マカンの実燃費は悪いの？カイエンと比較してみた

昨今、ガソリンの値上がりで、乗りたい車にもなかなか乗りにくくなってきました。

「憧れのポルシェのマカンで、デートしたい！遠くに旅行に行きたい！」と思っていても、やはり気になるのが燃費。

輸入車って、燃費の悪いイメージや噂なんかを耳にしたことはありませんか？

「同じポルシェのSUV「カイエン」と比較して、どっちが燃費いいのかな？」などと疑問に思っている方もいるでしょう。

今回、そんな噂が本当なのかを調べてみたら、驚きの結果になりました！

マカンのグレードごとのカタログ燃費と実燃費の差

実際の燃費って、カタログで表記されている燃費と比較するとけっこう差が出ますよね。

購入後に気づいて『こんなに違うの!?』となる前に、一度参考にしてみてください。

マカンのカタログ燃費と実燃費を比較しました。

走行条件によって実燃費も変わってくるのですが、全体的にカタログ燃費の70%~80%程度に下がることがわかりました。

やはりカタログ燃費よりは悪くなるものの、思っていたほど悪くない印象を受けました。

市街地、高速道路で燃費はどう変わる？

通勤や買い物などの街乗りと、旅行など遠出をしたときの高速道路を走行した時の燃費では大きく変わってきます。

どれぐらい変わるのか気になりますよね？

走行状況別の燃費を調べました。

※データのグレードはマカンSでの値です。

市街地では、信号の影響などで燃費も若干悪くなっていますね。

渋滞時では、通常時よりさらに燃費が悪くなっているのがわかります。

高速道路での燃費は安定走行のため燃費は良くなっています。

このデータから見てわかる通り、街乗りでの燃費は様々な条件で悪くなっているので、エコ運転を心がけるともっと燃費が良くなります。

カイエンと燃費比較

ポルシェには、マカンの他にもう一台兄弟車があります。

それは『カイエン』です。

カイエンは、マカンよりも一回り大きいサイズの車になります。

マカンの燃費はなかなか良かったのですが、カイエンと比べるとどの位の差があるのでしょう。

カイエンの排気量は3000cc以上しか無いため、マカンSで比較してみました。

同じ排気量でもカイエンよりマカンSの方が燃費がいいですね。

カイエンの重量が2,060kg、マカンSの重量が1,920kgとマカンSの方が140kgも軽いため燃費が良くなっています。

この結果から、マカンの方が経済的に優秀ですね。

ガソリン満タンで何キロ走るのか？

マカンの燃料タンクは全グレード同じで65Lです。

満タンでどれぐらい走るのか、実燃費で計算してみました。

計算してみると、意外に走行できることがわかりました。

1ヶ月400kmの走行なら、1回の給油で足りそうですね。

ただし、実際の走行条件はその都度変わってくるので、あくまで目安として参考にしてみてください。

ちなみに、給油ランプの点灯する残量は残り10Lで点灯するのが多いです。

10Lあれば80㎞は走れますので、焦らず給油しに行きましょう。

一ヶ月のガソリン代はいくら？

そこそこ燃費の良いマカンですが、ひと月に幾らぐらいかかるのか気になりますよね？

マカンのガソリンはハイオクを使用しているので、ハイオクの現在の値段160円/Lで計算してみました。

※グレードはマカンで計算しています。

ハイオク仕様なので、ガソリン代は必然と高くなってきます。

一番平均的な走行距離、500km/月で8,908円です。

やはり高いですね・・・

1,000km/月だと17,817円ですから、かなり家計を圧迫する金額です。

月の走行距離が多い方は、ガソリン代を覚悟しておく必要がありますね。

まとめ

輸入車でハイオク仕様となれば、必然的に維持費は高くなってしまいます。

しかし、マカンの兄弟車であるカイエンと比べると、マカンのほうが燃費が良いことがわかりました。

とはいえ、燃料がハイオクなので、やはりガソリン代は高くなります。

毎日の通勤と週末の長距離ドライブなど、月の走行距離が多い方はガソリン代の捻出に苦労するかもしれませんね。

でも、「憧れのマカンに乗るため」です。

毎日のちょっとした贅沢や無駄遣いを考え直して車の維持費にすることで、憧れを現実にできるかもしれませんよ！