煽り運転・・・
昨今ニュースをはじめ、様々なメディアで取り上げられるこの話題。
煽り運転による事故
煽り運転を仕掛ける悪意あるドライバー
煽り運転の被害者・・・。
車を運転する人が、多くの人に迷惑をかけています。
そればかりか、取り返しのつかない悲惨な事故を引き起こしている現実。
車好きの一人として、この事実は見過ごせません!
今回は、煽り運転について、『人間の心理』と『車の外観や形状』2つの観点から考えてみます。
目次
そもそも、煽り運転ってどんな運転?
煽り運転とは、他の車を煽る事で、故意に危険を発生させる運転をする事。
例えば・・・
- 車間距離を不必要に詰める
- クラクションをむやみに鳴らす
- 急激な割り込みをする
- 極端な幅寄せをする
上記のような行動が煽り運転として認識されています。
これらは危険な運転とみなされていて、道路交通法において違反種別が設定されています。
煽り運転の態様と違反種別
運転の態様 | 違反種別(道路交通法違反) |
前方の自動車に著しく接近し、もっと早く走るよう挑発する | 車間距離保持義務違反(法第26条) |
危険防止を理由としない不必要な急ブレーキを描ける | 急ブレーキ禁止違反(法第24条) |
後方から進行してくる車両等が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならなくなるような進路変更を行う | 進路変更禁止違反(法第26条の2第2項) |
左側から追い越す | 追越しの方法違反(法第28条) |
夜間、他の車両の交通を妨げる目的で、ハイビームを継続する | 減光等義務違反(法第52条第2項) |
執拗にクラクションを鳴らす | 警音器使用制限違反(法第54条第2項) |
車体を極めて接近させる幅寄せ行為を行う | 安全運転義務違反(法第70条)
初心運転者等保護義務違反(法第71条第5号の4) |
『わかる 身につく 交通教本 (平成31年4月版より)』抜粋
なんか、カローラ乗ってた時はそうでもなかったのに、デイズに乗り換えたら増えた気が・・・。
あ、別にデイズを悪く言ってるんじゃないよ。
それも、ちゃんと原因があります。順番に説明しますよ。
『敵を知り己を知れば百戦殆うからず』
これは孫子の兵法書に書かれている言葉です。
敵をきちんと把握し、さらに自分の事もよくわきまえて戦えば、何度戦おうとも勝てる、という意味です。
今回の記事はこれにならって、煽り運転の実態を解説します。
煽り運転を知り、自分をちょっと見つめ直し、カーライフを楽しみましょう。
人や運転方法に起因した煽り運転
明らかに危険な行為だと分かっているのに、やってしまう可能性がある煽り運転。
これには、人間の心理状態が大きく影響しているのです。
人間は不快な事を前にするとイライラしますよね。
例えば・・・
電車を乗り換えるために急ぐなか、目の前の二人組の男女が超ゆっくり歩いている、とか。
電車から降りようとしているのに、ドアの前につっ立ってて邪魔なのにどかない人、とか。
思わず『チッ!』と舌打ちしたくなりますね。
運転もこれと同じように、不快な事があるとイライラします。
『ハンドルを握ると性格が変わる』人がいますが、これも運転中の心理状態の影響によるもの。
心理カウンセラーの晴香葉子先生によると、そもそも車を運転する事は・・・
『運転中は脈拍や血圧が上昇して神経が高ぶるので、感情的になりやすい』との事。
あなたにも自覚がありませんか。
お気に入りの車に乗り込み、ハンドルを握ってエンジンをかけると、テンション上がりますよね。
ワクワクして、いつも見なれた景色も鮮明に見えたりしませんか。
これは感覚が鋭くなり、精神が高ぶっている証拠。
この精神状態は、良い事も悪い事もいつも以上に敏感に感じ取ります。
つまり、ちょっと気に入らない事があると普段以上に『イラッ』としやすいのです。
例えは・・・
青信号に変わったのに、10秒くらい前の車が動かない。
普段なら10秒なんて、と思う所が運転中だと『早く行けよ!』と思ってしまう・・・。
このように、運転中はイラッとする場面が思いのほか多いのです。
煽りたくなる人の気持ち
車を運転していてイラッとする事はあなたにもあるでしょう。
特に、ウインカー出さずに急に曲がる、やたらブレーキを踏むといった運転をされるとイライラしますね。
ドライバーにとってイラッとするのは『運転してて不快・危険だと感じる行為を目にする』事。
様々な調査結果をもとに、煽り運転に発展しやすいきっかけを並べました。
- 追い越された
- 割り込まれた
- 未熟な車線変更
- 度を越したのろのろ運転
- 急にスピードを変える迷いのある運転
- ライトが眩しいのに配慮しない
- 荷物の乗せ方がおかしい
- 目立つ装飾
上記の中で、『そりゃ怒りたくもなるでしょ』と納得できる理由がチラホラ。
一方で、ほとんど言いがかりとしか思えないような理由もありますね。
このようにドライバーを普段以上にイラッとさせる原因を心理学の視点で見てみましょう。
原因は3つあります。
ユニフォーム効果
ユニフォームや軍服を着る、マスクをかぶる、強そうな服を着る・・・
これらは、無意識に『自分が強くなった、強い力が出せる、自信がつく』との効果があります。
同じように、車もドライバーに対してユニフォーム効果を及ぼします。
車がユニフォームのような働きをするんですね。
大きくて高級な車や、外観が大胆な車に乗ると、自分も凄い人になったと感じてしまうユニフォーム効果。
その結果、『危険でもなんとかなる』という大胆で攻撃的な運転になりやすいのです。
何でも出来そうな気がしてきた!
プライベート空間
車の中は、自宅ほどではないにしろ他人を気にしなくて良い空間です。
外では背筋を伸ばして歩いていても、家に帰るとダラけてしまうお父さん。
運転中も、これに近い心理が働きます。
自分の車に乗ってドアを閉めるとホッとしますよね。
プライベート空間は、誰かに遠慮しなくて良い場所。
だからこそ、油断すると配慮に欠けてしまう行動をしやすいので、要注意ですよ。
公園だけど別にいいっしょ!ポイッ!
匿名性
運転中、周りの車のドライバーの顔を見る事があるでしょう。
でも、友達や知り合いとは、そうそうすれ違いませんよね。
知り合いがいたとしても物凄く低い確率ではないでしょうか。
そう、一歩道路に出るとドライバーは名前も知らない赤の他人がほとんど。
だから『自分は多少無茶な運転をしても身元はバレない』という心理が働きやすいのです。
ま、どうせバレないから問題ないよね。
このように、運転席に座りハンドルを握るとドライバーは一種の興奮状態になります。
精神が高ぶり、プライベートな空間で、いつも以上に大胆になってしまいます。
だからドライブデートって盛り上がるんですけどねぇ・・・。
それはさておき、何より大切なのは安全運転ですよね。
ここはひとつ、運転前に深呼吸して冷たい水でも飲んで、クールにアクセルを踏もうではありませんか。
煽られやすい人の特徴
煽る人の心理状態がわかったところで、煽られやすい人とその運転傾向も紹介します。
煽られやすい運転はこちら!
- 高速道路の追越車線をずっと走行する
- 周囲の交通の流れよりも明らかに遅いスピードで走行
- むやみにブレーキを踏む
- 車線をまっすぐ走らない(むやみに車線変更を行う)
- ウインカーを出さずに車線変更
- 対向車がいるのにも関わらず、ずっとハイビーム
- 無灯火走行
煽られやすい人は、運転技術が未熟かつ、交通ルールを破っている事に気づいていない人。
上記の中で、煽られやすい人が特に気をつけるべき3点を以下にまとめました。
追越車線をずっと走る
一番右側の車線が空いてるからといって、そこをずっと走るのはダメ。
一番右側の車線は追越車線です。
これは、急ぐ車が前の車を追い越すための車線なので、ここをずっと走ると迷惑をかけます。
そして十中八九、煽られます!
この場合は煽られたとしても文句は言えませんよ。
それだけでなく、追越車線を長く走ると車両通行帯違反で捕まります。
運転に自信が無いのなら左側の走行車線をゆっくり走りましょう。
片側に2車線ずつある道は、左側が走行車線で右側は追越車線の場合が多いです。
高速道路の場合は左側か、真ん中の車線を走るようにしましょう。
参考:下の動画は追越車線をずっと走っていたばかりに、覆面パトカーに捕まってしまうところです。
対向車が来てもハイビームのまま
夜間はヘッドライトをハイビームにして走行する事を推奨されています。
というよりもハイビームの正式名称が『走行用前照灯』でロービームが『すれ違い用前照灯』なのです。
ハイビームはドライバーの目に直撃する高さなので、非常に眩しく視界を悪くさせるので危険です。
対向車が見えたらすぐにロービームにしましょう。
すでに普段サポカーに乗ってる人は、レンタカーに乗る時にご注意を。
レンタルする車種によっては型式が古く、自動でヘッドライトが点かず手動で点灯させる必要があります。
この場合、当然ハイビームとロービームの切り替えも手動でやる必要がありますよ。
大事故に繋がりかねない!無灯火走行
無灯火で走行している車をたまに見かけますが、危険極まりないです。
ドライバーにとっては、走行する道路や周辺だけでなく歩行者も見えません。
人や物にぶつかる可能性が高くなるので、絶対にヘッドライトを点けましょう。
また、対向車や歩行者にとってもヘッドライトが点いていないと車が見えないので、大変危険です。
夜間は必ずヘッドライトを点灯させる事を忘れないでください。
サポカーは自動でヘッドライトが点灯しますが、そうでない場合は手動で点けましょう。
後ろの車も、対向車もあなたにそれを知らせていたのに全く気付いてませんでしたね。
このような危険行為に、他のドライバーが親切心でパッシングやクラクションで教えたら・・・
『煽られた』と勘違いするドライバーが意外と多いとか。
パッシングは煽りだけでなく、何かを知らせる際にも使われる事を覚えておきましょう。
普段あまり車に乗らない人、車を乗りはじめた人は、基本的な運転マナーを守るよう意識しましょう。
車の外観や大きさが原因で煽られる
ここまでは、煽り運転につながる心理的要因や、『イラ!』っとさせる運転を紹介しました。
しかし、人の心理は複雑なもの。
先ほど、ユニフォーム効果の話をしましたね。
車はユニフォームのような効果をドライバーにもたらすのです。
つまり大きな車、高級車、誰の目にもイケてる車はこのユニフォーム効果も絶大です。
これらに乗っているドライバーはかなり『イケてる俺、凄いぞ私』になっていても不思議ではありません。
それに加え、ハロー効果(後述)も加わるので・・・
小さな車や軽自動車は大きな車に比べて『舐められる』リスクが増えます。
ジャイアンの名(?)台詞『のび太のくせに生意気だ』をそのまま軽自動車に置き換えると・・・
『軽自動車のくせになまいきだ』となります。
大きな車が『強そう』、小さな車が『弱そう』などと思うのは、ハロー効果のため。
ハロー効果とは、ある特徴が他の要素にも引きずられ、誤った認識をさせてしまう事です。
例えば、車が大きくても、乗っている人が偉いか強いかなんて関係ありませんよね。
しかし、大きい車に乗っている=乗ってる人も強いんだろうな、などと無意識に思ってしまうんです。
生き物は本能的に勝てそうな相手に戦いを挑み、負けそうな相手とは戦いを避けるもの。
煽り運転も全く同じで、煽る側は勝てそうな車にしか煽りません。
だから大きな車や高級車は煽られにくく、勝てそうな軽自動車や小さな車が煽られやすいのです。
また、一般的には高級車ブランドは煽られにくいと言われていますが、一番の決め手はやはり車の大きさ。
BMWやフォルクスワーゲン、ミニクーパーでも煽られた人はいます。
煽られやすい車
ここまでくるともう分かっちゃいますね。
煽られやすい車はズバリ・・・
優しそうな印象を与える小さな車と軽自動車!
小さな車、をもう少し詳しく言うと『小さくてあまり強そうではない車』です。
軽自動車以外でも丸っぽく小型の電気自動車やコンパクトカーなども該当します。
【マツダ キャロル】
出典:マツダ公式サイト
【日産 デイズ】
出典:日産公式サイト
【スズキ ラパン】
出典:スズキ公式サイト
【ホンダ フィット】
出典:ホンダ公式サイト
【日産 キューブ】
出典:日産公式サイト
白い車は優しいイメージがありますからね。
煽られにくい車
いよいよお待ちかね、煽られにくい車です。
ズバリ、大きい車・高そうな車はハロー効果が働くので、煽られにくいです。
また、あまり外観が大きくなくても、
- 角ばった見た目
- 無骨なイメージ
- なんかちょっと強そう
- 走り屋っぽい(ウイングが付いていたり)
- セダン
- 運転免許取り立ての人は乗りそうにない車
これらの車は煽られにくいです。
【ランドクルーザー】
出典:トヨタ公式サイト
【レクサスLX】
出典:レクサス公式サイト
【トヨタハイエース】
出典:トヨタ公式サイト
【スバル フォレスター】
出典:スバル公式サイト
【スズキ ジムニーシエラ】
出典:スズキ公式サイト
【トヨタ ヴェルファイア】
出典:トヨタ公式サイト
【日産 エルグランド】
出典:日産公式サイト
別の理由で煽られにくい車(これ最強?)
大きくて高級そうな車、無骨でいかにも強そうな車は煽られにくい事が分かりました。
実は、これ以外にも煽られにくい車が存在します。
そう、覆面パトカーに使われている車です。
厳密に、今の警察では覆面パトカーにこれら以外の車種も使われているかもしれません。
しかし、ドライバーの間では下記3車種は『覆面パトカーかもしれない』と警戒されています。
特にこれらの車の白、黒、シルバーが覆面パトカーの確率が高いのです。
なかでもクラウンは覆面パトカーとして最初に採用された車種なので、説得力がありますね。
もうお分かりですね、この3車種、煽られにくい車としてはかなり優秀って事!
【トヨタ クラウン】
出典:トヨタ公式サイト
【日産 スカイライン】
出典:日産公式サイト
【スバル レガシィ】
出典:スバル公式サイト
煽り運転への備え
煽り運転への対策は、自分の運転を気をつける以外にもできる事があります。
ちょっとした工夫で煽られにくくする方法がありますよ。
ドライブレコーダーを装備する
昨今の煽り運転事故が多発される事から、ドライブレコーダーの装備が推奨されています。
煽り運転によって被害にあった場合、録画があるのと無いのでは説得力が全く違います。
録画が無い場合、あなたは煽られた状況を詳しく説明できますか?
- どのくらいの距離まで幅寄せされたか。
- 車間を何㎝まで詰められ、何分間追いかけられたか。
- 後ろから煽られた時、時速何km/hで走行していたか。
- 相手の車種は何だったか。
- ドライバーはどんな人物だったか。
煽られて混乱している中、上記を細かく観察し説明できる人はほとんんどいないと思います。
その点、ドライブレコーダーなら録画を見せるだけで良いので、装備しない手はありません。
自分で取付できる人ならインターネットでもお得に購入できます。
【Amazonでレビュー点数の高い前後カメラ付きドライブレコーダー 3商品をピックアップ】
自分で設置するのはちょっと苦手・・・。
そんなあなたには、工賃のぶん割高になりますが、カー用品店のプランがおすすめ。
- 新車だから傷をつけたくない
- 失敗したくない
- とにかく面倒くさい
などの理由でこちらも利用する人が多いとか。
・オートバックス ドライブレコーダー取り付け工賃コミコミセット
ドライブレコーダーステッカー
ドライブレコーダーを買う先立つお金が無い・・・でも不安・・・。
そんなあなたに、ひとまずドライブレコーダーステッカーを装着してみませんか。
これなら出費も数百円〜千円で済みます。
気休めでしょ?と思うかもしれませんが、相手には『録画してるぞ!』という警告にもなります。
もちろんドライブレコーダーを実際に装備している人にもオススメです。
ドライブレコーダーを付けてるのに後ろから煽られやすいな、と感じた人はお試しください。
煽られた時の対処法
どんなに注意していても煽られてしまったらどう対処すべきでしょうか。
煽り運転は車間を詰められる事から始まる場合がほとんどです。
もし、『あ、煽られているなぁ・・・。』と感じたらすぐに道を譲る事。
これでほとんどの煽りは、回避できるはずなのです。
それでも追ってくる、または幅寄せや嫌がらせをしてくるのは、もうマトモではありません。
とにかく逃げる、相手の視界から消える、警察に連絡する、を考えてください。
【煽り運転の対処法】
煽られた場所 | 煽られ方法 | 対策 |
高速道路 |
車間詰め | ・道を譲る |
追いかけてくる、幅寄せしてくる | ・サービスエリアなどに逃げ込む
・路肩の非常用駐車スペースに停める ・出口があれば高速から降りる |
|
前方を塞ぐ進路妨害 | ・左側の車線で少しずつ減速し、距離を離す
・サービスエリアなどに逃げ込む |
|
一般道路 | 車間詰め | ・道を譲る
・片側1車線の場合、道路沿いのコンビニやお店に入る、交差点を曲がる |
追いかけてくる | ・片側1車線の場合、道路沿いのコンビニやお店に入る、交差点を曲がる
・それでも逃げきれないと思ったら、路上駐車してでもコンビニやお店に駆け込み、煽られている事を店員さんに伝え、助けてもらう、警察を呼んでもらう。 ・とにかく暴行を受けないように、人が多くいる所に行く |
1にも2にも大事なのは、あなたの安全!煽って来た車とできる限り離れる事です。
相手があなたに向かって何か話したがっていると思っても、取り合ってはいけません。
執拗に追いかけて来ている時点で、話し合う余地は無いんですから。
絶対にやってはいけないのが、煽って来た相手の要求に応じる事です。
『車の扉を開けろ!出て来い!!』と言われても決して応じてはいけません。
最悪の場合、命を危険にさらしてしまいます。
即110番通報してください。
そして全力で逃げるのだ!
まとめ
ここまで煽り運転について人の心理、車の見た目の影響などをご紹介してきました。
ここでおさらいです。
煽り運転のまとめ
☑️煽り運転は道路交通法でも違反が設定されている危険行為
☑️煽り運転に当たる危険な運転とは:
- 車間詰め
- 不必要な急ブレーキ
- 危険な車線変更
- 左側から追い越す
- 対向車の妨害目的のハイビーム
- クラクションをむやみに鳴らす
- 幅寄せ
☑️煽る人:一種の興奮状態。ちょっとした事でイラッとしやすくなる。
- ユニフォーム効果:車で自分も凄いと感じ、攻撃的な運転に。
- リラックス:他人に配慮しなくなる。
- 匿名性:身元がバレないからと、身勝手な運転に。
☑️煽られやすい人:未熟な運転、交通ルールを守っていない事への無自覚。
- 追越車線をずっと走る:車両通行帯違反。速やかに走行車線へ。
- 対向車にハイビーム:対向車が見えたらロービームへ。
- 無灯火走行:必ずヘッドライトを点けるべし。
☑️煽られやすい車:
- 小さい、コンパクト
- 軽自動車
- 白色、白に近い暖色系
- 丸みがあり優しい印象
☑️煽られにくい車:
- 大きい
- 明らかに高級車
- 無骨、イカツイ
- 強そう
- 走り屋っぽい改造車
- ド派手
☑️覆面パトカー御用達車種(煽られる確率は非常に低い):
- トヨタ クラウン
- 日産 スカイライン
- スバル レガシィ
- 推奨カラーは白、黒、シルバーなど目立たない色
☑️煽り運転への備え:
- ドライブレコーダー取付
- ドライブレコーダーステッカーを貼る
☑️煽られたら:
- 道を譲る
- 相手から離れる
- 警察に連絡
- 人目がある所に行く
☑️やってはいけない行動:
- 相手の要求に応じる
- 車のドア、窓を開ける
- 人がいない所に行く
- 外に出る
煽り運転、無くなれば良いですがそう簡単にはいかないのが現実。
近年煽り運転を行ったドライバーへの罰則も強化されています。
効果を期待したい所ですね。
しかし、まずはドライバーが煽ったり、煽られないようにしないよう自分をコントロールする事が大切です。
本記事が少しでも役に立てれば幸いです。
どこへ行くにも、安全に楽しく車に乗って、一人でも多く優良ドライバーが増える事を願います。