ヴェゼルを購入!となった際にやはり気になるのは値引き額ですよね。
せっかく買うんだから少しでもお得にしていい買い物をしたいと思うのは当たり前です。
ヴェゼルを購入する前に今の値引き額を把握してたっぷり値引いてもらっちゃいましょう。
目次
値引き相場
「じゃあどの程度値引き額って期待してもいいの?」と疑問だと思いますので早速お話していきましょう。
ヴェゼル目標値引き額(2018年12月)
車体価格 18万円+オプション価格 4万円 = 22万円
この数字が値引き額と決まっているわけではありませんが、値引き額が10万円程度で出ていなら、まだまだ伸びしろはありますよ!
ただディーラーで10万円と値引き額を提示されても、「もっと値引けるだろ!」っといった姿勢をとるのは絶対だめです。
このサイトの値引き額を営業マンに言ったところで、ほとんど譲歩してくれないでしょう。
何故か?
それはあなたが「何も知らない」と営業マンに悟られてしまうからです!
営業マンも素人ではありません。
インターネットで出回っている大まかな数字は知っているはずなので、「あ、この人ネットの数字みてしゃべってるだけだな」と思われたら、こちらの思惑は丸裸にされたのも同然です。
適当にあしらわれて契約させられるでしょう。
交渉するのと、ただ値切るのはわけが違います。
ではうまくいく交渉術とは?
次から営業マンに負けないための情報と交渉ツールをご紹介していきます!
2018年値引き推移
現行モデルは2018年2月にモデルチェンジしました。
当初はやはり値引き額は渋いものでしたが、段々と値引き額も上がってきています。
ではいつ売れているのか?
まずはここ一年のヴェゼルの販売台数を確認してみましょう。
販売月 | 台数 | ヴェゼル順位 | CH-R 順位 |
---|---|---|---|
1月 | 3,411 | 22位 | 11位 |
2月 | 5,887 | 15位 | 9位 |
3月 | 9,030 | 12位 | 9位 |
4月 | 4,047 | 17位 | 15位 |
5月 | 3,860 | 16位 | 12位 |
6月 | 6,502 | 14位 | 13位 |
7月 | 4,724 | 17位 | 13位 |
8月 | 3,487 | 18位 | 9位 |
9月 | 5,757 | 15位 | 12位 |
10月 | 5,061 | 16位 | 13位 |
引用先:自販連
やはり3月は決算なので販売台数もダントツでいいです。
あと6月のボーナス時期も売れてますね。
モデルチェンジしてからの11月・12月のデータはまだありませんが、やはり決算とボーナス時期の売上がいいのは予想通りだったのではないでしょうか?
ではお待ちかね値引き額はの推移を見ていきましょう!
月 | 目標値引き額 |
---|---|
12月 | 18万円 |
11月 | 18万円 |
10月 | 18万円 |
9月 | 18万円 |
8月 | 18万円 |
7月 | 17万円 |
6月 | 17万円 |
5月 | 15万円 |
4月 | 15万円 |
3月 | 13万円 |
2月 | 13万円 |
1月 | 13万円 |
モデルチェンジ当初は値引き額も低かったのですが、段々と値引き額も上がってきています。
決算時期は狙い目なので、購入を検討している方は今くらいから検討し始めて、3月くらいを狙うのがいいかもしれません。
限界値引きを引き出す交渉術
さて、ではディーラーへ赴き交渉しなければ・・・どうしますか?
先にも言った通りいきなり値引きの話をするのは交渉とはいいません。
値引いてくれとこちらの願望を押し付けているだけです。
ではスマートに交渉を優位にすすめるには?
早速大事なポイントを押さえていきましょう。
C-HRも見積もりの検討にいれる!
出典:C-HR公式サイト
ヴェゼルを購入するにあたりC-HRを比較に出すのは有効です。
先ほどの表で見た通り、ヴェゼルはC-HRに煮え湯を飲まされています。
ホンダとしてもC-HRには勝ちたいと思っているはずです。
営業マンもC-HRを検討していると聞いたら「きたー・・・」と思うことでしょう。
C-HRを検討車に出すのであればトヨタの営業マンにもそれなりの見積もり額を出していただがないと意味がありません。
なのでC-HRの値引き推移も確認しておきます。
月 | 目標値引き額 |
---|---|
12月 | 27万円 |
11月 | 27万円 |
10月 | 27万円 |
9月 | 26万円 |
8月 | 24万円 |
7月 | 23万円 |
6月 | 23万円 |
5月 | 26万円 |
4月 | 25万円 |
3月 | 25万円 |
2月 | 25万円 |
1月 | 25万円 |
ヴェゼルの値引きを最大限に上げるには、C-HRの値引き額も目標近くまで出しておくことは大切です。
値引き額が低すぎては比較検討する意味がないので、面倒くさいかもしれませんが頑張りましょう。
今年もC-HRに軍配が上がりそうですが、ホンダの営業マンもまだまだ諦めてはいません。
1月は初売りセール2月3月は決算セールがあるので、営業マンも気合を入れているはずです。
あまりホンダの店舗がない地域でも、トヨタは必ずあるので競合させるのは十分有効だと言えます。
営業マンと駆け引きで勝つために
営業マンが出てきて名刺を貰ったら、さあ交渉です。
ただ、営業マンも人間です。営業マンにクレーマーのレッテルを貼られてしまうと値引き交渉どころではありません。
円滑に交渉を進めるために大事なポイントをまとめました。
①1回目の交渉は紳士になりきる!
下準備で調査していくのは当たり前ですが、一番大事なのは1回目の交渉では、紳士的な対応を心がけることです!
なぜか?
もしあなたが店番をしていて、初めて来たお客様は紳士的で優しい人がいいですか?それともクレーマーのようなうるさいお客様がいいですか?
答えは前者ですよね。
値引きに飢えた狼が店にやってきたら誰だって逃げ出したくなります。
調査してヴェゼルの値引き額や下取り調査もしていくのは大切ですが、いきなり来て調べた値引きのネタをマシンガンのように打たれたら営業マンもドン引きです。
まずは1回目の交渉は、
・ヴェゼルを購入したい旨を伝える
・試乗車があるなら試乗してみる
・下取りありと下取りなしの見積もりを依頼する
・C-HRなどライバル車もいいなと思っているなどの雑談
程度にとどめましょう。
営業マンにこちらがどういったマーケットの人間か想像させるのも大切です。
適度に情報提供をして本当に買う気があるアピールをすることにより、営業マンにやる気を与えておきましょう。
ただし、ヴェゼルが本命であることはこのタイミングでは言わないで、確信に近づきつつもぼんやりとさせておきます。
どれだけ値引いてくれるのかが一番気になりますが、グッと堪えて値引きの話は次回まで持ち越しです。
2回目行く前に、経営資本の異なるディーラーやライバル車の見積もりも出しておきましょう。
何社見積りを出してもいいとは思いますが、車の見積もりは結構時間がかかります。
買う気のないディーラーは見積もりをもらったら、適当にあしらって帰りましょう。
何社も見積もりを出してもらうのが面倒なら、C-HRの見積もりだけはもらっておきましょう。
ちょっと手間ですが、ヴェゼルの最大値引きを引き出すには必須です。
②2回目(以降)の交渉!調べたこちらの手札で駆け引き開始
ここで今まで調べてきた情報を精査して、営業マンにアタック開始です。
大切な事は、
・○○月中に決めてしまいたいと思っていると期限をはっきりさせる。
・下取り車がある方は、値引き額と下取り価格ははっきり分けさせる。
・どの程度安くしてくれるかはっきり聞きましょう。
ほかのディーラーも周り、とにかく好条件を出してくれる店舗を探します。
ホンダの営業マンに「すみませんが実はC-HRも見積もりを出してもらっている」と話もしましょう。
まだ決めかねているという印象を与えます。
検討車の話や予算の話をすれば、ある程度の値引き額は固まってくるでしょう。
何度も行くのがめんどくさいという方は、最後に、
・端数切りをして○○○万円なら買う!とハンコをちらつかせる
・コーティング代や満タン納車、登録代を値引いてくれたらOKなど
最後のひと押しの条件の提示を必ずしましょう。
もっと値引き額を引き上げたい!という方は最後にヴェゼル同士で競合させます。
ただし、ホンダ同士の競合は注意が必要です。
同じ法人同士で見積もりをすると、顧客情報管理が同じなので、すべての店舗でおおよそ把握されてしまいます。
なので営業マンが提示した以上の金額は、値引きしてくれないので注意しましょう。
どの店舗がどの法人に所属しているか必ず調べてください。
ホンダのホームページの店舗一覧を見ればすぐわかります。
簡単な見分け方としては、「ホンダカーズ〇〇」と〇の中が違えば法人が異なります。
例えば私が住んでいる兵庫県で説明しますと、
・ホンダカーズ兵庫三宮店
・ホンダカーズ神戸中央
この2つは法人が違います。ホンダカーズ兵庫○○は、○○の中が違っても同じ法人なので注意してくださいね!
近くにあったからついでに入るか!は絶対NGです。
ある程度値引き額が把握出来たら、一番いい条件で最後の一押しをしてOKにしましょう。
下取り車は一番高く買取する店を探す
下取りの車がある方は必見です。
ディーラーで引き取ってもらおうと思っている方はちょっと待った!
今ネットで簡単に下取り金額を調べられるってご存知でしたか?
ディーラーの下取り査定は低いです。
なぜか?
値引き交渉が入るのをわかっているので、下取り車の査定価格で調整するためです。
愛車に営業マンの言い値をつけられないためにも、一度は下取り査定を受けるかネットで大まかな下取り価格を、調べていくのがよいでしょう。
\下取りより50万円も高くなった方も!/
ここで納得のいく査定先が見つかったら、先に説明した見積もりの際の「値引き額」と「下取り価格」を分けるという所が、重要になってきます。
多くのディーラーは下取り車がある場合、下取り価格も含めて値引き額を決定してくることが多いのです。
本当は下取りの車は、100万円で買い取りできるのに70万円くらいに見積もりをして、差額を値引き代に充てるという手法を使ってくるわけです。
なので、ある意味これが値引きの最後の一押しですが、ある程度値引き額が決まったら下取りは別に出す旨を伝えましょう。
結果良ければさらに10万円以上お得になりますよ!
もちろんディーラーへ「下取り査定出したらこのくらいになったんだけど・・・」と言ってみるのもありです。
安くなる方にしましょう。
いやーそれでも営業の電話とかかかってきたらどうしたらいいの?・とりあえず簡単に把握できる方法はないの?と思われた方。
実は個人情報を入れずにおおまかな金額を把握する方法もあります。
このサイトでシミュレーションをすることができます。(日産のホームページもあります)
ざっくりですがおおよその金額を把握することはできます。
ですがこの数字を信じるのは危険です!
話すと長くなりますが、超簡単に言うと、こういった下取りに出される車の多くは海外に輸出されます。
車、部品、エンジンと多くの取引がされています。
結論:下取り業者はもっと高く買い取ってくれるので、信じるのはやめましょう。
・査定に出す勇気がないので、ディーラーの下取りで良い
・だが査定価格の相場は気になる
こういった方におすすめです。ガチで下取りしてほしい人は、査定サイトでしっかり調べる事をおすすめします。
乗り出し価格はいくら?
最後に実際の車体価格を押さえて、どの程度のお金がかかるのか予習しておきましょう。
HYBRID RS Honda SENSING(FF)
車両本体 | 2,869,400円 |
---|---|
オプション | 150,000円 |
諸費用 | 140,460円 |
合計 | 3,022,860円 |
※オプションは、カーナビ、ドアバイザー程度しか含んでいません。
コーディングやその他備品を付属につけるともう少し金額が上がります。
ヴェゼルは標準装備になっているものが多いのも、人気の一つです。
3,042,860円-220,000=2,820,860円
300万円切ったら合格でしょうか。
今後の値引き額の変動も気にしつつ20万円程度は目標にしましょう。
まとめ
C-HRの値引き額を見てもわかりますが、ホンダの値引きは少々低い印象があります。
この程度の交渉はクレーマーでもなんでもないので、どんどんアタックしていきましょう。
ただ、落としどころを決めておくことは大切です。
「絶対この金額じゃないとだめ!」と駄々をこねてしまうとクレーマーです。
予算とヴェゼルのグレードは、必ず自分と相談しておきましょう。
あと終わったら営業マンには感謝の意を伝えましょうね。
買ってやったんだぞ!もだめです。
今後気持ちよく付き合っていける環境を整えておくのも大切ですよ。
\下取りより50万円も高くなった方も!/