フォルクスワーゲン・ポロを検討しているあなた、新型の燃費が気になりませんか?
私自身も燃費が良くて加速が良い輸入車を探し、いろんな車を試乗して比較してきました。
私が実際にフォルクスワーゲン・ポロを市街地・高速走行をしたときの実燃費を紹介します。
さらに、フォルクスワーゲン・ポロのライバル車とも比較していきましょう。
目次
新型ポロの市街地での燃費と高速道路の燃費
新型ポロの市街地での走行は、カーセンサーでは「燃費が悪い」という口コミがありました。
しかし、軽自動車のエコカーと比較してみても、フォルクスワーゲン・ポロのほうがかなり燃費が良いと感じました。
燃費が悪いと感じる人は、渋滞が多い道を走行することが多いのではないでしょうか。
もしくは、エンジンが温まるまでに目的地に到着しているのかもしれません。
乗り方次第で燃費は大きく変わりますからね。
私は毎日の通勤で往復30キロの距離を走行し、土日は高速道路を走ることも多いです。
そんな中で計測した実燃費が「18km/L」。
渋滞さえなければ「20km/L」を超えることもあります。
また、走行状況も燃費に影響します。
私が計測した実燃費は市街地走行では「18km/L」、高速道路では「21km」でした。
燃費を良くしようとおとなしく走行をしていたわけではなく、何気なくデジタルの燃費計を見ると「18km/L」だったのです。
かなり優秀ではないでしょうか。
フォルクスワーゲン・ポロのライバル車と燃費バトル!
フォルクスワーゲン・ポロのライバル車は、アウディ・A1や、スマート・フォーフォーなどです。
中には聞き慣れないメーカーもありますが、以下の車種は全てフォルクスワーゲン・ポロのライバルとなります。
車名 | カタログ燃費 |
---|---|
フォルクスワーゲン・ポロ | 19.1km/L |
アウディ・A1 | 22.9km/L |
フォルクスワーゲン・UP! | 22km/L |
スマート・フォーフォー | 22km/L |
アウディ・Q2 | 19.8km/L |
上記の輸入車は、排気量1000ccのコンパクトカーです。
また、値段的にもフォルクスワーゲン・ポロと変わらない車達なのです。
結果は、カタログ数値では一番燃費が良いのはアウディ・A1の「22.9km/L」です。
そして一番悪いのが、フォルクスワーゲン・ポロでした・・・
でも、実燃費を調べてビックリ!
実燃費も調べてみた
それぞれの実燃費を調べてみました。
車名 | 実燃費 |
---|---|
フォルクスワーゲン・ポロ | 11.77km/L~21.30km/L |
アウディ・A1 | 9.42km/L~16.10km/L |
フォルクスワーゲン・UP! | 16.67km/L~22.56km/L |
スマート・フォーフォー | 11.42km/L~16.23km/L |
アウディ・Q2 | 11.01km/L~17.51km/L |
フォルクスワーゲン・ポロのライバル車の実燃費は、カタログ数値よりもかなり悪い結果になっていますね。
ポロはカタログ燃費にとても近くて、実際に市街地走行をしても、明らかに燃費が良いと感じます。
フォルクスワーゲン・ポロを新車で買うときに、アウディ・A1も検討してました。
理由は、カタログ燃費が「22.9km/L」なので、実燃費もそれほど変わらないと考えたからです。
でも、e燃費で調べると実燃費はフォルクスワーゲン・ポロよりも、悪い結果になっていることに驚きました。
全体的に見ると、フォルクスワーゲンの車が一番燃費が良いという結果になりました。
旧型ポロより新型ポロの燃費が悪いって実際はウソ!?
輸入車はハイオク限定なので、どうしても燃費の良い車を求めてしまいます。
でも、どうせ輸入車を買うなら燃費も加速も良い快適な車がいいですよね。
しかし、「新型ポロは旧型より燃費が悪い」という噂が聞こえてきたり・・・
実際のところ、どうなの!?
旧型と新型のカタログ燃費を比較
まずは、旧型ポロと新型ポロの、カタログ燃費について比較をしていきます。
排気量 | カタログ燃費 |
---|---|
2000cc(新型) | 16.1km/L |
1800cc | 17.2km/L |
1600cc | 11.4km/L |
1400cc | 13.2km/L |
1200cc | 22.2km/L |
1000cc(新型) | 19.1km/L |
「1200cc~1800cc」の排気量が旧型になりますが、カタログ燃費は「11.4km/L~22.2km/L」です。
新型ポロは、5つのラインアップ中の4つが999ccで、カタログ燃費は「19.1km/L」となっています。
「Polo GTI」のみ排気量が1984ccとなり、カタログ燃費は「16.1km/L」。
たしかに、新型車だからといって燃費が1番良いわけではないようです。
ただし、燃費の数値が負けているのは1200ccの旧型にだけ。
その他の旧型より、燃費は格段とよくなっています。
旧型と新型の実燃費を比較
では、次に実燃費を比較してみましょう。
排気量 | 実燃費 |
---|---|
2000cc(新型) | 9.97km/L~10.32km/L |
1800cc | 10.92km/L~16.46km/L |
1600cc | 10.77km/L~12.38km/L |
1400cc | 13.90km/L~22.09km/L |
1200cc | 9.42km/L~17.54km/L |
1000cc(新型) | 12.79km/L~21.30km/L |
実燃費も、ほとんどの旧型より良くなっています。
「新型ポロは旧型ポロより燃費が悪い」という噂は、真実味がないですね。
私のポロの実燃費は、カタログ燃費とほぼ同じ数値のときがあります。
調子が良いときでカタログ数値を大幅に超えることもあるんです。
乗り方や状況にもよりますので、燃費情報はあくまでも目安に過ぎないということですね。
新型ポロの燃費向上のシステムとは?
引用:https://sp.volkswagen.co.jp/newpolo/
新型ポロの魅力の1つは、なんといってもダウンサイジングターボ搭載による燃費の向上。
ダウンサイジングターボというのは、排気量を小型化して今までのエンジンと同じような、動力性能を確保している事を言います。
さらに、排気量が低くなることで、走行時の燃費も向上させることが出来るのです。
日本では自動車税は排気量が大きくなるほど、支払う税金が上がっていきますよね。
新型ポロはターボチャージャーを使うことで、歴代のポロと変わらないくらいのパワーを持っています。
しかし、排気量が「1000cc」と小さくなったため、自動車税が29,500円と安くなりました。
燃費が向上したうえに自動車税まで安くなり、いい事ずくめです!
1ヶ月のガソリン代を計算してみた
私が実際にポロに入れているハイオクは、単価139円です。
現在の全国平均単価が149円となっているので、それで計算すると以下の表のような金額になります。
ポロの実燃費:18km/L
1ヶ月の 走行距離 |
用途 | 1ヶ月の ガソリン代 |
---|---|---|
100km | あまり 乗らない |
827円 |
300km | 買い物と 送迎 |
2,483円 |
500km | 買い物と週末 ドライブ |
4,138円 |
1000km | 通勤と 週末 ドライブ |
8,277円 |
※燃料単価ハイオク149円で計算(2019年2月2日現在の単価)
1ヶ月間「1000キロ」走行したとして、燃料は「8,277円」となりました。
毎日乗ったとしても、月1万円以下にはなりそうですね。
ポロの燃料にレギュラーを入れてはいけないのはなぜ?
ポロのような輸入車に「レギュラーガソリンを入れてはいけないの?」なんて疑問がわきませんか?
どうして、輸入車に燃料単価の安いレギュラーを入れてはいけないのか?
それは、着火しやすいレギュラーガソリンをハイオク指定された車に入れてしまうと、異常な燃焼状態になるからです。
営業マンから、実際に販売している車にレギュラーを入れてはいけないのかを聞いてみました。
その値段は30万円~50万円となるので、絶対に間違えないようにしてください。
以上のように言われました。
これはかなり痛い出費になりますね・・・
絶対に間違えないよう、気をつけましょう。
まとめ
フォルクスワーゲン・ポロは、燃費が悪いという口コミもあります。
しかし、実際の道路状況によって燃費はだいぶ違ってきます。
通行が少ない田舎道では、一定の速度で走れるのでカタログ燃費以上になりやすいです。
逆に、車が多くノロノロ運転の渋滞になると、かなり燃費が悪くなるという結果が出ています。
私自身が市街地走行をしたときの実燃費は「18km/L」でした。
とはいえ、運転方法や道路状況によっても違うので、こういう燃費はただの目安とお考えください。
フォルクスワーゲン・ポロの試乗をすると分かると思いますが、とても加速が良くて運転が楽しく感じますよ。
実際に乗って体感していただくことをオススメします!