SUVの王道と言われているトヨタ ランドクルーザー プラド。
1990年に初代プラド(70系)が登場してから、現在まで安定した人気がある車種です。
しかし、そんな長い歴史があるプラドの内装に “しょぼい” という評価がチラホラ・・
えっ!?天下のランクルがしょぼい!?
これはちょっと調べてみないといけませんね。
今回は、”ランドクルーザー プラドは本当にしょぼいのか”を検証してみたいと思います。
目次
プラドの内装ってしょぼいの?
では、内装を細かくチェックしていきましょう。
インパネ周り
ランドクルーザー プラドの内装色は、ボディーカラーによって設定されています。
ニュートラルベージュ
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
ニュートラルベージュが設定されているボディカラーは以下の3種類。
- スーパーホワイトⅡ
- ホワイトパールスリスタルシャイン
- アバンギャルドブロンズメタリック
ニュートラルベージュはインパネ周りのブラックと相性がよく、落ち着いた雰囲気です。
ブラック
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
ブラックの設定ボディカラーは、上記の3色以外。
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- ブラック
- アティチュードブラックマイカ
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
- レッドマイカメタリック
ブラックはトーンを落とした木目調とシルバーでスポーティーな印象ですね。
高級感が感じられ、インパネ周りはしょぼくないですよ。
内装色はボディーカラーで設定はされていますが、変更も可能です。 追加料金なく変更できます。
シート
ニュートラルベージュ
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G(7人乗り)
ニュートラルベージュは室内を明るくし、広く感じさせるメリットがあります。
清潔感があり、飽きのこない色合いです。
ブラック
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G(7人乗り)
ブラック一色で統一され、重厚感のある洗練されたインテリアです。
シルバー加飾が際立ち、メカニックな感じがカッコいい!
出典:トヨタ公式サイト (7人乗り)
2列目シートは135mmのスライド機構が装備され、足元に十分なゆとりがあります。
アームレストやリクライニング機能もあり、よりいっそうのくつろぎを体験できそうですね。
また、左右のシートは独立しているため、個別での操作が可能です。
自分のペースでシート操作ができるのは有り難い。
出典:トヨタ公式サイト 7人乗りに標準装備
シートバックを前に倒すと、セカンドシートが前方へスライドします。
3列目シートへの乗り降りがスムーズにできますね。
車内の広さを見ても、シートの質感や色味を見てもしょぼくないです。
収納
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
ワイルドな見た目とは裏腹に、きめ細やかな心遣いが感じられるインテリアに驚きました。
「あったらいいな」「これは便利!」という収納が、あちらこちらに散りばめられています。
センターコンソールトレイ
出典:トヨタ公式サイト
僅かなスペースも無駄にしないL字ポケット。
小物入れに使えそうですね。
その他にソケットも装備されていて、スマホの充電に最適です。
大型センターコンソールボックス(エアコン送風機能付)
出典:トヨタ公式サイト
あと、送風開閉ダイヤルを開くことでボックス内に冷風が流れるんです。
エアコンの送風でドリンクを冷やせるなんて最高です。
しかも、標準装備で付いちゃうんだからスゴイ!
クールボックス
出典:トヨタ公式サイト
エアコンの冷却機能を使いドリンクを冷却保冷する車両用冷蔵庫。
後付できないので「付ければよかった~」と後悔のないように!
大型センターコンソールボックス(エアコン送風機能付)と同時装着はできません。
オーバーヘッドコンソール(後席確認ミラー付)
出典:トヨタ公式サイト
サングラスを入れるのにちょうど良い小物入れです。
車内を見渡せるミラーが付いているので、小さなお子様の様子を見ることができ安心です。
フロントドアポケット&ボトルホルダー
出典:トヨタ公式サイト
フロントドア両サイドに付いているドアポケット。
これは、至って普通な感じですね。
カップホルダー付リヤセンターアームレスト(セカンドシート)
出典:トヨタ公式サイト
2列目真ん中のアームレストにはカップホルダーが設置されています。
開閉できるので、使用しないときは閉じておくことでアームレストとして使用できます。
リヤドアポケット&ボトルホルダー
出典:トヨタ公式サイト
2列目のドアポケットですね。
1列目より小さいタイプになっています。
サードシートボトルホルダー
出典:トヨタ公式サイト
3列のドアポケットですね。
2列目よりさらにコンパクトになっています。
ん〜とてもシンプル。
ラゲージルーム
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
シートを格納することで、たくさんの荷物を積むことができます。
目安とすると、9.5インチのゴルフバックを4つ収納できる広さです。
普段の買い物はもちろんのこと、キャンプなどアウトドアを楽しむ際にはたくさんの荷物が必要ですよね。
これだけのスペースがあれば問題ないでしょう。
ランドクルーザープラドの収納について結果は・・・しょぼくない!
むしろ豪華!
エアコン送風機能付のコンソールボックスが標準装備というのは、贅沢ですよね~。
この装備はライバル車のハリアーやCX-8には付いていません。
グレードごとに内装の違いはあるの?
続いて、グレードによる内装の違いについて比較してみましょう。
TZ-G、TX“Lパッケージ”、TXと3グレードありますが、大きく違うインテリアはこちら。
TZ-G | TX”Lパッケージ” | TX | |
---|---|---|---|
ステアリング | 木目調+本革巻き | 本革巻き | ウレタン |
シフトノブ パーキンググレーキレバー |
本革巻き | 本革巻き | ウレタン |
オーナメントパネル | 木目調+金属調加飾 | 木目調+金属調加飾 | ブラック |
シート生地 | 本革シート | 本革シート | ファブリック |
TZ-Gの木目調と本革を組み合わせたステアリングは、高級感がさらにアップ。
同じ木目調を取り入れたオーナメントパネルと合わせることで、上質なインテリアに仕上げています。
引用:トヨタ公式サイト
その他にも、TZ-G、TX Lパッケージのみの標準装備があります。
シートベンチレーション機能(運転席と助手席)
出典:トヨタ公式サイト
上の写真のように、シートの座面と背もたれから涼しい風が吹き出し、身体が蒸れるのを防いでくれます。
夏はシートと密着する部分が蒸れて、汗で気持ち悪いですよね。
暑い日も快適なドライブが楽しめますよ。
快適温熱シート(運転席と助手席)
出典:トヨタ公式サイト
快適温熱シートとは、シートヒーターのことで冬場には嬉しい装備です。
肩や腰、冷えやすい下肢を効果的に温めます。
また、真夏にクーラーをガンガンかけていると、冷え性の方は辛いですよね。
そんな時は、シートヒータを入れて身体の冷えを防ぎましょう。
無段階温度調節機能なので、細かく温度設定できるのもいいですね。
センタークラスターパネル(金属調ヘアライン)
出典:トヨタ公式サイト
インパネ真ん中のセンタークラスターパネルですが、TZ-Gのみ金属調ヘアライン加工が施されています。
センタークラスターニーパッド
出典:トヨタ公式サイト
TZ-G、TX-Lパッケージは、センタークラスターニーパッドが本革+ステッチ付となります。
ドアハンドルグリップ
出典:トヨタ公式サイト
TZ-Gに限りドアハンドルグリップが、金属調ヘアライン加工となります。
上級グレードのTZ-Gは木目調や金属調加飾がプラスされ、アクセントの効いた高級インテリアですね。
何色がおすすめ?ベージュは汚れが目立つのか
ブラックと比較したら、ベージュの方が目立つだろうって思いますよね。
私もそう思います。
実際どうなのか、You Tube動画で解説していますのでご覧ください。
どうやらニュートラルベージュ、ブラックどちらもそんなに大差が無いようですね。
ニュートラルベージュは黒っぽい汚れが目立ち、ブラックは白っぽい汚れが目立つということです。
3列目シートって使える?
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
7人乗りの場合、3列目のシートがあるため荷室を圧迫し“荷物が乗らないのでは?”と心配ですよね。
3列目シートがどのように格納できるのか、詳しく見ていきましょう。
3列目シート両側フロア格納状態
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
普段の買い物であれば、3列目シートを格納した状態で十分なスペースがありますね。
2列目シート前倒し+3列目シート両側フロア格納状態
出典:トヨタ公式サイト グレードTZ-G
2列目シートを倒せば、自転車やレジャー用品まで積載する事ができます。
また、マットなどを揃えれば車中泊も快適に行えます。
出典:楽天
3列目シートはスイッチ一つで電動格納
3列目シートはスイッチを押すだけで自動格納&復帰します。※TZ-G、TX-Lパッケージ”(7人乗り)に標準装備
出典:トヨタ公式サイト
格納スイッチを一度押すと、シートバックが垂直位置まで移動。
出典:トヨタ公式サイト
再度押し続けると、シートクッションが格納、続いてヘッドレスト・シートバックが前倒れする。
出典:トヨタ公式サイト
フラットなラゲージスペースが誕生。
出典:トヨタ公式サイト
電動でシートの格納ができるのは非常に魅力的ですよね。
ただし、子供が面白がっていたずらをしないように注意しましょう。
ちなみに、5人乗りの2列目シートを倒したラゲージスペースはこんな感じです。↓
出典:トヨタ公式サイト5人乗り
やや段差があるものの、フラットな状態になります。
もっとおしゃれに!おすすめカスタム
プラドの内装は全くしょぼくなく、上質なインテリアであることが分かりました。
でも、“もっとオリジナリティーを出したい!”という方もいますよね?
周りから一目置かれるようなアクセサリーパーツなどを紹介したいと思います。
フロアマット
出典:YAHOO
“おしゃれは足元から”と言われているように、フロアマットを自分好みの物にしてはいかがでしょうか?
意外と車内の雰囲気を変えられる良いアイテムです。
純正品の価格と比較して、車体購入時から検討してもOK!
インテリアパネル
出典:楽天
内装のカスタムといったら外せないのがパネル交換ですよね。
グッと印象が変わりおしゃれ感を出す事ができます。
内装色がニュートラルベージュであれば木目調がより際立ちます。
ブラックであればシルバーやメッキ加工を組み合わせる事で、ラグジュアリー感が増すこと間違いなし!
アームレストカバー
出典:楽天
一色で統一された内装色に、ワンポイントだけ色を変えてみるのも良いアクセントになります。
アームレストは肘を置くことで、擦れてボロボロになったり変色しやすい部分。
付け替え簡単なカバーであれば、気軽に交換できますね。
まとめ
出典:トヨタ公式サイト
今回はランドクルーザープラドの内装について“しょぼい”のかを検証してみました。
結果、しょぼくない!です。
ポイント
- 高級感あふれるインパネ周り。
- ライバル車にはない贅沢な収納が標準装備されている。
- セカンドシートは135mmのスライド機構で、足元にも十分ゆとりがある。
- 3列目のシートを倒すことで、9.5インチのゴルフバックを4つ収納するスペースがある。
- シートベンチレーション機能、快適温熱シートで快適なドライブができる。(TZ-G、TX-Lパッケージのみ)
- サードシートを電動で格納できる。(復帰は手動)
ランドクルーザープラドは人気車種であり、カスタムパーツも豊富に用意されています。
内装で足りないと思うところは、ある程度カスタムパーツで補えるのではないでしょうか。
自分だけのオリジナルな車に仕上げてみるのも楽しみの一つですよね。
最後までお読み頂きありがとうございました。