,460kg |
アリュールLEDPackage | 375万円 | 1,470kg |
GT Line | 399万円 | 1,470kg |
クロスシティー | 405万円 | 1,470kg |
GT BlueHDi (ディーゼル) |
448万円 | 1,610kg |
この表を見ると車両重量で140kg~150kg、本体価格では43万円~91万円の差があります。
では、この本体価格を燃料代でペイするにはどのくらい時間がかかるのでしょうか?
本体価格を燃料代でペイする年数
うーん、これは悩みますね。
ディーゼル車と同じくらいの装備がほしいならGT Lineなんですが、価格差は約50万円。
50万円を燃費で解消しようとするなら、月間1000㎞走行して約6年かかります。
一番廉価グレードのアリュールを選ぶなら、価格差は91万円なので11年です。
車両本体価格の差を燃料代でカバーしようという考えがいけません。
だって、全く違う車ですから!
できるなら、ガソリン車とディーゼル車を乗り比べてほしい。
ディーゼル車のパワーや走行性に感動しちゃいますよ。
頭でお金の計算をしてグレードを選ぶなんてナンセンス!試乗して自分の感覚で選んでください。
「考えるな!感じろ!」ですね。
車両重量がかなり違うんだけど燃費には?
車両重量に関しては、プジョー3008はすべてエンジン重量の差と言えます。
プジョー3008はFFですから、140~150kgの差がすべてフロントにかかることになります。
「ただでさえフロントがヘビーウエイトなのに、ディーゼルエンジンだとさらに大人2人分重くなって大丈夫?」
「アンダーステアになるんじゃないの?」
「燃費に影響しない?」
全然 O.K. です。
ディーゼルエンジンならではの低速、低回転からの太いトルクと8速AT+ターボの相乗効果で余裕の運動性能です。(ガソリンエンジンは6速AT)
さらにプジョーお得意の足回りの良さは、ディーゼルエンジン車にも活かされています。
このプジョー3008の運動性能と、足回りの剛性とのバランスの良さは、ぜひ試乗して確かめてみることをおすすめします。
それでいながら、ディーゼルエンジン車は平均 14.5km/L の燃費です。
あまりに楽しくて、プジョー3008から降りられなくなりますよ。
2019年に登場する4WDはPHVで300ps?
プジョーは、2019年秋にすべてのモデルでPHV(プラグインハイブリッド)を設定すると発表しました。
これによりプジョー3008でもFFのハイブリッドモデルのみならず、1.6Lガソリンターボ+前後モーターの4WD車(3008HYBRID4)が登場します。
プジョー3008はこれまではFFのみの設定で、4WD車が期待されていました。
これでプジョー3008も、鬼に金棒的なラインアップになりますね。
直噴1.6L直列4気筒ガソリンターボの「PureTech」エンジンが 200ps でプラス、モーター部分が 100ps、合計 300ps というハイパワーと目されています。
すみません、ちょっと専門用語でわからないですよね。
つまり、めちゃくちゃパワフルということ。
雪山でも山道でも高速道路でもガンガン走ってくれます。
このプジョー3008HYBRID4がどんなパフォーマンスを見せるのか、今からワクワクしますね。
ガソリン満タンで何キロ走る?
出典 : プジョー3008公式サイト
プジョー3008の燃料タンクの容量はすべて 52L です。
先ほどの実燃費×満タン容量52Lで単純計算すると、下の表になります。
エンジン | 油種 | 実燃費 | 走行距離 |
---|---|---|---|
1.6Lガソリンターボ | ハイオク | 10.8km/L | 561.6km |
2.0Lディーゼルターボ | 軽油 | 14.5km/L | 754.0km |
燃料の給油のタイミングや方法は人それぞれだと思いますが、満タンにしてギリギリまで走る人にとっては、給油のタイミングの目安になりますよね。
満タンにしてトリップメーター0にしたら、ガソリン車で約560km、ディーゼル車で約750kmです。
この車格で20年くらい前は、タンク容量が70~80Lで、排気量も2倍近くありました。
タンク容量を少なくしても、当時よりタンク満タン時の総走行距離は格段に伸びています。
「昔」を知っている人にとっては、色々な意味でかなり乗りやすくなったと言えるでしょう。
1ヶ月のガソリン代はいくら?
1ヶ月に車に乗る頻度によって、どのくらいガソリン代に差がでるのか、大まかな数字を表にしてみました。
1ヶ月の走行距離 | ハイオク | 軽油 |
---|---|---|
100km | 1,482円 | 828円 |
300km | 4,445円 | 2,483円 |
500km | 7,408円 | 4,138円 |
1000km | 14,815円 | 8,276円 |
※ハイオク1L=160円、軽油1L=120円として
※実燃費 : ハイオク10.8km/L、軽油14.5km/L
あくまでも上の表は目安です。
プジョー3008を手に入れたら、あてにはなりません。
なぜならプジョー3008は、理由がなくても乗ってしまう、乗りたくなってしまう車だからです。
ですから上の表を見て自分の目安がわかったら、必ずプラスアルファしましょうね。
まとめ
プジョー3008の燃費と、大まかなガソリン代を調べてみました。
車格の割にプジョー3008は、燃費が悪くないことが判明しましたね。
さらに、待望のハイパワー4WDの登場が待ち遠しいです。
欧州での発売が2019年の秋だとしたら、日本ではもう少し待たされるかもしれません。
プジョー3008のハイパワー4WDの試乗車が出たら、すぐに乗ってみたいですね。
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