2018年3月に日本でも販売を開始した三菱の新型エクリプスクロス。
気になるその内装には、な、な、なんと!!
C-HRやヴェゼルなどのライバル車には無い装備や機能が設置されていました。
そして、コンパクトSUVの欠点。
「せまい、せまい」と言われる後部座席の居住性は?
あわせて、荷室の広さも検証してみました。
ライバル車には負けない!気になる内装をチェック!
まずは動画でグルーっと全体を見てみましょう。
ハンドルとシフトノブには、全グレードで本革巻きを採用。
そして、なんと言っても注目はインパネまわり。
目がキラキラするような装備たちをご紹介いたします!
スマホなの!?スマートフォン連携ディスプレイオーディオ
出典:三菱公式サイト
ライバル車には無い注目の装備が、まずこちら。
最上位のGプラスパッケージに標準装備されています。
自分のスマホをUSBポートにつなぐだけで、スマホと同じようにアプリを使用できるディスプレイ付きのオーディオです。
音楽再生はもちろん、メッセージの読み上げや、ハンズフリーで電話もかけられます。
ナビ機能はありませんが、「マップ」アプリを使用できるので問題なし。
ナビではなく、ディスプレイ付きのオーディオなんですが、ほぼスマホです。
出典:三菱公式サイト
「ヘイ♪Siri♪ 音楽をかけて♪」
出典:三菱公式サイト
かかっちゃうんですー♪
「ヘイ!Siri。東京駅まで案内して。」
出典:三菱公式サイト
ナビが始まりましたー。
ディスプレイ下にはUSBポートが設置されています。
スマートフォントレイもありますので、置き場所にも困りません。
手元でちょちょいと。タッチパネルコントローラー
出典:三菱公式サイト
エクリプスクロス注目の機能を、もういっちょ!
スマートフォン連携ディスプレイオーディオのタッチパネルコントローラー。
シフトレバーの横に設置されていて、ディスプレイに手を伸ばさずに、手元で操作ができます。
運転中、前かがみになった勢いでアクセルを「ブーン」と踏み込む危険も減りますね。
こちらは、Gプラスパッケージに標準装備となります。
さぁ顔をあげて。ヘッドアップディスプレイ
出典:三菱公式サイト
ナビの簡易案内や車速、ブレーキ、車線逸脱の警告など、運転中に必要な情報を表示してくれます。
スピードメーターを見る時って、目線が下にさがりますよね。
たとえ一瞬だとしても、前方の道路状況も一瞬で変わります。
前方に視線をキープできるって、とても大切なんです。
こちらは、Gプラスパッケージだけでなく、Gグレードでも標準装備!
指1本で安心をON!電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド
出典:三菱公式サイト
「信号の停車中、ちょっと荷物を取ろうとして…!」
うっかりブレーキペダルから足が離れてしまっても、停止状態を維持してくれる安心のオートブレーキ機能。
ONにしておくだけで、停車中のうっかりから守ります。
こちらも、GプラスパッケージとGグレードに標準装備です!
Mグレードでは、パーキングブレーキレバーとなります。
7.7インチのワイド画面! オーディオ非装着+スピーカー
出典:三菱公式サイト
スマホ連携機能はありませんが、7.7インチの見やすいワイド画面。
G、Mグレードに標準装備されています。
Gグレードなら、メーカーオプションでナビ機能の設定が可能です。
標準にする?本革にする? シート
出典:三菱公式サイト
シートには、全グレードでシルバーのステッチが入ったファブリックシートを採用。
うーん。インパネまわりを見た後だと、なんだか物足りなさを感じるのは気のせいでしょうか。
出典:三菱公式サイト
こちらは、シートにオレンジのステッチが入った本革シートのオプション。
ブラックの中に明るい差し色を追加することで、華やかに見えますね。
こちらのオプションは、GプラスパッケージとGに装備できます。
多少値は張りますが、インパネとの統一感はバッチリです!
まあ、座って前を向いてしまえば視界に入らなので気にならないかな。ブツブツ
後部座席は広い?
安心してください。広いですよ。
コンパクトSUVでは犠牲になりやすい後部座席も、乗る人の快適さをしっかり考えられています。
後部席はリクライニングとスライドで快適~♪
出典:三菱公式サイト
9段階のリクライニングと200mmのシートスライド量で、ゆ~ったりくつろげます。
178cmの男性が試しても、フットスペースにゆとりがあるのがわかります。
こちらの動画をご覧ください。
後部座席に人が乗るときって、後ろの人が窮屈にならないように、前席の人はシートを少し前へ出しますよね。
でも、そんな気遣いは無用です。
前席のシートを全力で下げても、難なく座れます!
乗り心地はバッチリですね。
では、今度は4人で1泊旅行となった場合は、どうでしょうか?
荷室の使い勝手はどう?
出典:三菱公式サイト
後部座席使用時でも、341Lの広さがあるので、ボストンバック4個は余裕です。
20Lくらいのスーツケースだって、人数分積み込めます。
最前端のスライドでゴルフバック4個分!
出典:三菱公式サイト
後部席収納時+シートスライド機能の状態で、なんと448Lのスペースを確保。
これは9インチのゴルフバッグが4個入る広さに相当します。
でも、残念ながら4人は乗れなくなってしまったので、2人は電車になりますね。
収納にもちょっとした気遣いアリ
ラゲッジトレイ下には、工具や汚れた物を収納するのに便利なボックスを設置しています。
蓋を開けておくフックが付いてるので、片手でおさえる必要もなく、両手が自由につかえます。
ここで、エクリプスクロスの荷室の欠点をひとつ。
後部席は最大で20cmスライドできます。
ですので、スライドの状態によっては後部席の背もたれと荷室の間に隙間が生まれます。
雨対策でストックしてるビニール傘なんかは、溝落ち有力候補ではないかと。
そんな落下防止対策に、ラゲッジトレイ下のボックスが役立ちそうですね。
もっとおしゃれに!解放的に!おすすめのカスタムをご紹介
Gプラスパッケージを選択したら、もうお腹いっぱいかな。
なんて気もしますが、運転が楽しくなるオプションがまだまだありました。
おしゃれは足元から。スカッフプレート
出典:三菱公式サイト
ドアの開閉と連動して、ロゴ部分が白く発色します。
もちろんドレスアップだけじゃなく、機能面でもバッチリ!
乗車時の傷や汚れから車体を守ります。
足をかけないと乗れない小さな子供のいるご家庭には、重宝する一品ではないでしょうか。
フロアマットもメーカーから2種類でており、併せて使えば、車内の汚れ防止にダブルの効果です。
¥31,622(設置費用込み、税抜き)
夜のドライブに一役。フロアイルミネーション
出典:三菱公式サイト
大人のムード満点。
夜のドライブがワンランクおしゃれになること間違いなしです。
2万円台で購入できるなら、検討してもいいですね。
¥21,168(設置費用込み、税抜き)
リセールバリューを考えるなら。パノラマサンルーフ
出典:三菱公式サイト
解放感を得られることはもちろんですが、もうひとつオススメの理由があります。
それは、リセールバリューに有利なオプションだから!
サンルーフ付きの車は海外ではとても人気があるんです。
ですので、サンルーフがあるかないかが査定額に大きく影響します。
海外での販売台数が多いエクリプスクロスなら、高価な査定を期待できますね。
¥124,200(設置費用込み、税抜き)
まとめ
どれだけ運転に慣れていても、ちょっとした「うっかり」で大きな事故につながることもあります。
新型のエクリプスクロスでは、運転時の「うっかり」を防ぐための装備がいたるところにあると感じました。
また、ハンドルとシフトノブの本革巻きが、全グレード標準なのには驚きです。
しかし、本革シートが標準装備のグレードがないというのは、ちょっと残念ですね。
また、グレードMだとエクリプスクロスならではの安全装備が付きません。
エクリプスクロスを堪能したいなら、グレードG以上をオススメします。
そして、コンパクトSUVの欠点でもある後部座席の狭さ。
前席をいっぱいに下げても、男性がゆったり座れる広さがありました。
「見た目だけじゃなく、中身もスゴイ!」エクリプスクロスを、ぜひ体感してみてください。