都会のスポーツギアとして憧れの高級SUV、レクサスNX。
レクサスNXを購入するなら当然、内装にもこだわりたいですよね。
レクサスの内装はグレードごとに何が違うのか?
画像付でわかりやすく解説します。
「レクサスNXの購入を検討している」
「内装をどうカスタムしようか悩んでいる」
という人はぜひ参考にしてください。
目次
レクサスNXのグレードごとの内装の違い
レクサスNXには、4種類のグレードがあります。
- スタンダードモデル
- Ipackage(Iパッケージ)
- versionL(バージョンL)
- FSPORT(Fスポーツ)
レクサスNXの内装は、グレードごとに
- シートの色と素材
- オーナメントパネル
- ステアリング&シフトノブ
- ペダル&フットレス
- メーター
- スカッフプレートのロゴ
といったパーツに違いがあります。
内装の違いを、グレード別に画像とともに詳しく解説します。
▼レクサスNXの内装を360°全方位視点で体感できる動画はこちら
スタンダードモデルの内装
まずは、スタンダードモデルの内装をみていきましょう。
■シートの色と素材
スタンダードモデルのシートカラーは、
- ダークローズ
- ブラック
の2色から選べます。
シートの素材は、ファブリック(布)です。
定番のブラックに、渋みのあるダークローズ。
カラー展開が高級SUVのレクサスNXならではですね。
■オーナメントパネル
スタンダードモデルでは、オーナメントパネルが
- シルバーフィルム
- ダークフィルム
の2種類から選べます。
オーナメントパネルって一体どこにあるのでしょうか?
正解は、
- 助手席前のダッシュボードの上辺り
- ドアの内側
などにあります。
オーナメントパネルは、内装のアクセントになるパーツです。
シートの色や素材とあわせて選びたいですね。
■ステアリング&シフトノブ
スタンダードモデルのステアリング(=ハンドル)とシフトノブは、本革製です。
標準装備で本革仕様とは、さすが高級SUVですね。
■ペダル&フットレスト
スタンダードモデルのペダルは、一般的な吊り下げ式です。
ペダル・フットレスト共に、見た目は標準的なものになります。
■メーター
スタンダードモデルの運転席メーターには、オプティトロンメーターが採用されています。
オプティトロンメーターは、自発光式メーターとも呼ばれます。
メーターの裏側に光源があり、エンジンをかけると、漆黒のモニターに針や文字が浮かび上がります。
昼夜を問わずメーターが光るので、表示が見やすいのがメリットです。
遊び心と高級感あるオプティトロンメーターは、多くの高級車に採用されています。
■スカッフプレートのロゴ
スタンダードモデルのスカッフプレートには、”LEXUS”のロゴが刻印されています。
スカッフプレートとは、ドアをあけた時にちょうど足元にくるボディ部分(=サイドシル)に取り付けられたプレートです。
車を乗り降りするときに、ボディの傷つきや塗装の剥がれを防ぐ役目があります。
ドアを開けたときに、さりげなく見えるブランドロゴがオシャレですよね。
Ipackage(Iパッケージ)の内装
Iパッケージの内装は、スタンダードモデルとほとんど変わりません。
スタンダードモデルと違うのは、
- シートの色と素材
です。
■シートの色と素材
Iパッケージのシートカラーは、
- リッチクリーム
- オーカー
- ダークローズ
- ブラック
の4色から選べます。
シート素材は「L tex(エルテックス)」という、本革に近い風合いや肌触りを再現した合成皮革です。
Iパッケージのシートカラーには、高級感のあるリッチクリームとオーカーが加わりました。
合成皮革のシートは、お手入れがしやすく便利。
アウトドアシーンやファミリーでの使用で汚れても安心です。
高級ながらもアクティブなレクサスNXの、魅力がつまったカラーと素材です。
versionL(バージョンL)の内装
バージョンLは、最上級グレードです。
バージョンLの内装で、他のグレードと違うのは
- シートの色と素材
- オーナメントパネル
- スカッフプレートのロゴ
です。
■シートの色と素材
バージョンLのシートカラーは、Iパッケージと同じ
- リッチクリーム
- オーカー
- ダークローズ
- ブラック
の4色から選べます。
シート素材は、高級感あふれる本革です。
■オーナメントパネル
バージョンLのオーナメントパネルは、
- 縞杢(しまもく)
- バンブー
の2種類から選べます。
縞杢は地模様のはいったブラックパネルで、落ち着いた雰囲気の内装にぴったりです。
バンブーは木のぬくもりを感じられるパネルで、車内がホッと落ち着く空間になります。
■スカッフプレートのロゴ
バージョンLのスカッフプレートには、“LEXUS”のプレートロゴがついています。
プレートロゴは、刻印されたロゴよりも存在感があります。
バージョンLの上質さが伝わってきますね。
FSPORT(Fスポーツ)の内装
Fスポーツは、スポーツカーの要素を盛り込んだグレードです。
内装も他のグレードと違って、
- シートの色と素材
- オーナメントパネル
- ステアリング&シフトノブ
- ペダル&フットレス
- メーター
- スカッフプレートのロゴ
とあらゆるパーツに「FSPORT専用」の装備が搭載されています。
内装にこだわりたい人には見逃せないグレードです。
■シートの色と素材
Fスポーツのシートの色は、
- FSPORT専用ホワイト
- FSPORT専用フレアレッド
- FSPORT専用ブラック
の3色から選べます。
シート素材には、FSPORT専用本革が使われています。
Fスポーツのシートのすごいところは、座り心地へのこだわりです。
シートの内材と革を一度に成型することで、凸凹面が理想的の形になっています。
座ったときのフィット感はもちろん、スポーツ走行に備えて体を支える力にもすぐれています。
まさにスポーツカーを意識したシートですね。
■オーナメントパネル
Fスポーツのオーナメントパネルは
- FSPORT専用メタルフィルム
- 本アルミ
の2種類から選べます。
ただし、本アルミはメーカーオプションです。
どちらもスポーティーさを意識した、メタリックで洗練されたデザインです。
■ステアリング&シフトノブ
Fスポーツのステアリング(=ハンドル)とシフトノブは、専用のディンプル本革仕様です。
革にほどこされた赤のステッチが、Fスポーツのスポーティーでアクティブな雰囲気を印象づけています。
■ペダル&フットレスト
Fスポーツのペダル&フットレストは、アルミ製です。
メカニックで他に類を見ないデザインのペダル&フットレストは、Fスポーツを語るうえで欠かせない存在。
レクサスファンの間でも人気の高いパーツです。
■メーター
Fスポーツのメーターは、専用オプティトロンメーターです。
メーター表示がリング状になっており、他グレードのメーターより鮮明で見やすいデザインです。
さらにタイヤの空気圧が減ると、メーター中央のマルチディスプレイに数値が表示されます。
タイヤの空気圧まで数値表示されるなんて、スポーツ走行を意識したこだわりを感じますよね。
■スカッフプレートのロゴ
Fスポーツのスカッフプレートには、“LEXUS”のプレートロゴ(ブラック)がついています。
レクサスブランドをはっきりと主張するブラックロゴが、スポーティーでスタイリッシュな雰囲気にぴったりですね。
スイッチが多い!便利機能を紹介
レクサスNXは高級車だけあって、スイッチひとつで操作できる便利機能が満載です。
しかし、あまりのスイッチの多さに「慣れるまで時間がかかる」という声もあるほど…。
レクサスNXのスイッチと機能については、下の動画でわかりやすく解説されています。
●ハンドルまわりのスイッチ
→ オーディオ・メーター・ハイビーム等
●運転席ドア付近のスイッチ
→ サイドミラー調整・パワーウィンドウ等
●インパネまわりのスイッチ
→ エアコン・シートヒーター・ハザード等
●シフトノブまわりのスイッチ
→ 走行モード切替・パーキングブレーキ等
●ナビゲーションシステムのタッチパネル
なかでも圧巻なのは、
●パノラマルーフのスイッチ
スイッチひとつでルーフ全面がガラス張りになる機能は、思わずワクワクしますね。
白いシートは汚れが目立つ?
内装が白だと、車内が広く明るく感じられて、開放的な雰囲気になりますよね。
しかし白を選んで気になるのが、やはり汚れの目立ちやすさ。
白いシートは、長年乗っているとどうしても黒ずみが目立ってきます。
また
- コーヒーをこぼしてシミになった…
- デニムを履いて座ったら色移り…
なんてことも。
しかしシートの汚れは、素材に合った正しいお手入れで落とせるんです。
「白いシートは汚れが目立つ」という悩みも、これで解決できますよ。
合皮シートの汚れを落とす方法
Iパッケージの場合、シート素材は合皮(L tex)です。
合皮シートの汚れは、水拭きでとることができます。
しつこい汚れには、中性洗剤を薄めたもので拭きとるのも効果的ですよ。
本革シートの汚れをとる方法
バージョンLやFスポーツの場合、シート素材は本革です。
本革は水分で傷みやすくなるので、硬くしぼったタオルで水拭きしたあと、乾拭きをしましょう。
しつこい汚れには、「レクサス純正 レザーメンテナンスキット」のようなレザークリーナーを使うのも効果的。
また、ディーラーオプションのレザークリーニングを利用するのもおすすめです。
まとめ
レクサスNXの、グレードごとの内装の違いについてまとめました。
どのグレードの内装もそれぞれ魅力があって、選ぶのが難しいですよね。
個人的には、内装の視点からグレードを選ぶのであれば
シートカラーと素材にこだわらない場合
→ 高級感十分なスタンダードモデル
アウトドアやファミリーでの使用が多い場合
→ 合皮シートのIパッケージ
シートカラーと本革素材にこだわりたい場合
→上質感あるバージョンL
内装の細部までこだわりたい場合
→専用装備が豊富なFスポーツ
がおすすめです。
レクサスNXのグレード選びには、外観や走行性はもちろん、内装へのこだわりもポイントに入れてみてくださいね。